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項目ごとに五十音順 良作一覧(スーパーファミコン) 良作(任天堂据置機) - FC / SFC / その他任天堂据置機 / Switch ゲーム一覧の判定欄には、基本情報表のメイン判定のみ記載。 判定欄の「*」印は、発売当時から判定が変化した事を意味し、最新版のメイン判定を表示する。 議論スレは左メニューの「意見箱(良)」が該当する。 スーパーファミコン(1990年11月21日) タイトル ジャンル 判定 概要 あ行 アースライト SLG 良 『ネクタリス』の流れを汲むウォーシミュレーション。見た目はポップ、中身は骨太の「本気にさせる、ベビーフェイス」 R-TYPE III THE THIRD LIGHTNING STG 良 覚えゲーとして絶妙なゲームバランスを誇る、旧アイレム最後の「R」作品。「ヲヤスミ、ケダモノ。BYE×2 BYDO」 RPGツクール2 etc 良 PS版『3』と並び、コンシューマ最高との声も高い。 赤ずきんチャチャ RPG 良 トミーSFC最終作。憎さ余って、かわいさ100倍。 アクスレイ STG 良 意欲性と手堅い完成度を兼ね備えた、数少ないSFCオリジナルSTG。 アクトレイザー ACT/STG 良 硬派なアクションと簡易シミュレーションの合体作。古代祐三氏のBGMが業界内外に衝撃を与えた。 悪魔城ドラキュラ ACT 良 SFCでより演出が冴え渡ったゴシックホラー・アクション。 アラジン ACT 良 世界のディズニーとあのカプコンがコラボ。結果生まれたのは原作映画にも劣らぬ良作アクション。 アルカエスト ACT 良 『聖剣伝説2』のように武器を使い分けて進む見下ろし型アクション。HAL研究所の倒産間際のゴタゴタで知名度が低いのが惜しまれる。 アンジェリーク SLG 良 「女性向け恋愛ゲーム」の草分け的存在。 いただきストリート2 ~ネオンサインはバラ色に~ TBL 良 シリーズ2作目でありながら最高傑作との声も多い。筒美京平が手掛けるBGMも印象的。 イデアの日 RPG 良 良作且つ怪作という怪挙。ギャグ漫画家の作品は一味違う。摩訶摩訶の雪辱は十分果たせた。 伊藤果六段の将棋道場 SPG 良 プロ棋士と同時に詰将棋の作家でもあられる伊藤果六段による365問の名作が集結。これから毎日詰将棋を解こうぜ。 ウィザードリィI・II・III ストーリーオブリルガミン RPG 良 FC版のウィザードリィ三部作をSFCに移植。シリーズ中入手困難なのが玉に瑕か。 ウィザードリィV 災渦の中心 RPG 良 シナリオ5の移植。ハード変更によりパワーアップ。 ウィザードリィVI ~禁断の魔筆~ RPG 良 ほぼ別物と言って良いほどの従来からの大刷新。シリーズ経験者からは不評を受けるも作品自体は丁寧に作られた良作。 ヴェルヌワールド RPG 良 7つの島で「八十日間」や「海底二万哩」などが本格的に始まるぞ。腕自慢の冒険者よ、2028年夏はVWで決まりッ!! ウォーリーをさがせ! 絵本の国の大冒険 ADV 良 書斎から絵本の世界でウォーリー以外を探せ!ウォーリー親衛隊に入りたい人、まずは本作を探せ! 海腹川背 ACT 良 伸縮自在のゴムつきのルアーを駆使してステージを進んでいく「ラバーリングアクションゲーム」。 ウルトラセブン FTG 良 『ウルトラマン』のシステムを引き継いだ作品。簡易ながら対戦モードも実装。 ウルトラマン FTG 良 制限時間3分。君はゼットンに勝てるか。 SDガンダムGX SLG 良 前作『SDガンダムX』をベースに色々な新要素をプラス。戦いは補給だよ兄貴! SD機動戦士ガンダム2 ACT/STG 良 SDで再現したZガンダム。原作再現度は高く、前作より難易度はマイルド化。 SDザ・グレイトバトル 新たなる挑戦 ACT 良 エストポリス伝記II RPG 良 良質なストーリーと音楽、溢れるほどのやりこみ要素。普通のRPGだけど魅力満載な隠れた名作。 エナジーブレイカー SRPG 良 ダメージを受けたらバランスを崩すのは当たり前。作り込みの細かさが光る隠れた名作。 エリア88 STG 良 新谷かおるの名作漫画のACゲーム版を大幅にアレンジ移植。オリジナルとはまた違った面白さ。 F-ZERO RCG 良 ローンチタイトル。近未来をテーマにした爽快感満点のレースゲーム。ファミ通でTACOX氏が10点満点をつけたことでも話題に。 大物ブラックバスフィッシング 人造湖編 SPG/RPG 良 強気な値段設定だが、大人向けのバス釣りゲームとしてはかなり出来た内容。 か行 カービィボウル ACT 良 ゴルフとビリヤードを合体させたような独自のボールゲーム。ユーザーの解析によって今もなお新たなルートが構築されている。通常クリアするだけならそこまでではないが、完全クリアの難易度は高い。 ガイア幻想紀 ARPG 良 ソウル3部作第2弾。闇の力で世界の謎に立ち向かえ! 描いて・作って・遊べる デザエモン etc 良 手軽にSTGを製作できるコンストラクションソフト第2弾。これ1本で絵を描いたり作曲まで出来てしまう多数の名作を生み出した優れモノ。 学校であった怖い話 ADV 良 怖いのは先輩達や話だけじゃない。オープニングで遊んでる子供たちの影が…。 カオスシード -風水回廊記- SLG 良 洞窟育成シミュレーションと言いながら、遊んでみるとアクションRPG。洞窟を舞台に、時空を超えたシナリオも非常に深いと言える。 かまいたちの夜 ADV 良 吹雪によって外界と隔絶されたペンションで起こる連続殺人事件。サウンドノベルの名作。 迦楼羅王 ACT 良 ソニー謹製の王道アクションゲーム。今は高根の花となってしまったよ…。 川のぬし釣り2 SPG/RPG 良 クマやスズメバチと殴りあいながら、懐かしいふるさとで釣りを楽しめる斬新な釣りRPGが、大幅にパワーアップ! がんばれゴエモン ~ゆき姫救出絵巻~ ACT 良 ゴエモンとエビス丸、SFCにデビュー!奇妙奇天烈奇想天外な江戸時代を旅しよう。 がんばれゴエモン2 ~奇天烈将軍マッギネス~ ACT 良 サスケがプレイヤーキャラに、そして巨大ロボット・インパクトの鮮烈デビュー。みんな大好き和食城。細切れにされるのは嫌だけど…。 がんばれゴエモン3 ~獅子重禄兵衛のからくり卍固め~ AADV 良 奇想天外な江戸は未来も奇想天外だった。アクションから謎解きメインのアクションADVに手を伸ばしたゴエモンシリーズの意欲作。 がんばれ!大工の源さん ACT 良 後のセカンドヒロイン「刃渡ミカ」がのっけから強烈なインパクトを放って鮮烈デビュー!SFCで大幅グレードアップし他にも個性豊かなキャラが勢ぞろい。 奇々怪界 謎の黒マント ACT/STG 良 小夜ちゃんがパワーアップして帰ってきた。SFC版新生『奇々怪界』シリーズ第1弾。 キャプテン翼III 皇帝の挑戦 SPG/SLG 良 ハード向上で演出とBGMがよりパワーアップ。『翼II』に続く名作。「走れイナズマ!」 くにおくんのドッジボールだよ全員集合! SPG 良 熱血ドッジの集大成。 グラディウスIII STG 良 AC版を大幅にアレンジ移植。高い完成度と原作とは違ったベクトルの面白さを獲得。 GRANHISTORIA ~幻史世界記~ RPG 良 バンプレストからオリジナリティの強いRPGが登場。世界を救うための20年もの長い旅が今始まる。 クロックタワー ADV 良 洋画的な雰囲気と独特のシステムが特徴のヒューマン傑作ホラーゲーム。あなたはか弱い少女を不死身の殺人鬼から逃す事ができるか? クロノ・トリガー RPG 良 日本RPGの双璧・『DQ』と『FF』の制作者が手を組んで生み出した、RPG史上に残る屈指の傑作。 ゴジラ怪獣大決戦 FTG 良 『爆闘列伝』をベースとした移植作品。 魂斗羅スピリッツ ACT 良 ド派手な演出が次から次へと襲い来る、爽快感抜群のデストロイアクション。 さ行 ザ・グレイトバトルIV ACT 良 「ロボーーーーーッ!」コンパチカイザー初登場作。キャラ選択システムによる自由度の高い攻略が可能なのが売り。 ザ・ニンジャウォーリアーズ AGAIN ACT 良 あまりにも原作から豹変してしまった故にアンチも多いが、良作リメイク。 ザ・ファイヤーメン ACT 良 「火は生き物」の格言をゲームに上手く落としこんだ消火アクションゲーム。 ザ・モノポリーゲーム2 TBL 良 歴代モノポリーのTVゲームとしては極めて完成度が高いと評判の1作。 THE LOST VIKINGS II ACT 良 バイキングの大迷惑2として日本にも来る可能性はあった作品。色々と強化された高難易度のパズルアクション。 Secret of Evermore ARPG 良 海外では聖剣伝説3の代わりに発売された作品。『聖剣伝説2』のシステムをベースにした名作。世界観は全く異なるが『FF』キャラも色々と友情出演している。 Jリーグ エキサイトステージ 94 SPG 良 SFCサッカーゲーム屈指の操作性。 ジェリーボーイ ACT 良 「隠れた名作」という言葉が良く似合うアクション。ほのぼの世界観。 実況おしゃべりパロディウス STG 良 パロディウスシリーズの代表格とも言えるおバカな外見とグラディウスの魂を併せ持つ 怪 快作。 シムアース SLG 良 壮大なスケール感の生態系構築シミュレーター。40億年の地球の歴史を追体験できる。 シムシティー SLG 良 都市を育てる箱庭ゲーの始祖。随所に任天堂のアレンジが光る名移植。 重装機兵ヴァルケン ACT/STG 良 爽快ロボットアクション!総員、オリジナルスタッフに敬礼! 将棋 風林火山 TBL 良 谷川九段の将棋指南IIIから4年、更に4人の棋士が加わりSFC将棋の歴史が本格的に到来!!!!! 新機動戦記ガンダムW ENDLESS DUEL FTG 良 キャラゲーの皮をかぶった本格派格ゲー。時代を先取りした数々のシステムで次世代機並のスピード感と爽快感を誇る。ヤツの反応速度を超えろ!! 真・女神転生 RPG 良 プレイのあいだ がったいにはまらないよう おきをつけて…。 新桃太郎伝説 RPG 良 桃太郎シリーズの異端児である鬱ゲーにして難ゲー。意欲的な試みが多くなされた力作。 スーパーR-TYPE STG 良 音楽がSUPERなアレンジになって登場。難易度も引き下げられた。 スーパーガチャポンワールド SDガンダムX SLG 良 カプセル戦記の血を受け継ぐ名作。 超(スーパー)原人 ACT 良 現代、体内、月、宇宙要塞、亜空間…シリーズ最大級のスケールで繰り広げる冒険。原始…人…? スーパー五目ならべ連珠 TBL 良 SFC連珠の第1弾。日本連珠協会推薦。初心者にとっては茨の道と心得よ。 スーパーチャイニーズワールド2 宇宙一武闘大会 ARPG 良 カンフーへの回帰。RPGと格ゲーの融合。そして舞台は宇宙へ。スーパーチャイニーズここに極まれり。 スーパー詰将棋1000 SPG 良 SFC“初”ではないものの、SFC詰将棋専門ソフトとしては問題数と手数はダントツを誇る。 スーパーテトリス2+ボンブリス ACT 良 FC版のグレードアップ版。BGMは一新。 スーパードンキーコング ACT 良 SFC屈指のグラフィック、絶妙なステージ構成。レア社が送るアクションゲームの傑作。 スーパードンキーコング2 ディクシー ディディー ACT 良 レア社が誇る傑作第2弾。進化したのはCGだけじゃない。主役もドンキーコングじゃない!? スーパードンキーコング3 謎のクレミス島 ACT 良 SFC最高画質!さらに個性的なキャラが加わったドンキーコング第3弾。 スーパードラッケン ARPG 良 まさかのドラッケンの続編だが、アクションRPGになってしまった。 す~ぱ~なぞぷよ ルルーのルー ACT/PZL 良 新たに追加シナリオ「ルルーのルー」が追加。もちろんアルルもいるよ! スーパーファイヤープロレスリング SPG 良 ファイプロシリーズがついにスーパーファミコンに上陸。あの巨人モデルのレスラーがシリーズで唯一登場。 スーパーファイヤープロレスリング スペシャル SPG 良 ファイプロシリーズ中興の祖。チャンピオン「ロードォォォォォォォォーーーーーーーーッ」 スーパーファミコンウォーズ SLG 良 あらゆる面がパワーアップしたのめり込めるSLG。 す~ぱ~ぷよぷよ ACT/PZL 良 現在も語り継がれているSFCぷよぷよ第1弾。北米ではキャラをカービィに差し替えた「Kirby s Avalanche」が発売された。 す~ぱ~ぷよぷよ通 ACT/PZL 良 SFCぷよぷよ第2弾。漫才デモが新たに追加され、ストーリーがより分かりやすくなった。 スーパーブラックバス SPG/SLG 良 SFC初の釣りゲー。PC及びFC移植の『ザ・ブラックバス』時代に比べて格段にリアルさが増した。 スーパーボンバーマン ACT 良 名対戦ゲームのSFC第1弾。パワーグラブ(パンチ)初登場。ストーリーモードの2人協力プレイが可能に。 スーパーボンバーマン2 ACT 良 パワーグローブ・ゴム爆弾・パワーボム・ゴールデンボンバー初登場。ただしパワーグラブ削除。前作と異なりストーリーモードも1人専用に。 スーパーボンバーマン3 ACT 良 相棒・ルーイがSFCに参戦。バトルモードの5人対戦も可能になる等、PCEのシリーズとの事実上の統合。ストーリーモードの2人協力プレイが再び可能に。 スーパーボンバーマン4 ACT 良 プッシュ初登場。マニアックモードも本作から導入。使い回しが目立つものの、新システムは大幅に増え、いつものボンバーマンらしさは健在。 スーパーボンバーマン5 ACT 良 新規+過去4作をモチーフとした100ものステージが待ち受ける。シリーズ有終の美を飾った傑作。セーブ機能もあります。 スーパーマリオRPG ARPG 良 「マリオ」の任天堂と「ファイナルファンタジー」のスクウェアが送り出す最高のコラボ。マリオらしいアクションとスクウェアお得意のRPGの融合・時代を感じられるメタネタも面白さの1つ。 スーパーマリオカート RCG 良 レースゲームにアイテム導入を取り入れた、アクションレースゲームの立役者。 スーパーマリオコレクション ACT 良 FC時代の名作4作品をリメイク。セーブ機能が搭載されプレイが快適に。再現性も非常に高い。 スーパーマリオ ヨッシーアイランド ACT 良 敵を飲み込んだり卵を投げたり、マリオ本編とは異なる新感覚のアクション。 スーパーマリオワールド ACT 良 そして舞台は恐竜ランドへ―。ローンチタイトル。SFC世界一の売り上げを誇る名作。ヨッシーのデビュー作でもある。 スーパーメトロイド ACT 良 国内外問わず未だに研究が行われている、シリーズ最高傑作と名高いアクションADV。 スーパー桃太郎電鉄II TBL 良 グラフィックがかなり強化され雰囲気が向上。キングボンビー ミニボンビー初登場。 スーパー桃太郎電鉄III TBL 良 メカボンビー初登場、貧乏神やキングボンビーもパワーアップし何もかもが発展形。それでいてわかりやすいシステムバランスが維持されている点もマル。 スーパーロボット大戦EX SRPG 良 「ラ・ギアス」を舞台に3人の主人公が繰り広げる異色のスパロボ。初期作としては低難易度。 スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL SRPG 良 本家スパロボに匹敵する人気を得たスピンオフ。 スーパーワギャンランド ACT 良 神様モードの鬼畜難易度は特に有名。ミニゲームも新たに追加。「リンゴ」=「ちがでませんか」!? スターオーシャン RPG 良 当時としては何もかもが斬新だったトライエースのあけぼの。 スターフォックス STG 良 SFCの特性上不可能だった3D描写をスーパーFXチップで実現した3Dシューティングの意欲作。 すってはっくん ACT/PZL 良 サテラビュー育ちの面クリア型アクションパズル。頭も操作テクも必須だが雰囲気はユルい癒し系。 ストリートファイターII FTG 良 対戦格闘ゲームの金字塔。基本的に移植度も良質、両国国技館で大会の開催までも。 ストリートファイターII TURBO FTG 良 パワーアップ要素がほぼ全部移植成功。バランスとスピードの整った対戦が大いに盛り上がった。 スヌーピーコンサート etc 良 あふれる原作愛。SFC屈指の良作キャラゲー。 Spider-Man and Venom Maximum Carnage ACT 良 国内では『マキシマムカーネイジ』のタイトルでメガドライブ版のみ発売。一級の原作再現度と多才な技を使用できるアクションが魅力の秀作。 スレイヤーズ RPG 良 原作者公認のスレイヤーズ本編第3部。やりすぎなほどの原作再現と驚きのシナリオはまさにキャラゲーの鑑。 聖剣伝説2 ARPG 良 『FF外伝』から1人立ちした真の意味での『聖剣伝説』第1作。以降のアクションRPGのスタンダードに。 聖剣伝説3 ARPG 良 美麗なグラフィック・BGM、魅力的なキャラクター。聖剣伝説黄金期の名作。 セプテントリオン AADV 良 いびつながらもファンを魅了した、海洋パニック映画とアクションの融合。 ゼルダの伝説 神々のトライフォース AADV 良 ボリュームとプレイアビリティを高め、以後のシリーズの基盤となった記念碑的作品。 全日本プロレス2 3・4武道館 SPG 良 ショーマンスタイルでいかに盛り上げるかの興業シミュレーション。これぞリアルプロレスの極み! ソウルブレイダー ARPG 良 『アクトレイザー』の開発スタッフが放つアクションRPG。難易度の低さや、魂を開放するなど独自の要素が多い作品。 SONIC WINGS STG 良 格ゲーの要素を含んだ事により人気となった、個性的なキャラがウリなシューティングのパイオニア。「このヒコウキ、とまんないよぉ!」 た行 ダービースタリオンIII SLG 良 おまかせ厩舎で初心者にも馴染みやすくモデルチェンジ。バグ反則技ができるのは残念。現実では無名な無料種牡馬がゲームでは一躍リーディングサイアーに!? ダービースタリオン96 SLG 良 システムは前作そのままながら馬も騎手も実名になりファンファーレまで現実準拠に。ファミコン時代からどんなゲームでも嫌われ者だったパスワードが本作では大好評。 大貝獣物語 RPG 良 屈指のトラウマダンジョン「バイオベース」が有名だが、実は中身のしっかりしたまさに貝の如き旨味の強いRPG。 大貝獣物語II RPG 良 エンカウント率、一部シーンは高難易度だが良演出やPLGS等の意欲的なシステムが光る本編最終作。 対局囲碁ゴライアス TBL 良 2人のプロ棋士監修によるSFC囲碁の第1弾。詰碁90問付き。 太閤立志伝 SLG 良 秀吉のサクセスストーリーを追体験するリコエイションゲーム第4弾の移植版。 第3次スーパーロボット大戦 SRPG 良 ハードをSFCに移し現在のスパロボの礎となった傑作。高い難易度の果てにある「ラグナロク」とは…。 大爆笑!!人生劇場 ドキドキ青春編 TBL 良 お金にこだわらず「人生経験」を稼ぐことを目標にした人生劇場。 タクティクスオウガ SRPG 良 神業級のグラフィック、強烈なシナリオ、重厚なサウンドが魅力のSRPGの金字塔。 だるま道場 PZL 良 だるま落としの要領で、積まれたブロックを横から叩き出して集めるパズル。 Dungeon Master RPG 良 PCから移植された、リアルタイム3DダンジョンRPG。遊びやすい調整がされた良移植。処理落ちしやすいのが最大の敵。 ちびまる子ちゃん めざせ!南のアイランド!! ACT 良 島へ行くのは難しいがちびまる子の要素が盛り込まれたパーティーゲームとしても秀逸である。あんた、買いだよ?これ。 超時空要塞マクロス スクランブルバルキリー STG 良 マクロスゲーとしては微妙だが、シューティングとしての出来は本物。 超魔界村 ACT 良 家庭用向けにボリュームアップした新たな魔界へようこそ。死にゲーぶりも健在で、ライトゲーマーにはまだまだ厳しい難度ではあるが、手ごたえを求めるならお試しを。 T.M.N.T. タートルズインタイム ACT 良 コナミの本気が垣間見える、原作愛に満ちた良作ベルトアクション。「カワバンガ!」 デア ラングリッサー SRPG 良 MD版『II』をベースに、マルチシナリオ制の採用などの大幅なアレンジを施した名作。 テイルズ オブ ファンタジア RPG 良 王道に倣いつつもただの勧善懲悪ではないシナリオで、ファンタジーRPGに新たな指針を示した作品。 デモンズブレイゾン 魔界村 紋章編 ACT 良 よりダークさを増した魔界村のスピンオフへようこそ・・・ 天外魔境 ZERO RPG 良 PCEで展開されていた天外魔境シリーズの外伝作品。 伝説のオウガバトル SRPG 良 オウガバトルサーガ第5章。『タクティクスオウガ』とはまた方向性の違う完成度の高いSLG。 天地創造 ARPG 良 文字通り「天地を創造する」壮大さと、悲壮感溢れるシナリオが優れたSFC晩期の隠れた名作。 ときめきメモリアル 伝説の樹の下で SLG 良 立ち絵が描き直され、各キャラクターごとに用意されたミニゲームなどの要素が追加された移植版。シリーズ唯一の任天堂据置機用ソフト。 ドラえもん3 のび太と時の宝玉 ACT 良 大量の原作ネタと屈指のシナリオ。SFCドラえもんゲーの名作。 ドラゴンクエストI・II RPG 良 『V』のゲームエンジンに基づいたカップリング移植。 スーパーファミコン ドラゴンクエストIII そして伝説へ… RPG 良 変わらぬ面白さに圧倒的な絵・音・システムが加わった「最高傑作の完全版」で、SFC最後のDQ。 ドラゴンクエストV 天空の花嫁 RPG 良 『DQ』シリーズのSFC第1作。世代を超えて進行するすばらしいストーリー。 ドラゴンクエストVI 幻の大地 RPG 良 自由度を重視し、転職システムを進化させた良作。 ドラゴンスレイヤー英雄伝説 RPG 良 「ドラスレの新しい原点作品」となった作品の移植版。ちょっと違う点はあってもやっぱり良質。SFCでRPGデビューする入門層にもオススメできるバランス。 ドラゴンボールZ 超武闘伝2 FTG 良 数あるDBゲーの中でも高水準の作品。「カカカカカロットォー!」 ドラゴンボールZ HYPER DIMENSION FTG 良 見事に有終の美を飾ることができた、DBゲーSFC最終作。 ドラッキーの草やきう SPG 良 これが「野球」を超えた「やきう」だ! トルネコの大冒険 不思議のダンジョン RPG 良 「あの」トルネコがお宝探しに大奮闘。「ローグライク」を一般に広めた第1作。 は行 バイキングの大迷惑 ACT 良 パッケージのミスマッチは大迷惑をかけたが、パズルアクションとしては非常に良作な作品。あらゆる舞台へ出航だぁ!!! Hyper Zone STG 良 『F-ZERO』のスピード感にシューティングの爽快感をプラス。 パイロットウイングス SLG 良 高い技術力と落ち着いた雰囲気が魅力のフライトシム。「飛ばず嫌いになっていませんか?」 バトルドッジボールII SPG 良 『バトルドッジボール 闘球大激突!』の続編。演出面が大幅に強化されて帰ってきた。 パネルでポン PZL 良 16パズルによるアイディア勝ちの作品。ゲーム性は評価された一方、キャラクターは賛否両論。 バハムート ラグーン SRPG 良 斬新なシステムのお手軽SRPG。秀逸なシナリオと(色々な意味で)魅力的なキャラクターたち。 POWER倉庫番 PZL 良 任天堂風にアレンジされた、倉庫番ライクなアクションパズル。 半熟英雄 ~ああ、世界よ半熟なれ…!!~ SRPG 良 前作からお笑い要素を大幅に上げ、より万人向けな作りに。 反省ザルジローくんの大冒険 ACT 良 おそらく唯一無二だろう実在の猿が主人公のゲーム。意外なほど奥深い作り。 ヒーロー戦記 プロジェクト オリュンポス RPG 良 コンパチシリーズとスパロボシリーズの接点。 美少女戦士セーラームーン ACT 良 クソゲー扱いしちゃう子は、月に代わってお仕置きよ! 美少女戦士セーラームーン ANOTHER STORY RPG 良 敵味方オールスターでお送りする秀逸なシナリオのRPG。 美少女戦士セーラームーンR ACT 良 良質なアクションキャラゲーの前作からさらにパワーアップ。 美少女戦士セーラームーンS 場外乱闘!? 主役争奪戦 FTG 良 よくあるキャラゲーと侮るなかれ。細部まで丁寧に作り込まれた本格派格闘ゲーム。 ファイアーエムブレム 聖戦の系譜 SRPG 良 親子2世代のハードなシナリオと結婚システムが現在も語り草にされる新機軸のFE。 ファイアーエムブレム 紋章の謎 SRPG 良 『暗黒竜と光の剣』と新作込みのリメイク。『暗黒竜』は不遇な扱いだったが…。 ファイナルファイト ACT 良 AC版から多くの要素が削除されたが、魅力あるゲーム性はしっかり再現。 ファイナルファイト・ガイ ACT 良 SFC版無印のマイナーチェンジ版。 ファイナルファンタジーIV RPG 良 『FF』シリーズのSFC第1作。次世代機らしい正当進化を遂げた。ATBの初導入作。 ファイナルファンタジーIV イージータイプ RPG 良 難易度を下げた初心者向けのバージョン。攻略本付き。システムも簡略化され、アイテムや敵も直球な名前に。 ファイナルファンタジーV RPG 良 「ジョブチェンジシステム」が生み出す、いくらでも工夫の出来る素晴らしいゲームバランス。 ファイナルファンタジーVI RPG 良 「鉄と蒸気」という新路線。圧倒的なドットビジュアル。後のシリーズ展開の方向性を決定した作品。 ファミコン探偵倶楽部 PARTII うしろに立つ少女 ADV 良 「後ろの少女」がパワーアップして還って来た。遊ぶ時は背後にご注意を…。 FEDA The Emblem of Justice SRPG 良 やのまんが贈る本格SRPG、解放軍の戦いは後に伝説として語られる事になる。 ファミコン文庫 はじまりの森 ADV 良 『ふぁみこん昔ばなし』シリーズの流れを汲む、SFC末期の隠れた名作。 ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島 前編/後編 ADV 良 10年もの時を経て新たに綴られた名作昔話アドベンチャーの新章。 不思議のダンジョン2 風来のシレン RPG 良 ローグライクRPGの快進撃の始まり。全国で廃人が続出した罪深き一作。 BUSHI青龍伝 ~二人の勇者~ ARPG 良 日本神話が舞台となる、アクションの皮を被った詰め将棋RPG。 ブラックソーン 復讐の黒き棘 ACT 良 ↓の作品ばりにアクションと謎解きを越えて脅威に立ち向かうハードボイルド作品。平和への道…… それは茨の道と心得よ。 プリンス オブ ペルシャ ACT 良 ぬるぬる動くアクションゲームが、新ステージとアレンジステージを伴って移植された。 ブレインロード ARPG 良 ファンの間ではアーク3部作。PRGではなく頭を使う激ムズアクション。ダークゾーンで己に打ち勝て。 ブレス オブ ファイア 竜の戦士 RPG 良 記念すべきブレスシリーズの1作目にしてその基礎。 ブレス オブ ファイアII 使命の子 RPG 良 良質なキャラデザに印象深いイベント、合体システムが仲間たちを魅力的に描き出す。 フロントミッション SRPG 良 「傭兵に、祈りの言葉は似合わない」 ―― それまでのスクウェア作品とは一線を隔したSRPG。 フロントミッションシリーズ ガンハザード ARPG 良 シリーズの異色作はキャラも世界観も異色だった。「ヒャァ がまんできねぇ あそぶんだ!」 平成 新・鬼ヶ島 前編/後編 ADV 良 FC版本編の補完ストーリー。おまけで本編ほぼまるごと。 ヘラクレスの栄光III 神々の沈黙 RPG 良 RPG史上最高レベルの劇的なシナリオが数々の問題点を吹き飛ばす。シリーズの転換点。 ヘラクレスの栄光IV 神々からの贈り物 RPG 良 前作の問題点の多さが嘘のような快適さ。トランスファーで多様なプレイスタイルを提供。 牧場物語 SLG 良 20年以上続く牧場物語シリーズ第1作。箱庭ゲームの傑作。 星のカービィ スーパーデラックス ACT 良 オムニバス形式のゲームモード、多彩になったコピー能力、2人同時プレイを初めとした魅力的な要素。「シリーズ最高傑作」との呼び声と共に、ファン同士の抗争も引き起こした罪作りな名作。 星のカービィ3 ACT 良 SFC終期の作品なのが災いし長く埋もれていた1作。高難度と牧歌的な外見に秘めたショッキングな描写が話題に。また、一部ミニゲームの高難易度のおかげで完全クリアのハードル高し。 Pop nツインビー STG 良 可愛らしいデザインとあらゆる購買層のニーズに応えられる、真の意味での「万人向けSTG」 ポピュラス RTS 良 ゴッドゲームの先駆け。対戦型箱庭ゲーム。 ポピュラス2 RTS 良 ゴッドゲームというジャンルを確立した前作がさらにパワーアップ。 ま行 マーヴェラス ~もうひとつの宝島~ AADV 良 チビ・デブ・ノッポのごくごく普通の少年たちによる「3人ゼルダ」。 MOTHER2 ギーグの逆襲 RPG 良 おとなもこどももおねーさんも楽しめる、少し変だけど忘れられない魅力を持ったRPG。 マジカルドロップ PZL 良 取って投げて、縦に3つ並べるだけ! 後付け連鎖がアツい新感覚の落ちゲー。 魔法騎士レイアース RPG 良 魔法騎士と書いてマジックナイトと読む。レイアース初心者にもオススメ。 魔獣王 ACT 良 バイオレンス&グロテスクな世界観、ハードなアクションがウリの知る人ぞ知る名作アクション。 魔導物語 はなまる大幼稚園児 RPG 良 魔導シリーズ初のSFC作品。可愛いアルルと一緒に冒険の旅に出よう! 魔法陣グルグル2 RPG 良 前作から正統進化を遂げた作品。溢れる原作愛はまさしくキャラゲーの鑑。 マリオとワリオ ACT/PZL 良 マウス専用というハードルの高さが有るが、完成度の高いアクションパズル。 マリオのスーパーピクロス PZL 良 ワリオが参戦、中々手強い300問。 マリオペイント etc 良 SFCで1台4役。CGが描ける! アニメーションや音楽が作れる! そしてハエたたきで遊べる! ミスティックアーク RPG 良 幻想的で淡白で、どこか寂しげな世界観。唯一無二の雰囲気ゲー。 ミッキーのマジカルアドベンチャー ACT 良 ディズニーの顔を被ったカプコンのアクションゲー。難易度一つ変えるだけで初心者から熟練者まで遊べる出来。 ミニ四駆レッツ ゴー!! POWER WGP2 RPG 良 アニメのミニ四駆をうまく再現した良キャラゲー。 無人島物語 SLG 良 見知らぬ島へ漂流した主人公達がこの島からの脱出を目指すゲーム。 メタルマックス2 RPG 良 前作の長所を引き継ぎ発展させた優良作。データイースト最盛期の作品の1つ。賞金首「テッドブロイラー」の凶悪な強さは今でも語り草。 や行 幽☆遊☆白書 SLG 良 非常に異質なシステムを有しながらも、ゲーム性とキャラゲーを両立させた良作。 ヨッシーのパネポン ACT/PZL 良 パネルでポンのキャラ差し替え海外版(海外では『Tetris Attack』として発売)。国内ではサテラビュー限定。単なる差し替えだけでなく一部リニューアルされている。サテラビューの普及台数がとても少ないのが惜しい出来。 46億年物語 はるかなるエデンへ ARPG 良 過去作からシステムを一新し、アクションRPGに。進化の喜びをシンプルに堪能できる隠れた逸品。 ら行 ライブ・ア・ライブ RPG 良 衝撃の一言では済まされない中世編と最終編など、どれも個性的な全9編のオムニバスシナリオ。 ラッシング・ビート乱 複製都市 ACT 良 単なるパクリでは終わらなかった。粗削りだが爽快なアクションと他では見られない意欲的なシステムが魅力。 らんま1/2 爆烈乱闘篇 ACT 良 校長の頼みでみんなで格闘する事に。前作から色々と進化した。 リトルマスター~虹色の魔石~ SRPG 良 リトルマスターシリーズ第3作。豊富なステージギミックや仲間モンスターの育成要素は圧巻。 林海峯九段の囲碁大道 ACT 良 SFC囲碁最終作。初心者から上級者まで囲碁の大道を辿ろう。 ルドラの秘宝 RPG 良 SFC時代のスクウェア、その最後の技術の結晶体。次世代機の日陰に隠れてしまったのが惜しまれる。 レミングス ACT/PZL 良 PCの名作パズルをSFCに移植。振り向くことなくいざ進め! レンダリング・レンジャーR² ACT/STG 良 嘘のような開発背景と奇跡のようなクオリティを誇る、本当の意味で「幻の隠れた名作」。 ロックマン フォルテ ACT 良 本編に匹敵する高いクオリティと難易度の番外編。 ロックマンX ACT 良 「ロックマン」の更に未来となる世界でイレギュラーハンター・エックスの戦いを描くハイスピードアクション。FC屈指の名作アクションゲームが、ここまでシリアスに生まれ変わるとは。 ロックマンX2 ACT 良 前作から正当進化を遂げた、ロックマンXシリーズの決定版との呼び声高い1作。 ロックマンX3 ACT 良 ゼロのプレイアブル化など、意欲的な新要素を多数盛り込んだSFC最終作。 ロックマン7 宿命の対決! ACT 良 ロックマン・オリジナルシリーズ、SFC進出。フォルテ衝撃のデビュー作。果たして君は最強のワイリーに勝てるか…。 ロマンシング サ・ガ3 RPG 良 『3』は『1』と『2』の長所を融合させた『1+2』と言える作品。SFC時代のサガシリーズ最高傑作として名高い。 わ行 WILD GUNS ACT/STG 良 舞台はSF西部劇。あらゆるものを破壊し、撃ちまくれ!爽快感溢れる隠れた名作。 ワイルドトラックス RCG 良 スターフォックスに搭載されたスーパーFXチップを使った3Dレースゲーム。この走り、しびれるぜ! ワギャンパラダイス ACT 良 従来のメカメカしさが薄くなり、ポップな印象にイメチェン。しかし、ミニゲーム一新が賛否を分けた。 ワンダープロジェクトJ 機械の少年ピーノ ADV 良 「プレイヤーさん」となってピーノを育てる間接育成シミュレーションゲーム。
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魔法のプリンセス ミンキーモモ リメンバードリーム 【まほうのぷりんせす みんきーもも りめんばーどりーむ】 ジャンル アドベンチャー+ミニゲーム集 対応機種 ファミリーコンピュータ 発売元 ユタカ 開発元 ビッツラボラトリー 発売日 1992年7月29日 定価 6,000円(税別) 判定 良作 概要 ストーリー 特徴 評価点 問題点 総評 概要 1991年に放送されたTVアニメ『魔法のプリンセス ミンキーモモ』の第2作目、通称「海モモ」のゲーム化作品。 原作は海の底にある夢の国マリンナーサから、人々の夢を叶えにやってきたプリンセス ミンキーモモの活躍を描く魔法少女モノである。 当時、海モモの玩具商品を手がけていたユタカ(現:プレックス)から発売された。 ストーリー 夏休みになったモモは、パパとママにどこかへ連れて行ってもらおうと考えましたが、パパもママもなぜか何もやる気がしなくなっていました。 しかたなく町へ散歩に出たモモは、他にも無気力になってしまった人々に出会います。 電気屋の前に置いてあるテレビの前を通った時、テレビにマリンナーサのパパとママが映し出されました。 二人によると、かつてマリンナーサで悪事を働いた、バグーという人々の夢を奪って無気力にしてしまう盗賊が、 マリンナーサに保管されていた10個集めるとなんでも願いが叶うという宝石「ドリームパール」を盗んで逃げたのです。 バグーをこらしめ、ドリームパールを集めるためモモの活躍がはじまります。 特徴 ゲームは横スクロールのアクション画面で家に入ったり、人々の話を聞くことで進行していくADVとなっている。 モモのアクションはジャンプくらいだが、ゲームが進むと木に登ることが出来るようになる。 また、若干ながらフィールドは奥にも行く事が出来、ドアや壁の隙間に触れるとマップを移動できる。 パスワードコンティニュー式。パスワードはモモの家に入って「もう、やすむ。」を選ぶと教えてもらえる。 ゲームを進めると事件が発生し、ミニゲームに挑戦することになる。ミニゲームをクリアする事で先へ進む事が出来る。 ミニゲームはストーリー中で発生する様々な職業に変身したモモが挑む4つのサブゲームと、ラスボス・バクーとの戦いにかかわるストリートゲームの2つに分かれている。 クリアしたサブゲームはゲームセンターで何度でも遊べるようになる。またおまけとして占いゲームが用意されている。 + ミニゲーム一覧 ストリートゲーム 工場はつらいよ1992 ラスボス・バクーの占拠したエリアでドリームパールのかけらを探すアクションパート。 バクーとの対決 バクーとの最終決戦。 サブゲーム ストーリー中で発生する、様々な職業に変身して挑むミニゲーム ミンキーチェイスゲーム 婦警に変身して犯人の乗る車を追跡するレースゲーム。 アイテムを駆使しつつ犯人に追いついて追い越せばクリアだが、他の車に接触するとライフが減りライフが0になる、もしくは犯人に追いつけないとゲームオーバー。 バーガーパニックゲーム ハンバーガーショップの店員に変身したモモが、注文に合った品物をなるべく早くお客さんに渡していく神経衰弱パズルゲーム。 スコアがクリア得点に達すればゲームクリア。 カウンターに裏返しに並べられた品物カードを捲っていき、2枚めくったに注文どおりのカードだった場合に得点となる。なかなか注文の品物がこないとお客さんは怒って帰ってしまい、ミスとなる。ミスを1回するとミスメーターが黄色になり、ミスメーターがすべて黄色になるとゲームオーバー。また、客は次々とやってくるため、待っているお客さんが店からあふれ出てしまってもミスとなる。 シャーロックモモゲーム 名探偵に変身したモモが、犯行後と犯行前の2枚の写真から、盗まれた品物を見事に当てるまちがい探しゲーム。 盗まれた品物は虫メガネで探す。正解の場合はチャーモがほめてくれ、1つの事件が解決する。間違っている場合は制限時間が5秒づつ減らされてしまい、制限時間内に品物を見つけられないとゲームオーバーとなる。 ドクター?モモゲーム 看護婦さんに変身したモモが、注射器で悪いビールスを退治していくパズルタイプのシューティングゲーム。 画面右奥から左側に隊列を組んで迫ってビールスに、対応する色のワクチンを打ち込んで消していく。対応する色で消したビールスの縦横に同じ色のビールスがいた場合、連鎖で消える。異なる色のワクチンを打ち込んだ場合、そのビールスがいた列は横に1個分伸びてしまう。画面の左までビールスが迫って注射器がつぶされるとゲームオーバー。 ぶっ続けでプレイしパスワードを取らずにエンディングまで行ってしまった場合、またミニゲームを遊ぶには最初からプレイし直さなくてはならない。また最後のミニゲームであるバグーとの対決はクリアするとエンディングに直行してしまいゲームセンターでは遊べない。 裏技でパスワードを「おねかい―きいて♡」と入れるとゲームセンターでラスボス戦を含む全てのミニゲームが遊べる状態でゲームを開始できる。ただしラスボス戦の代わりに占いゲームが選べなくなる。 評価点 キャラゲーとしての作りこみが凄まじい。 まず、グラフィックのクオリティが非常に高い。 モモの変身シーンには専用のデモが用意されており、アニメの雰囲気をかなり再現出来ている。必見。 変身後やゲームオーバー画面、EDラストなどには専用の一枚絵も用意されており、どれもレベルが高い。 通常ステージ中のモモのドット絵もしっかり雰囲気を再現していて可愛らしく、動きも良い。 BGMはタイトル画面ではOP、ゲーム中やEDは原作EDのアレンジとなっている。 当時は原作のOP曲が流れるだけでも良かったが、EDまで使用している例は少ない。 EDでは原作EDのダンスもしっかり再現している徹底ぶり。 その他のBGMも良曲揃い。 ストーリーの再現度も高い。 事件が起きたり困っている人のために大人に変身して解決する原作の流れがしっかり再現されている。 魔法少女アニメで培われてきたテンプレのおかげで再現度が高くなった例と言えよう。 ネタ要素も。 町の人々など名無しのキャラクターにも名前が設定されているが、その名前が「モブ」「エキストラ」などネタに走っている。 他にもアパート両隣の住人の名前が「リュウ」と「ケン」などそこかしこにネタが仕込まれている。 原作、特に「空モモ」と呼ばれる第一期はパロディなどのネタが豊富だったので、そのノリで仕込んだのだろう。 EDのスタッフロールでは唐突に「いじめっこ」なる役職(?)が登場したり…。 ゲーム外の事柄に関する低年齢層への配慮 本作ではミニゲームの1つ「シャーロックモモ」のみフォントに漢字が使われているが、読み仮名がふられていないことを考慮し、取扱説明書に使われている漢字の読みがすべて掲載されているので、アニメの主な視聴者層である低年齢層のプレイヤーも一安心。 またフォントサイズ自体も通常のものより大きめに描かれているので読みやすい。 問題点 一部ミニゲームの難易度が高い。 サブゲーム「ミンキーチェイス」ではAで加速、Bで減速するのだが、加速すると画面右に寄って他の車を避けるのが難しくなってしまう。かと言って減速してばかりだと犯人には逃げられてしまう。 コンティニューが容易でコツさえ掴めば割と簡単にクリアできるようにはなるが、対象と思われる女児層には少々難しいと言わざるを得ない。 逆にチェイスHQでステージ4の青のフェラーリを逮捕できるレベルになると独特の操作になれてしまえばノーコンティニュークリアも可能。 一部フラグの立て方がわかりにくい。 例えば、木に引っかかっているラジコンを拾う必要があるのだが、ラジコンのグラフィックはないため、どの木に引っかかっているか見た目ではわからないなど。 総評 魔法少女を扱ったゲームはいくつか存在するが、その中でも原作愛に満ち溢れた良キャラゲー。 キャラゲーと言えばアクションという風潮が強い中、無理にアクションにせずADVとミニゲーム集という構成が功を奏し、魔法少女モノらしいストーリーを再現できている。 FC後期ならではの出来の良さもあり、原作ファンにはたまらない一作と言えよう。
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抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳はどうすりゃいいですか? 【ぬきげーみたいなしまにすんでるわたしはどうすりゃいいですか】 ジャンル ビッチなんかに絶対負けたりしないスタイリッシュ逃亡 バトルADV 対応機種 Windows 7/8.1/10 発売・開発元 Qruppo 発売日 【限定版】2018年7月27日【通常版】2018年8月31日 定価 【限定版】9,800円(税別)【通常版】8,800円(税別) 配信 FANZA 2018年10月5日/8,580円 レーティング アダルトゲーム 判定 良作 ポイント タイトル通り抜きゲーみたいな設定・世界観シナリオ面は意外と真面目&シリアスタイトルから誤解されやすいが「抜きゲー」ではない Qruppo作品ぬきたし / ぬきたし2 / ヘンタイ・プリズン 概要 ストーリー 特徴 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 その後の展開 概要 アダルトゲームメーカーQruppoの処女作。 タイトルの「貧乳」は「わたし」と読む。公式の略称は『ぬきたし』。 タイトルにある「抜きゲー」とはエロに比重を置いたエロゲーのこと。 このジャンルにおいては「極端な男女比」「エロパワーで何でも解決」といったエロシーンに持ち込むためのぶっ飛んだ設定等も多い。 ストーリー 青藍島…ここは通称『ドスケベ条例』によって変態的交尾が許可されている楽園(パラダイス)。そこに転校してきた主人公『橘淳之介(たちばなじゅんのすけ)』は、誇り高き童貞であると同時に、骨の髄まで処女厨であった。だがドスケベ条例は彼の通うことになった水乃月学園も例外でなく、「セックスしないことは校則違反!そして同時に条例違反!即逮捕・即尺八・即プレイ!」規律を絶対遵守させる生徒会と風紀委員会、通称"SS"の魔の手から、淳之介は逃れられるのか……!?仲間と共に童貞を死守せよ!淳之介の戦いが今はじまる!(公式サイトより引用) SHOの恐怖による支配、そして同調圧力の蔓延する青藍島。しかしそこにもたしかに、セックスに恐怖する人間たちは存在していた。同性が好きで、兄以外の異性を受け入れられない妹。ビッチだと勘違いされているギャル同級生。ロリだと思われてセックスの相手にもされない先輩。自分の体型を晒すことに抵抗のある少女。そして自分のある一部にコンプレックスを持った少年。そんな少女たちを主人公―橘淳之介は密かに糾合していき、反交尾勢力を標榜する秘密結社"NLNS"を結成する。彼らに基地を提供し、資金を渡す"謎の老人"が出した条件はただ一つ。「とある少女を見つけ、保護すること」その少女こそが、青藍島、ドスケベ条例を崩壊させるための鍵だという―ならば、やるべきことはひとつ。SHOを欺いて貞操を守り抜き、件の少女を探し出す。そして―「―この俺が、ドスケベ条例をぶっ潰す!」(公式サイトより引用) 特徴 基本的なシステムはよくあるノベルゲームとほぼ同じ。 序盤から中盤にかけて、それぞれのヒロインのルート分岐の選択肢が一箇所あるが、それ以外は一本道。 登場人物 橘淳之介 本作の主人公。誇り高き童貞を自負した処女厨であり、過去の様々な経験から非処女を嫌っている。 橘麻沙音 主人公の妹。同性が好きであり、中でもギャルが好み。 渡会ヒナミ 外見がロリにしか見えないせいで、周りから全く見向きもされない少女。背が低いため、常にパイプ椅子を持ち歩いている。 片桐奈々瀬 ギャルっぽい見た目から学園ではビッチだと思われており、それを利用してエッチから逃げ続けている。 畔美岬 存在感の薄い文学少女。清楚っぽい印象だが、実は登場人物の中でも屈指のボケキャラ。 評価点 ぶっ飛んだ世界観・設定 清々しいほど、エロに全振りしたといっても過言ではないほど、ドスケベな世界観は、本作の魅力の一つ。 敵対勢力がエッチを推奨しているという設定でそこら中にドスケベのためのアダルトグッズが設置・販売されている。 どこでも尻壁プレイが楽しめる「尻壁オブジェ」、体に文字を書くとその場所が性的に欲情する「催淫ペン」といった謎技術で作られたアダルトグッズもいくつか登場する。 主人公たちが使う武器やアイテムは敵の持ち物検査を欺くためにアダルトグッズを催しているという設定になっている。冒頭でバイブ片手に戦闘が行われるシーンは説明なしの初見では困惑必須であろう。 上記のような常にエロと隣り合わせな世界観・設定なのでエッチシーンへの導入が非常にスムーズに感じられる。 「日常生活の中にエロが入る」というより、「エロの中で日常生活が行われる」といった感じなので、いきなりエロいシーンに入っても違和感を感じさせない。世界観が強烈すぎて感覚がマヒしているともいえるが。 他にも「ギロチンの刑」のシーンも語り草。 設定上は「条例に違反した人物を強制的に性行為させる公開処刑」であり、これだけ聞くとかなり残酷な行為なのだが、股を広げた状態で縛られた女性の下に男性が寝そべって配置されているという絵面のせいでどう見てもギャグにしか見えない。いわゆるシリアスな笑いである。 ぶっ飛んでいる割には練られている設定面 一見、何も考えずにエロに特化したような作風ではあるが、設定面は練られており、一定の説得力がある。これが本作を単なるバカゲー・抜きゲーに終わらせない魅力となっている。 一例を挙げると、性病や妊娠の徹底的な対策が行われている、ドスケベ条例は過疎化した島を復興させるために作られたため支持を得ている、など。 ドスケベ条例はエッチな行為なら何でもよいというわけでもなく、危険な性行為は相手との合意が必要、条例対象年齢未満のロリやショタに手を出すのはご法度など、一定の良識があるものとなっている。近親同士のエッチはセーフらしいなど、疑問が残るところはあるが。 その一方で、身体的なコンプレックスによりエッチをしたくない人や同性愛者などのマイノリティーのことが考えられていないなど、同調圧力による迫害が起きている問題点も描写される。これらが主人公たちがドスケベ条例から逃げつつも戦う理由となっている。 ストーリーの後半で第三勢力としてヤクザが関わってくるが、その理由は青藍島のドスケベ条例のせいで本島の性産業に影響が出ており、ヤクザのシノギを妨害しているという説得力のあるもの。 自重しないパロディネタ パロディ元は2010年代の直近の作品から、昔ながらの有名作品、ネットスラングまで幅広いが、多くの日本人が知っている著名な作品が元ネタである場合が殆ど。 チャプターごとのタイトルは大抵は何かしらのパロディネタとなっている。 ただし、世界観に準じてパロディネタの多くは下ネタに関連付けられてしまっている(後述)。 意外とシリアスなシナリオ 公式サイトの情報やタイトルからして、馬鹿馬鹿しいノリの抜きゲーのように思うかもしれないが、シナリオ面では意外とシリアスな展開が繰り広げられる。 上記の通り設定面はかなりぶっ飛んでいるため、ギャグシーンとシリアスシーンの落差も含めて、非常に濃いストーリーが展開されていくことになる。 とあるヒロインのルートでは性産業の負の側面が強調され、ある人物の過去描写もあって、バカゲーの皮を被った泣きゲーと評されることも。 賛否両論点 下ネタ・淫語を含むパワーワードの連発 上記のような設定のエロゲなので当然……と言ってしまえばそれまでかもしれないが、本作には下ネタや淫語がかなり多い。 中でも顕著なのがモブキャラたちのボイス付きの実況や淫語で、「島では積極的なエッチが推奨されている」という設定上、ストーリーを進める上で、モブキャラたちがエッチをしている場面にしょっちゅう出くわすことになる。 その言い回しの中には下品に改変したパロディネタや直球な下ネタなども多く、人を選ぶ。 「パワーワード」として笑える人ならばとことん笑えるが、あまりに下ネタが多いため、下ネタに耐性がない人の場合はうんざりしてくる可能性も。 18禁のアダルトゲームだからこそできる芸当と言えるし、本作の魅力の一つにもなってはいるが、下ネタである以上一概に評価点とも問題点とも決め難い。 問題点 若干ご都合主義な部分も ネタバレになるため詳細は省くが、シリアスなバトル部分(特に終盤)のシナリオはお世辞にも練られているとは言い難く、若干ご都合主義的な感じで勝利してしまうことも。 特にとあるヒロインのルートはバカゲーに片足を突っ込んでいるような流れで話が進んでいくため、勢い重視の「深く考えたら負け」的なシナリオとなっている。 シナリオ全体に統一感がない 好感度でヒロインが決まりストーリーが分岐していくシンプルなシステムだがヒロインごとの物語の温度みたいなものが違いすぎる。これをシリアスとバカゲーを共存していると捉えるなら1粒で2度おいしいと言えるが悪く言えば統一できなかったともいえる。上記でバトル部分のご都合主義的なものがあると触れているがご都合主義が発動するヒロインとそうじゃないヒロインがいるのでまるでアンソロジー作品のように1つの題材を複数の人間が書きそれを乱雑にまとめただけに見えるのが問題点と言える。メタ的な話になってしまうがシナリオライター同士でどこまでネタに走るか、シリアスな部分を残すかの連携が上手くいかなかった為に担当したキャラ毎のシナリオによって温度差ができてしまったのではないかと思われる。 総評 一見ぶっ飛んだ設定のバカエロゲーに見せかけて、シリアスな物語が展開されていく作品なのでそこを受け止められるかによって評価が変わる。 タイトルを見て気楽に楽しめるゲームだと思って購入したプレイヤーからすれば唐突なシリアスや重い展開は期待外れであり、そこを許容できるかそうでないかが個人個人のゲームとしての評価を分ける部分であろう。 しかしインターネットで情報が簡単に行き来し獲得できる現代だからこそタイトルはバカゲーっぽいが中身は一味違うゲームとして有名になりプレイ人数が増え結果的にはアニメ化や漫画化したりするなど商業的には大成功した作品と言える。 総じて前述したエロに全振りしたぶっ飛んだ世界観こそ許容するという大前提はあるが、それさえ受け止めることができるのであれば、笑いあり、愛あり、涙あり、エロありの濃厚な物語を存分に楽しめる作品と言えるだろう。 余談 メインクリエイターは本作以前に同人サークル「はとのす式製作所」で活動していた。 このサークルで発売されたタイトル『雨衣カノジョ』のポスターが、本作の主人公の部屋に貼られている。 公式同人誌『ぬきたしお疲れ様本』等もこちらのサークル名義で発売されている。 2020年3月に放送されたテレビ番組『勇者ああああ』の「勇者ああああ GAME OF THE YEAR 2019」において、芸人であるマヂカルラブリーの野田クリスタルによる本作の紹介が行われた(*1)。 他のノミネート作品がゲーム映像やパッケージを直接出して紹介していたのに対し、ごりっごりのエロゲーである本作を深夜番組とはいえ、地上波で直接紹介できるわけがないため、野田クリスタルが描いた下手過ぎて全く似てない登場人物の似顔絵によって、紹介が行われた。 前述した「ギロチンの刑」なども紹介され、まさかの地上波デビューにSNS上では話題となった。 その後、2020年8月に同番組で行われた「徹底討論! ド~なる!? ギャルゲーの未来」において、またしても野田クリスタルが「一番泣けるゲーム」として、下手くそな似顔絵と共に『ぬきたし』を紹介。 しかし、ヒロインの一人である畔美岬の紹介と共にア〇メ漱石のパワーワードが出た時点で、番組スタッフから「ここ広げても使えない」と言われてしまい、野田クリスタルによる『ぬきたし』の紹介は殆どカットされてしまった。 ちなみにこの回に共演していた天津の向曰く、この番組で野田クリスタルが本作をプレゼンしたことによって、下記のプレミア化に拍車をかけた模様。 動画サイト・SNS等を通じて普段エロゲをしない層にまで広がり、初回版や予約特典はプレミア価格となっている。 続編の発売時に『1+2』のセット販売もされたが、そちらもプレミア化している。DL版が手を出しやすいだろう。 また、本作の影響からか同人サークル時代のオリジナルタイトルもプレミア化している。 2020年12月25日からまんが王国にて、コミカライズ版が連載開始された。 タイトルは『ぬきたし-抜きゲーみたいな島に住んでるわたしはどうすりゃいいですか?-』。原作の「貧乳」部分はひらがなの「わたし」に変更されている。 2021年10月16日にはウルトラジャンプでも連載開始されることが発表された。 2021年3月11日に稼働したマーベラスのAC音ゲー『WACCA Lily R』に本作の1stOP主題歌「非実在系女子達はどうすりゃいいですか?」が収録されてしまった。 AC音ゲーにアダルトゲームの楽曲が収録されることはこれまでもあったが、『ぬきたし』の主題歌収録はあまりにも衝撃的過ぎたため話題を呼びTwitterでのトレンド入りも果たした。 また、2022年9月15日にセガの『CHUNITHM NEW PLUS!!』にも「非実在系女子達はどうすりゃいいですか?」が収録された。 2024年1月28日にはアニメ化が発表された。 タイトルは『ぬきたし THE ANIMATION』、サブタイトルは『▢▢▢▢みたいな島に住んでる▢▢▢▢▢▢▢はどうすりゃいいですか?』と白く塗りつぶした異例の形になっている。もう何が何だか分からねぇよ その後の展開 約1年後の2019年7月26日に『抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳はどうすりゃいいですか? 2』が発売された。詳細はリンク先を参照。 2022年1月28日にQruppoの新作として『ヘンタイ・プリズン』が発売。 2023年6月23日には『NUKITASHI』のタイトルで英語・中国語対応でSteam版が発売。パブリッシャーはShiravune。 ただし、日本語はボイスしかサポートしておらず、いわゆる「おま語」となっている。 2024年6月28日にリマスター版『抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳はどうすりゃいいですか? 1+2 Remaster パック』が発売予定。
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Voice of Cards ドラゴンの島 【ぼいすおぶかーど どらごんのしま】 ジャンル RPG 対応機種 Windows(Steam)Nintendo SwitchPlayStation 4iOSAndroid 発売元 スクウェア・エニックス 開発元 スクウェア・エニックスAlim 発売日 【Switch/PS4】2021年10月28日【Steam】2021年10月29日【Android】2023年3月22日【iOS】2023年3月23日 定価(10%税込) 【通常版】3,520円【DLCセット】4,356円【限定特装版】10,670円【iOS/Android】1,900円 プレイ人数 1~4人 レーティング CERO C(15才以上対象) 備考 ダウンロード専売 判定 なし ポイント 全てがカード(とCV安元洋貴)で表現されたRPG ヨコオ作品史上最もライトなシナリオ クズ過ぎる主人公 ゲームとして不親切な仕様も目に付く Voice of Cardsシリーズドラゴンの島 / できそこないの巫女 / 囚われの魔物 概要 ストーリー 登場人物 システム 評価点 賛否両論点 問題点 総評 その後の展開 物語は、あなたの頭の中で動き出す。 概要 ヨコオタロウ氏、齊藤陽介氏、岡部啓一氏、藤坂公彦氏ら、ドラッグ オン ドラグーンシリーズのチームが手掛ける完全新規IPのRPG。発表以前からヨコオ氏や斎藤氏らが存在自体は仄めかしており、それがNintendo Direct 2021.9.24で正式に本作であることが明かされる形となった。また、本編の前日譚を描いた体験版も配信されている他、キャラの見た目や各種デザイン等を『NieR RepliCant』のコラボ仕様に変更できる有料DLC「ヨナのおもちゃ箱」、e-STORE限定販売の特装版も存在する。 フィールドや会話、バトルシーンや各種UI等の全てが「カード」で表現されており、ゲームマスター(CV安元洋貴)の司会進行によって進めていく「テーブルトークゲーム風RPG」となっている。 ストーリー 人々が平和に暮らしていたはるか遠い時代。突如現れたドラゴンが、世界中の人々を恐怖に陥れた。 王国は総力を挙げドラゴンと戦い、かろうじて撃退に成功。深手を負ったドラゴンはどこかへ飛び去り、その後姿を消した。 それから長い年月が経ち、人々は再び平和で明るい生活を取り戻していた。 だがある日、ドラゴン復活の報が王宮を騒がせる。 女王からの布令に応じ、ドラゴンを倒すべく冒険者達は王宮に集う…… (公式サイトより引用) 登場人物 主人公(デフォルトネーム ダスト) 賞金欲しさにドラゴン討伐の女王の命に名乗りを上げた自称勇者。 + 以下、クズと言われる理由。ネタバレ無しで楽しみたい人は未読推奨。 守銭奴な上にガラも悪く、相手が余韻に浸っている所を報酬の話でぶった切り、マトモそうな選択肢でも問題を起こすロクデナシ。 容姿が良いだけに余計腹が立つこと請け合い。 しかしそんな性格とは裏腹に、全体攻撃や強化攻撃に単体回復と、何でもこなす万能型。最後までなんだかんだ小回りが利く為重宝するというかせざるを得ない。 メルブール 主人公と共に旅をしてきた物静かな魔獣。主人公が人間らしい情を垣間見せる事がある唯一の相手でもある。 習得スキルはタンクとダメージ稼ぎに特化した鈍足ファイター。 クロエ ドラゴンへの復讐に燃える誇り高き魔女。 パーティメンバー唯一の常識人。 「ドラゴンを殺せればそれでいい」というスタンスである事から、「賞金を山分けしなくて済む」と判断した主人公にスカウトされる。 各種属性の魔法攻撃で的確に弱点属性を突ける他、ジェムを2個生成する「チャージスペル」も使用可能。 リディ 迷いの森の中の村に住まうエルフの アホの子。 ある切実な理由から主人公一行に同行する。 特性で状態異常の相手にダメージが増える上、習得スキルは自分専用攻撃強化、主人公以上の倍率を誇る強化攻撃、ダイスの出目次第で状態異常にできる属性攻撃が使える他、全体回復も可能。 ブルーノ 海岸の街に住まう伝説の薬師の息子。薬学知識に秀でた 筋肉バカ。 しかし見た目に反して攻撃性能は控えめで、味方の補助やリディ以上の全体回復が可能な補助特化キャラ。 シラハ、ブラン、ハクジ 体験版の主人公とお付きの三人組。作中世界で製薬事業を手掛ける「白の教団」に所属している。ドラゴン討伐の命を成し遂げるため、行く先々で主人公一行と鉢合わせることになる。 システム プレイヤーはドラゴン討伐の命を成し遂げるため、フィールドを探索して物語を進行していく必要がある。 未踏破のフィールドはカードが裏返っており、コマを置いた隣のマスまで表になり、地形が判明していく。 また、判明済みのマスにはRスティックでカーソルを移動させて一気にジャンプする事が可能。 移動し続ければ戦闘やランダムイベントが発生し、それぞれ適切な行動を取る必要がある。 ランダムイベントの中には「お宝のありかを示した情報が手に入る」「経験値稼ぎに使えるモンスターと戦える」「通常のレベルアップでは覚えられず、ギャラリーにも載らない特別なスキルを習得できるかもしれない薬をパーティメンバーの誰かが飲む」といったものも。 戦闘に参加できるのは3人。装備は勿論、習得した使用スキル4枠もカスタマイズ可能。なんと 通常攻撃も外せる。 敵味方のユニット毎の体力・攻撃力・守備力は可視化されており、どのスキルで行動すれば良いか、いつ誰を回復すべきかといった戦略を立てながら戦う必要がある。 また、味方のユニット毎に特定の属性ダメージ軽減や状態異常耐性、特定タイミングでのHP回復などの効果がある「特性」があり、レベルアップで各キャラ3つずつ習得する。 例えばクロエは低い耐久を多くの属性ダメージ耐性で補っていたり、ブルーノは攻撃行動時にHPが回復するなど。 味方キャラの行動順が回って来る度に画面左側の「ジェム」が1個ずつ(戦闘開始時1個所持、最大10個までストック可能)溜まっていき、スキルを発動するために必要数のジェムを消費する。 通常攻撃やクロエのチャージスペルはジェムを消費しない他、何も行動せずにそのキャラの行動を終了させることも可能。 攻撃は属性耐性やクリティカルの有無、回避といった要素によってダメージが変化する他、スキルによっては6面ダイスや10面ダイスを使用し「与ダメージの上乗せ」や「指定された出目以上の目が出れば追加効果が発生する」という物も。 尚、クリティカルは体力回復スキルでも発動する。 出会ったキャラや敵モンスターはカードコレクションとして『NieR』シリーズのウェポンストーリーのような収集要素を楽しむことが可能。条件を満たせば裏面が閲覧可能になり、意外な真実や見方が変わる情報が明らかになる。 その他、町にある遊技場ではトランプ遊びのようなミニゲームも楽しめる。シナリオを進めると遊べるルールが増えていく他、ローカル通信での対戦プレイも可能。 評価点 分かりやすく、それでいて完成度の高いシナリオ ヨコオ氏の作品だけあって矛盾や破綻も無く、真エンドは完全なハッピーエンドである他、設定魔の氏が手掛けた作品としては珍しく、設定資料集の類を必要としない程分かりやすい(*1)。 相変わらずのヨコオ節 シナリオ展開こそ過去のヨコオ作品と比較するとマイルドな仕上がりになっているものの、「施設に案内するNPCを回し者かと訝しむ」「個性豊かだがロクなのが居ないパーティメンバー」「最初の町に最強装備が売られている」「様々な理由で無料になる宿泊代」「ファンタジー世界には似つかわしくないリアルすぎる設定」など、ヨコオ氏が得意とする「王道へのアンチテーゼ」は本作でも健在である。 ゲームマスターとして司会進行を行ってくれる安元氏のボイスの数々 戦闘時には「頑張りましょう」等のボイスでプレイヤーを鼓舞してくれる他、ミステイクの謝罪ごとそのまま使用されていたり、新しい仲間の加入時につい本音を漏らしたりと様々。 BGMも相変わらず好評で、特に各章開始時のムービーで流れる『竜を追いかけて ~旅立ちの声~』は人気が高い。 賛否両論点 主人公の言動 前述の登場人物紹介で隠し部分に記載した通りのクズっぷりが終盤手前まで続く。物語開始時にゲームマスターから「このキャラがあなただ」と説明される事もあり、輪をかけて心象が悪くなってしまっている。 戦闘終了時にHPが回復する特性も相まって「まるでGみたいな奴」「まさにデフォルトネーム(ダスト)の通りのゴミ野郎」と言われてしまっている。 本編主人公がこの性格のため、 シラハが主人公を務めた体験版の方が楽しかったと感じたユーザーも少なからず存在する。 ただし、終盤になれば彼の出自が判明し、それまでの行動原理も明かされて同情できるようになる他、「立派な傭兵の鑑だ」と作中での設定を考慮して擁護する声もある。 戦闘時の補助・妨害効果は一種類ずつしか付着しない 複数種のバフの重ね掛けが出来ず、後から使ったもので上書きされてしまう仕様の為、HP継続回復を守備力アップで上書きしてしまったりといった現象が発生する。また、状態異常もハメ防止のためか一種類しか付着しない。 反面、味方が被害を被る場合も同じ仕様なので、対応するアイテムさえあれば体勢を楽に立て直せるなど、バランス調整に一役買っている側面もあるので一概に否定することはできない。 ヨコオ作品にしてはかなりマイルドなシナリオ 氏がこれまでに手掛けてきた作品の特徴と言えば「 えげつない設定と容赦のない鬱展開 」であり、それらを期待してプレイすると本作のシナリオに消化不良感を覚えることになる。 ただし、これはあくまで 氏の手掛けてきた作品群で訓練されてきたゲーマー達の意見 であり、ヨコオ作品に触れた事が無いユーザーならばその尖りっぷりに衝撃を受けることは間違いない。 また、これらの本作プレイ後の反響を受けてか、シリーズの後発作品である『できそこないの巫女』と『囚われの魔物』のニンダイでの紹介はかなりアッサリしたものになっている。 問題点 見た目こそカードだが、システム上はカードである意義が薄い。 UIがカードというだけで、システムそのものは標準的なコンピュータRPGに近い内容である。見た目からカードゲームのような内容を想像していた場合は肩透かしを食らうだろう。 TRPGがモチーフということもあってか、ゲーム中のボイスの全てがゲームマスター(CV安元洋貴)の語り。語りそのものは雰囲気は出ているが、女性キャラクターのセリフであろうが共通したボイスであるため、一枚絵のカードイラスト等の印象も合わさり、人によってはチープに感じてしまうかもしれない。 キャラクターの掘り下げが弱い 顕著なのがメルブールとクロエの2人。メルブールはそもそも人語を話せないためコミュニケーションに乏しい上に終盤にならないと掘り下げイベントが無く、クロエは作中での描写のほとんどに復讐者という設定が伴っていない。 選択肢発生時の死にシステム 本作は選択肢を選ぶ際に長押しで決定する仕様なのだが、決定が決まる前に「選択肢によって発生する先の展開をチラ見することが出来る内容が書かれている」という仕様がある。しかし、どの選択肢を選んでも物語の大筋には影響せず、マトモそうな選択肢を選んでも選ばなかった方の選択肢と大差ない展開になるだけだったり、全く同じ内容が書かれているだけで結果も変わらなかったりと、お遊び以上の要素が存在せず、システムがほぼ意味を成していない。 ゲームのテンポが悪い 裏向きのカードをめくりながら進めていくフィールドマスの解放作業自体もそうだが、フィールドから町やダンジョンへの移動、バトルへの移行、メニューを開くといった各動作毎に「カードが一斉に片付けられて画面構成が切り替わる」という演出が挟まるため、ゲームのテンポが全体的に悪い。 一応アップデートで高速化オプションが追加されたが、ロード時間や画面変更の速さなどは変わらず、一部の挙動や効果音がおかしくなることがある、ゲームを終了すると速度が通常に戻る等、根本的な解決には至っていない。 アイテム所持数の上限 中盤以降プレイスタイル次第で顕著になる問題点。本作は戦闘バランスが易しめな事もあり、しっかり鍛えながら進めればアイテムを使う機会が少なくなる。それに加えてアイテムが1つの枠に纏まらない仕様の為、しっかりレベルを上げて進めるタイプのプレイヤーは中盤からアイテムを取捨選択しながら進める必要があり、上述のゲームテンポの悪さに拍車がかかってしまう。 メニュー画面のUI L1R1が「メニューの項目タブ切り替え」に割り当てられているため、アイテム一覧をページ送りしようとして別項目に飛んでしまい、目的のアイテムを再度探し直す……といった事態も発生する。ページ送りはRスティックの左右入力で可能だが、操作説明が分かるような記載は存在しない。 また、オプション一覧を開く操作を表記したUIが項目やカーソル移動して一定時間操作をしない状態になるまでフェードアウトする仕様の為、咄嗟にオプションを弄りたくても必死にカーソルを動かすせいで操作が表示されず、タイトルまで戻ってしまう事態も少なくない。 尚、オプションの「その他」内の「その他」のタブの選択肢が「タイトルに戻る」しかない。かなり奥まった場所にあるため分かりづらいと不評。 大事な物の「不思議なカード」の用途が真EDの解放以外存在せず、作中での立ち位置も不明。 どこにあるのかというヒント無しにしらみつぶしに探す必要がある割に用途がそれしか無く、作中でこのカードがどういう扱いのアイテムなのかといった描写も存在しないため、ご都合主義のような真EDの内容にモヤモヤした感情に苛まれたユーザーも。 戦闘の問題点 ボス戦や一部の戦闘では、ランダムな支援効果が得られる「ハプニングカード」という要素があるのだが、その発動した効果を確認するための方法(*2)がゲーム内で説明されない。 敵の属性耐性や状態異常耐性の情報はどこにも記載が無く、記憶や見た目から判断して把握するしかない。この仕様の都合上仕方のないことではあるが、攻略サイトで耐性についての情報に抜け漏れがあることもしばしば。 『ダイスロールによる効果成否やダメージ変動を伴うスキル』の使用時に、使用するダイスが何面ダイスなのか事前に判別できない。一応ダメージ系が6面、成否判定系が10面と棲み分けはされているが、ゲーム内での説明がないため不評。 ラスボス戦のバランスが大味。パーティ構成は主人公、クロエ、ブルーノの3人なら持久戦で勝つことが出来る反面、これ以外のキャラ構成だったりスキル構成・耐性装備を間違えたりすると一気に勝つのが難しくなる。 また、ラスボス戦の前哨戦に加勢してくれるNPCが全然使用しないスキルがある。「使えよ!」と思ったプレイヤーは数知れず。 「遊技場」でトランプのミニゲームを遊べるのだが、自分の番が回ってこないとギブアップさせてもらえない上にテンポが兎に角悪い。コンポーネントをコンプリートしたいユーザーから不評。 その他細かな問題点 山や壁等の侵入不可能なフィールドマスは「実際に足を踏み入れてから戻される」という仕様の為、ちょっとしたスティックの角度の違いで反復横跳びがしばしば発生してしまう。 DLC「ヨナのおもちゃ箱」のコラボ衣装にリディとブルーノの分が用意されておらず、中途半端だとして不評。 コマやカードデザイン、BGM等の各種コンポーネントはタイトル画面からしか変更できない。ゲーム開始時のロード時間が長い事もあって気軽に変更しづらく、Switch版は更に長くなるため尚更。 逆に(ネタバレ防止の為か)各章開始時に流れるムービーのギャラリーはタイトル画面から飛ぶことはできず、データをロードする必要がある。 総評 「ヨコオタロウ氏が手掛ける完全新規IP」として大いなる期待を背負った本作だが、そのマイルドなシナリオに「鬱やえげつなさを求めていたヨコオ作品のファン」は肩透かしを食らってしまった。 しかし、裏を返せばヨコオ作品の中では一番初心者にお勧めしやすい、言わば「ジェネリック版ヨコオ作品」と言う事でもある。 主人公の素行の悪さ、UIの不親切さ、テンポの悪さこそ気になるものの、それらを容認できるのなら「過去にヨコオ作品を遊んだことがあったが鬱要素がキツすぎてプレイを辞めた事がある」「ヨコオ作品が気になってはいたが噂を聞いて腰が引けていた」というユーザーにはお勧めできる一作と言えるだろう。 その後の展開 『Voice of Cards』シリーズとして、本作と同様のコンセプトの後続作品が発売されている。本作『ドラゴンの島』とのシナリオ上の繋がりは無く、ゲームマスターのCVも各作品で異なる等、あくまでUIやシステム等コンセプトのみを引き継いだ形となっている。 2022年2月17日にシリーズ第2作『Voice of Cards できそこないの巫女』が発売。ゲームマスターのCVは速水奨氏が務める。 2022年9月13日にシリーズ第3作『Voice of Cards 囚われの魔物』が発売。ゲームマスターのCVは石川由依氏が務める。 2023年3月23日にはシリーズ3作品がセットになった『Voice of Cards Trilogy』が発売された他、iOSとAndroidでも発売。LINEスタンプも販売開始された。
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技術資料等として集めたカタログがあふれている。 解決策の例 メーカー別、など何らかのジャンルで分類し、ファイリングし、背表紙にラベルを張る。 →一般的だが、もっといい方法は無いのか? というか、本当に必要なものはなんなのか?
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項目ごとに五十音順 良作一覧(PlayStation) 良作(ソニー据置機) - PS / PS2 / その他ソニー据置機 ゲーム一覧の判定欄には、基本情報表のメイン判定のみ記載。 判定欄の「*」印は、発売当時から判定が変化した事を意味し、最新版のメイン判定を表示する。 議論スレは左メニューの「意見箱(良)」が該当する。 PlayStation(1994年12月3日) タイトル ジャンル 判定 概要 あ行 アークザラッドII SRPG 良 前作の不満をほぼ解消しきった良作RPG。黒幕への引導はあなたの手で。 アークザラッド・モンスターゲームwithカジノゲーム etc 良 抽選の賞品だった『アークII』やりこみディスクがカジノを加えて商品化。「アーク、たまには脇役になりなさい」。 アーマード・コア TPS 良 「今この瞬間から君はレイヴンだ」―― カスタマイズ性を取り入れた名作3Dロボットアクションシリーズの第1作。 アーマード・コア プロジェクトファンタズマ TPS 良 「いいか、俺は面倒が嫌いなんだ」―― わずか半年で現れた『アーマード・コア』第2作。 アーマード・コア マスターオブアリーナ TPS 良 「誰であろうと、私を超えることは不可能だ」――『PS三部作』最終章。闘技場 アリーナ を征するのは誰だ。 R-TYPES STG 良 『I』・『II』をセットで完全移植。後の「Rの系譜」の走りとなる設定資料集も収録したお得なソフト。 R-TYPE Δ STG 良 新生アイレムによる新生『R』。家庭用オリジナルSTGでも屈指の名作。 RPGツクール3 etc 良 前作と並び、「家庭用ゲーム機では最高」との評価も高いRPGツクール。 R4 リッジレーサータイプ4 RCG 良 「演出系レースゲーム」の極致として称えられる異色の「リッジ」。 I.Q Intelligent Qube PZL 良 思考を極限まで回転させ、立方体(キューブ)の支配する世界へと挑め。 アインハンダー STG 良 スクウェアが送る演出系STG。全テヲ破壊シ、熱圏ノ彼方ヘ飛ベ。 アクアノートの休日 SLG 良 水槽をぼーっと眺めてるような穏やかさを。 アクアノートの休日2 SLG 良 美麗なグラフィックで描かれる海中をのんびり探索。きっと癒されます。 悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲 ACT 良 悪魔城シリーズのターニングポイント。耽美的な雰囲気の映える「探索型」ドラキュラ。 アストロノーカ SLG 良 「ノーカ=農家」。宇宙一の野菜を作るのだ! アランドラ ARPG 良 高難度ながらかなりのやりごたえを誇るゼルダタイプのARPG。良質なBGMやハードなストーリーも好評。 アランドラ2 魔進化の謎 ARPG 良 作風は大きく転換しており、前作とはまた違った魅力を持つ作品。 ヴァルキリープロファイル ARPG 良 北欧神話を題材にした「人と神とのRPG」。 ヴィジランテ8 ACT 良 70年代のアメリカを舞台に戦いが繰り広げられるカーコンバットアクションゲーム。 右左(U-SA) PZL 良 万華鏡+ボールパズル。一回遊べばきっと嵌るが知名度が…。 エースコンバット STG 良 軍用機のフライトシューティングといえばこれで決まり。 エースコンバット2 STG 良 進化して帰ってきた軍用機フライトシューティング。 エースコンバット3 エレクトロスフィア STG 良 90年代末期のナムコの底力が結集されたタイトル。エスコンシリーズで一つ浮いた雰囲気の異端の作品。 Echo Night ADV 良 亡霊を倒すのではなく成仏させていく物静かなホラーADV。 Echo Night #2 眠りの支配者 ADV 良 シリーズ2作目。ストーリーは1作目と独立しており、本作単体でのプレイも問題ない。 SDガンダム Gジェネレーション SRPG 良 今なお続くGジェネシリーズ第1作。 SDガンダム Gジェネレーション ZERO SRPG 良 現在のGジェネのシステムのほとんどを完成させた良作。 SDガンダム Gジェネレーション F SRPG 良 未だにシリーズトップクラスのボリュームを誇る、ガンダム図鑑とも呼べる名作。 エリーのアトリエ ~ザールブルグの錬金術士2~ RPG 良 前作から正統派の進化を遂げた人気作。 OverBlood2 AADV 良 前作から一転、近未来SFアクションへ。即死は相変わらずだが、世界観やアクションに光るものがある。 オメガブースト TPS 良 PSでは最高レベルのCGのロボットSTG。その軽快なかっこよさは、誰しもを魅了する。 俺の屍を越えてゆけ RPG 良 生きる。死ぬ。託す。短命という宿命を負った一族が過酷な運命に挑む「世代交代RPG」。 俺の料理 ACT 良 おそらく世界初の本格料理アクション。デュアルショックを生かした直感的な操作で料理を再現。 か行 影牢 ~刻命館 真章~ ACT 良 ダークな世界観と端々に妙に笑いを誘う設定が特徴のトラップアクション。 風のクロノア door to phantomile ACT 良 世界観を大事にするアクションゲーム。さあ、あなたも夢の世界を冒険しよう! 学校であった怖い話S ADV 良 粗は目につくが劣化移植に非ず。むしろみんなが手放さないのでプレミア化しちゃった「完全版」だ。 かまいたちの夜 特別編 ADV 良 CD-ROMで復活した「真冬のペンションの惨劇」。 ガメラ2000 STG 良 あのガメラがシューティングゲームに、ZUNTATAのサントラが素晴らしい。 仮面ライダーV3 FTG 良 原作愛の塊のような格ゲー。これぞ昭和仮面ライダークオリティ(もちろん良い意味で)。 カルネージハート(EZ-Zapping) SLG 良 パソコンSLGの老舗がプレステに放つ、プログラム設計が命のウォーシミュレーション。 ガンダム・ザ・バトルマスター FTG 良 あいつのコクピットに正拳突き! GUITARFREAKS APPEND 2ndMIX 音楽 良 アーケードの移植。オリジナル楽曲が盛り沢山。起動させるには前作が必要なのでご注意を。 ガンバレット STG 良 あのバラエティーガンシューティングが本格RPGを同時収録して家庭用に。 機動警察パトレイバー ゲームエディション ACT 良 オリジナルシナリオながら原作の雰囲気を残した名作。コンボが決まると爽快感抜群。 機動戦士ガンダム ギレンの野望 ジオンの系譜 SLG 良 立てよ国民よ!サターン版の良質な部分そのままに全面的な調整を行ったバンダイの本気。 ギャロップレーサー RCG 良 競馬史を彩った有名競争馬が勢揃い。君は乗りこなせるか? AC版稼動開始とほぼ同時期に発売。 キュイーン STG 良 童話の世界を掃除機で大冒険。見た目は子供向け、だけど中身はガチのシューティング。 KING S FIELD ARPG 良 PS黎明期の高難度アクションRPG。『デモンズソウル』の原点。 KING S FIELD II ARPG 良 ボリュームやグラフィックが更に向上。「三部作最高傑作」とも謳われる。 KING S FIELD III ARPG 良 ヴァーダイト三部作の最終章。ストーリーはかなり衝撃的。 久遠の絆 ADV 良 千年の時を越えた悲恋の物語。ソニーチェックの限界に挑戦した表現も見どころ。 ぐっすんぱらだいす ACT/PZL 良 落ち物パズルアクションだったシリーズの中で、唯一別ジャンルだったゆるキャラゲー。 クラッシュ・バンディクー ACT 良 宇宙初の奥スクロール! PSでのスーパーマリオブラザーズ系アクションゲーム。 クラッシュ・バンディクー2 コルテックスの逆襲! ACT 良 遊びやすさが飛躍的に向上。今度は宇宙まで行ってしまうぞ!クラッシュ万事休す! クラッシュ・バンディクー3 ブッとび!世界一周 ACT 良 今度のクラッシュは、スケールもボリュームも「ブッとび」の名を冠するに相応しい。 クラッシュ・バンディクー カーニバル etc 良 良くも悪くも2人プレイで真価を発揮する、ちょっと異色のパーティーゲーム。 クラッシュ・バンディクー レーシング RCG 良 あの「Naughty Dog」が送るPS屈指の良レースゲーム。 グラディウス外伝 STG 良 シリーズのナンバリングタイトルにも劣らない出来の意欲作。 グランツーリスモ RCG/SLG 良 レースゲーム界に新風を吹き込み、「リアル系レースゲーム」というジャンルを確立した世界的大ヒット作。 グランツーリスモ2 RCG/SLG 良 名作カーライフシミュレーターの続編。車種・コースが大幅に増加。 Grand Theft Auto ACT 良 全ての始まり。見下ろし型2Dクライムアクション。 Grand Theft Auto 2 ACT 良 エンジン一新でパワーアップ。もちろん過激さもパワーアップ。特に「ホットドッグ殺人!」の残虐さは語り草に。 グローランサー RPG 良 ノンストップドラマチックRPGの開幕。このゲームはアタリです。 クロス探偵物語1 ~前編~/~後編~ ADV 良 「推理アドベンチャーゲームの大革命!」を謳う、推理アドベンチャーの傑作。 クロックタワー2 ADV 良 生存確率は1/10000! あなたは生き残れるか…? クロノ・トリガー RPG 良 SFC版にやり込み要素を追加した移植版。ただ、サウンドの劣化やロード時間による引っ掛かり、イベントの二重再生などの難あり。 激走トマランナー RCG 良 操るのはカートでも実車でもない、人間だ! 他のレースゲームとは一線を画すアクション性の高さがウリ。 ゲックス ACT 良 壁上り、天井這いずりアクションゲーム!洋ゲーらしいやり応え十分な作品。 Gex Enter the Gecko ACT 良 2Dから3Dへガラリと変わった、ヤモリが主人公のアクションゲーム2作目。 幻想水滸伝 RPG 良 108人の仲間を集め、強大な帝国を打ち倒せ! 幻想水滸伝II RPG 良 そのシナリオは「戦記RPGの最高傑作」と評されるほど。 攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL TPS 良 原作の雰囲気を大事にした、3DアクションSTG。少佐「新人、任せるわよ!」 高機動幻想 ガンパレード・マーチ SLG 良 第32回日本SF大会星雲賞メディア部門受賞。 宣伝費0から口コミで売り上げを伸ばし、遂にはゲーム史上初の星雲賞を受賞した箱庭ゲー。 ゴエモン 新世代襲名! ACT 良 設定の刷新に失敗したが、ゲーム性自体は良好。 こみゅにてぃぽむ RPG 良 不思議な生き物「ぽむ」を集めてこみゅにてぃを作ろう! ゆるくて可愛らしい一風変わったアクションRPG。 コンバットチョロQ ACT 良 子供のみならず大人や軍事マニアでも楽しめる傑作ACT。 さ行 ザ・ゲームメーカー 売れ売れ100万本げっとだぜ! SLG 良 単調になるはずだったゲーム製作の作業をアクション化したことで成功した一作。 サーカディア ADV 良 魅力的な仲間達とコミュニケーションを取るSF学園ジュブナイル。親しくない仲間は敵に。 XI[sai] PZL 良 小さな悪魔を操作してサイコロを次々と消していこう。最大5人プレイが可能なパズルゲーム。 XI JUMBO PZL 良 持ち上げやジャンプが追加され初心者から上級者までおすすめできる作品に。 サイドワインダー2 STG 良 前作とは比べ物にならないほどボリュームアップ。 SILENT HILL ADV 良 バイオハザードシリーズとはまた違う「恐怖」でファンを獲得したホラーADV。 サイレントボマー ACT 良 設置して、ロックして、爆破する。敵と一緒にストレスも吹き飛ぶ、ハードで骨太な3D爆破アクション。 サガ フロンティア RPG 良 ごった煮な世界を背景に繰り広げられる7人の多彩なストーリー。新システム『連携』が大好評。 サガ フロンティア2 RPG 良 100年近い年月の表と裏の歴史を舞台に繰り広げられる、サガシリーズ最高のストーリー。 The Tower BONUS edition SLG 良 自分だけのビルを作れる名作経営シミュレーション、3DCGで作ったビルの中を歩くことが可能。 ZANAC×ZANAC STG 良 ディスクシステム伝説のSTGの完全移植と、そのリメイクの同梱ソフト。 サモンナイト2 SRPG 良 荒削りだった前作からシステム・シナリオ共に順当に進化。 さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち SLG 良 フルボイス化、原作の2つの展開を両方収録とキャラゲーとして非常に良質。リアルタイムSLGとしても水準以上の出来。 サルゲッチュ ACT 良 世界初のデュアルショック「専用」ゲーム。様々な時代を駆け巡り、サルを「ゲッチュ」せよ! 三國志V SLG 良 「名声」という概念を導入。未だに「シリーズ最高傑作」の声が多い名作。 サンダーフォースV PERFECT SYSTEM STG 良 「パーフェクト」の名に恥じぬ出来となった、文字通りの完全版。 実況パワフルプロ野球 98開幕版/決定版 SPG 良 思い通りにチームを育てて甲子園を目指す! サクセスを超えた高校野球シミュレーションの名作。 実況パワフルプロ野球 99開幕版/決定版 SPG 良 もっとも売れたパワプロ。試合進行サクセス「冥球島」は今なお評価が高い。 実況パワフルプロ野球2000 開幕版/決定版 SPG 良 最新ハードの波に押されながらも安定した出来栄え。PS最後の『サクセス』モード。 じぱんぐ島 ~運命はサイコロが決める!?~ TBL 良 運命はサイコロだけでは決まらない。ゲームの面白さも予算だけでは決まらない。 JumpingFlash! アロハ男爵ファンキー大作戦の巻 ACT/STG 良 「元祖とびゲー」。自在なジャンプとコミカルな世界観が特徴の、一人称ACT&STG。 Jumping Flash!2 アロハ男爵大弱りの巻 ACT/STG 良 前作の楽しさを受け継ぎつつ、ボリュームアップ。 シルエットミラージュ ~リプログラムドホープ~ ACT 良 2種類の属性を使い分けるトレジャー製ACT。コミカルなデザインとは裏腹に重いストーリーや切ないエンディングは印象に残りやすい。 Zill O ll RPG 良 主人公に与えられたのは無限の可能性。プレイするたびに出会う運命が変わる、高い自由度と濃厚なシナリオを両立させたRPG。 シルバー事件 ADV 良 尖ったセンスが光るアドベンチャーゲームの異端。 SIMPLE1500シリーズ Vol.71 THE 恋愛シミュレーション2 ふれあい ADV 良 1500円とは思えないほどのボリュームのあるシナリオ。周回要素も備えてやり応え十分なゲーム。 真・女神転生 RPG 良 インターフェイスを微改善、音源を差し替えバグを消去したPS版。 スーパーロボット大戦α外伝 SRPG 良 当時異色の参戦作品群。「遙かなる時の彼方」のスパロボ大戦。 スーパーロボット大戦α SRPG 良 シリーズの転換点となった新世代のスパロボ。 スターオーシャン セカンドストーリー ARPG 良 前作からの正当進化。これ一本でトライエースの実力の凄さが分かる。 ストリートファイターEX Plus α FTG 良 名作格闘ゲームが魅力と雰囲気を損なうことなく3D化。 ストリートファイターZERO2 FTG 良 追加要素は少なめだが、移植度は良好。 スパイロ×スパークス トンでもツアーズ ACT 良 ちっちゃなドラゴンの冒険ファンタジーアクション第2弾。今度のテーマは異世界ツアー! スパイロ・ザ・ドラゴン ACT 良 インソムニアックゲームズの名を知らしめた、ちっちゃなドラゴンの冒険ファンタジーアクション。 スピンテイル ACT 良 洋ゲーにまさかのせんだみつお起用。ローカライズには難ありだが、中身はしっかり硬派なアクションゲーム。 聖剣伝説 LEGEND OF MANA ARPG 良 3D化の風潮の中、敢えて2Dで「聖剣らしさ」と「発展」を表現。 ゼノギアス RPG 良 詳細すぎる設定群を基に織り成すシナリオが魅力の、スクウェアRPG最高峰と評されるSFストーリー。 ZOIDS 帝国VS共和国 メカ生体の遺伝子 SRPG 良 ゾイドゲームの中では一二を争う程の出来栄え。旧バトストファンにも嬉しい仕様。 蒼魔灯 ACT 良 いっそう厚みを増した「トラップゲーム」第三弾。室内に響く老若男女の断末魔。 ソウルエッジ FTG 良 ソウルキャリバーシリーズの原点。アーケードからの移植だが、移植度は良好で追加要素も評価が高い。 続・御神楽少女探偵団 ~完結編~ ADV 良 御神楽少女探偵団の後編。シナリオはより本格的になっているが、前作プレイ前提なので注意。 卒業II ~Neo Generation~ SLG 良 前作と共にギャルゲーを語る上で外せない歴史的作品の移植。PS版では、移植元で問題となったイベントの多くが別のイベントに差し替えられている。 た行 太閤立志伝II SLG 良 PC98からの移植作。プレイヤー有利の変更点や追加要素あり。 タイムクライシス STG 良 名作ガンアクションに新規ストーリーを追加した移植版。 タイムボカンシリーズ ボカンですよ STG 良 システムもステージも一新。さらに遊びやすくなった「ボカン」シューティング。 タイムボカンシリーズ ボカンと一発!ドロンボー STG 良 あの3人組が主役。キャラゲーとしての完成度もさることながら、シューティング入門としてもハイクオリティ。 ダブルキャスト ADV 良 「ギャルゲーと思っているとビックリするな!」「うむ! その通り!!」 Dance Dance Revolution 音楽 良 専用コントローラーを使って家でもダンス。斬新な音ゲーがお茶の間に初登場。 Dance Dance Revolution 2ndReMIX 音楽 良 社会現象を巻き起こしたシリーズ2作目。収録曲が倍増し、充実したモードの数々と併せてボリューム満載。 Dance Dance Revolution 3rdMIX 音楽 良 難関譜面が増えてやりごたえアップ。本作からダイエット用の機能が充実。 探偵 神宮寺三郎 灯火が消えぬ間に ADV 良 PSリリース三作品目。探偵らしさを高める新システムも搭載。 探偵 神宮寺三郎 夢の終わりに ADV 良 ハードボイルドADV神宮寺シリーズの最高峰にして10周年記念作品。 ちっぽけラルフの大冒険 ACT 良 早すぎたレトロ2Dアクションへの回帰。2Dジャンプアクションの隠れた秀作。 チャルメラ SLG 良 ラーメンのように暖かな昭和の町で日本一のラーメン屋になろう。 チョコボの不思議なダンジョン RPG 良 低難易度路線のローグライクゲームを打ち出したパイオニア。それ故にかつては批判も多かった。 チョコボの不思議なダンジョン2 RPG 良 パッケージイラストの意味は、いずれ分かる事になるだろう……。 チョコボレーシング ~幻界へのロード~ RCG 良 「幻界」目指して走り抜けろ! スクウェア屈指の良作レーシング。 チョロQ RCG 良 カスタマイズ要素が魅力的なレースゲーム。 チョロQ2 RCG 良 ↑の続編。前作より機能が充実し、より遊びやすくなった。 チョロQ3 RCG 良 タムソフト製チョロQ最終作。ボリュームはシリーズの中でも随一。 チョロQマリン Qボート RCG 良 船や潜水艦でレースするチョロQ。 ティアリングサーガ ユトナ英雄戦記 SRPG 良 裁判沙汰のせいで印象は良くないが、その中身はPS最晩年にふさわしい名作SRPGである。 Dの食卓 コンプリートグラフィックス ADV 良 インタラクティブムービーの金字塔・PSに見参。『エネミー・ゼロ』事件の発端としても有名。 ディノクライシス2 AADV 良 恐竜達へのお礼参りが始まる。カプコンが放ったバイオ系アクションゲームの傑作。 テイルズ オブ エターニア RPG 良 戦闘システム、シナリオの方向性など、シリーズの土台を固めきった文句なしの名作。 テイルズ オブ デスティニー RPG 良 テイルズ オブ シリーズ第二弾。欠点も多いがそれをカバーする魅力もまた盛りだくさん。シリーズを一躍有名にした代表作。 テイルズ オブ ファンタジア RPG 良 改変内容に苦言を呈すSFC版ファンも存在するが、概して見ればリメイクのお手本とも言える完成度を誇る。 デザエモン+ etc 良 名作STG製作ソフトを移植。新機能や改善点も。 デジモンワールド RPG 良 携帯機の育成にRPG要素をバランスよく取り込んだ、据え置き型デジモンゲームの初期作。 デジモンワールド デジタルカードアリーナ TBL 良 ゲーム、そしてアニメの世界観も含んだカードゲーム。原作愛もやりこみ要素もたっぷり。 鉄拳2 FTG 良 まだまだ粗の多いゲームバランスではあったが、シリーズ発展に大きく貢献。PS1初のミリオンセラーソフト。 鉄拳3 FTG 良 キャラクターを大幅入れ替え、軸移動を導入。以降のシリーズの基礎になる。 デュープリズム ARPG 良 人気は根強いのに、何故か製作会社から長年目を背けられていた不遇の名作。 DX人生ゲームIV TBL 良 Wii版のクオリティを想像していると裏切られる。テレビゲーム版を遊ぶならコレ。 Toys Dream SLG 良 4人の少年・少女の発明物語。魅力的なキャラクターが織りなす世界観がウリ。様々な発明をして借金を返そう。 トゥームレイダース AADV 良 世界累計売上3000万本を超えるアクションアドベンチャーシリーズの第一作目。 トゥームレイダー2 AADV 良 前作から正当進化を遂げた第二作目。舞台は遺跡以外へも広がった。 東京魔人學園剣風帖 ADV/SRPG 良 感情入力システムを導入したジュヴナイル伝奇活劇。 ToHeart SLG 良 Leafを一気にメジャーにしたタイトル。メイドロボ萌え~。 トゥルー・ラブストーリー SLG 良 地味には地味の良さがある。当時の常識に逆行するような作風は、違った意味で影響を与えた。 トゥルーラブストーリー2 SLG 良 ディスク3枚組の大ボリュームで送る。演出、システム、内容、あらゆる部分を洗練させたTLS最高傑作。 ときめきメモリアル ~forever with you~ SLG 良 「遊んでるって知られて噂とかされると恥ずかしいし…。」良くも悪くもギャルゲーを規定した代名詞的存在。 ときめきメモリアル2 SLG 良 少々影が薄い気もするが、その実シリーズの一番人気。名作の血はPSギャルゲー最後のヒットを飾った。 ときめきメモリアルドラマシリーズ Vol.1~3 虹色の青春/彩のラブソング/旅立ちの詩 ADV 良 小島組が贈る名作恋愛ゲームのスピンオフストーリー。 どこでもいっしょ etc 良 人工無能?いいえ、ポケットピープルです。ポケステでいつでもどこでもいっしょだニャ! トバル2 FTG 良 格闘ゲームにもかかわらずFF7の陰に隠れてしまった、悲劇の名作。おまえの肉を食わせろ! ドラゴンクエストIV 導かれし者たち RPG 良 『VII』のエンジンでフルリメイク。クリア後の追加シナリオは賛否両論だが、原作の魅力はきっちり再現。 ドラゴンクエスト・キャラクターズ トルネコの大冒険2 ~不思議のダンジョン~ RPG 良 不思議のダンジョン入門者は是非こちらからプレイを。 ドラゴンシーズ~最終進化形態~ SLG 良 「BGMが良いだけのゲーム」なんて言わせない奥深さが隠されていた! トラップガンナー ACT 良 第一印象の安っぽさで地雷ゲー扱いされた悲劇のゲーム。対人戦の熱さは最上級。 トワイライトシンドローム 探索編/究明編 ADV 良 都市伝説+女子高生に暮れゆく昭和の情景を重ねた、等身大な描写も光る名作学園ホラー。 な行 Neo ATLAS SLG 良 あなたが信じれば、世界は変わる。 Neo ATLAS II SLG 良 良作を発見しました。この報告を「信じる」/「信じない」 Neorude RPG 良 キャラクターを「導き」ギミックの豊富なダンジョンをクリアしていく、ゲームブックやテーブルトークRPGのような雰囲気のRPG。 Neorude ~刻まれた紋章~ RPG 良 ネオリュードシリーズ最終作。主人公陣は一新されたが、きめ細やかな演出や温かみのあるストーリーは健在。 Neorude2 RPG 良 リーディングRPGの決定版ともいうべき名作。ダンジョンだけでなくシナリオもパワーアップしている。 ネクストキング 恋の千年王国 TBL 良 ファンタジー世界で王子となりヒロイン達を口説き落とせ! は行 バーガーバーガー SLG 良 ハンバーガー店の経営SLG。ゲテモノから美味しいものまで、(店を潰さない範囲で)自由なバーガーを作ろう! ハームフルパーク STG 良 PS1最高額プレミアソフト。「ハートフル」な遊園地が「ハームフル」に牙を剥く。おもしろギャグの本格シューティング、いざ開園。 バイオハザード AADV 良 「ホラーゲーム」というジャンルが成立することを実証し、ゾンビゲーの雄となった名作。 バイオハザード2 AADV 良 基本要素はそのままに様々な調整を加え、前作を遥かに凌ぐ大ヒット作品となった。 バイオハザード3 ラストエスケープ AADV 良 新たなる恐怖が街を蝕む中、繰り広げられる「最後の脱出」。 バスト ア ムーブ Dance Rhythm Action 音楽 良 カッコよくダンスを踊るダンスバトルゲーム。 バスト ア ムーブ2 ダンス天国MIX 音楽 良 様々な要素が進化したダンスバトルゲームの秀作。 パネキット SLG 良 コンセプトは「無限工作おもちゃ箱」。真に「一生遊べる」だけの自由度を持った物理SLG。 Parasite Eve II ADV 良 RPGからアクションアドベンチャーにジャンル変更。豊富なやり込みと良質なアクションで完成度は高まった。 パラッパラッパー 音楽 良 音楽ゲームの開拓者。ラップ調の音楽中心でアドリブが盛り込めるのは今でも目新しい。 BAROQUE 歪んだ妄想 RPG 良 ダークで独特な世界観の一人称視点ローグライクRPG。 PANZER FRONT bis. SLG 良 国産コンシューマゲーム唯一の戦車シミュレーター。戦場の厳しさが味わえる。 beatmania APPEND GOTTAMIX 音楽 良 beatmaniaの楽曲に新たな方向性を打ち出した作品。 ファイナルファンタジーII RPG 良 WSC版をベースとしたリメイク。ギャラリーモードとムービーが追加されている。 ファイナルファンタジーIV RPG 良 ドットを完全に打ち直しダッシュを追加。コレクションシリーズ唯一の良心。 ファイナルファンタジーV RPG 劣化 内容自体はSFC版と同じなのだが、サウンドの劣化やロード時間が難点。特に『VI』のエンディング同期破綻が顕著。(『IV』が素晴らしかっただけに)どうしてこうなった…… ファイナルファンタジーVI RPG 劣化 ファイナルファンタジーVII RPG 良 最早説明不要の大作RPG。RPGに新たな方向性を提示し、PS普及の立役者となった。 ファイナルファンタジーVII インターナショナル RPG 良 北米版VIIをベースに様々な新要素を追加。オリジナル版でのシステム不満点を改善。 ファイナルファンタジーIX RPG 良 PS末期に目指した「原点回帰」。PS最高のグラフィックと、素朴で感動的なストーリーが魅力。 ファイナルファンタジータクティクス SRPG 良 『タクティクスオウガ』の流れを汲む、FF初のシミュレーションRPG。 風雨来記 ADV 良 北の大地で繰り広げられる出会いと別れの物語は「旅シミュレーター」としても見事な完成度。ギャルゲー史に残る演出でも有名。 FEDA2 White surge the Platoon SRPG 良 FEDAの続編。実写ムービーやファンサービスは必見。豪華声優、格ゲーを彷彿させる動作も高評価。 ブリガンダイン グランドエディション SLG 良 ゲームの出来は声優陣以上に豪華だった。 プリズムコート SPG/SLG 良 「こんなのバレーじゃない!」バレー経験者プログラマーの怒りが名作を生み出した。 ブルー・シカゴ・ブルース ADV 良 刑事J.B.ハロルドシリーズ4作目。聞き込みが主体のハードボイルドなミステリー佳作。 ブレイヴフェンサー 武蔵伝 ARPG 良 伝説の剣豪が異世界で大暴れ。敵の力を己のものにして戦え。 Blaze Blade ARPG 良 一人で遊ぶと凡ゲー、二人以上で遊ぶと名作というギャップ。 ブレス オブ ファイアIII RPG 良 プラットフォームをPSに移して完成度アップ。「シリーズらしさ」の定着にも成功した。 ブレス オブ ファイアIV うつろわざるもの RPG 良 人を選ぶが深く考えさせられるシナリオが魅力のRPG。 From TV Animation ONE PIECE グランドバトル!2 FTG 良 前作から大幅にボリュームアップ。システム面の変更もあり、より白熱したバトルを楽しめる。 フロントミッションオルタナティヴ SRPG 良 FMシリーズの異端児。荒削りながらもコアなユーザー達を捉えて離さない、センスの塊。 フロントミッション ザ・ファースト SRPG 良 初代の移植。新たなシナリオは一部不満はあるものの全体的に良好。 フロントミッション サード SRPG 良 青年は最愛の義妹を守る為、そして悪を暴くために世界を駆け巡る。フロントミッションの一つの集大成。 ベアルファレス ARPG 良 「ガンパレ」の影に隠れてしまった悲運の名作。世界観からキャラの挙動一つまで丁寧に作りこまれた完成度は本物。 ベイグラントストーリー ARPG 良 PSポリゴンの頂点。美麗なグラフィックと効果的な演出が素晴らしいARPG。 PET PET PET SLG 良 ペットショップを経営して町の人を幸せにしよう。…でも動物を売りすぎないように。 ペプシマン ACT 良 CMのノリでペプシマンを走らせよう。出来ればペプシコーラを飲みながら。 ペルソナ2 罪 RPG 良 衝撃的なストーリーはプレイヤーの記憶に刻み込まれた。続編『罰』との二部作の前編を担う作品。 ペルソナ2 罰 RPG 良 『罪』の続編にして完結編。アダルトな視点と罪のダークな物語を昇華した展開が見所。 BELTLOGGER 9 ACT/3DSTG 良 当時としては良画質で、加速パーツを装備しても処理落ちなし。シナリオも上出来。 BOXER S ROAD SLG 良 格闘アクションゲームではない。ボクサーとしての生活を再現するボクシングシミュレーターである。 北斗の拳 世紀末救世主伝説 ACT 良 北斗ゲー史上最高のバカゲー(他が酷過ぎるとも言う)。 ぼくのなつやすみ ADV 良 僕たちの夏休みはまだまだこれからだ! ポケットファイター FTG 良 ストリートファイターやヴァンパイアでおなじみのキャラがSD化して戦う隠れた良作。 ポポローグ RPG 良 「ポポロ」で「ローグ」。万人受けするシナリオ、特徴的なシステム、そして豊富なやりこみ要素。 ポポロクロイス物語 RPG 良 本当に「涙がぽぽろ」に……。 ポポロクロイス物語II RPG 良 プレイする際はお手元にハンカチ、いやバスタオルのご用意を。 ポリスノーツ ADV 良 「人類の宇宙への挑戦か、宇宙の人類への挑発か」―― 小島秀夫の初期の代表作として知られる90年代ADVの名作。 ま行 マール王国の人形姫 RPG 良 「家族・愛」をテーマにした笑いあり涙ありの感動作。その後の日本一ソフトウェアの作風を決定付けた。 マイガーデン SLG 良 派手さは無いが、丁寧に作りこまれたガーデニングゲーム。癒しを求める人へ。 マジカルドロップ PZL 良 取って投げて、縦に3つ並べるだけ! 後付け連鎖がアツい新感覚の落ちゲー。 街 ~運命の交差点~ ADV 良 一人の選択が誰かの運命を変える、サウンドノベルの最高峰。 マリーのアトリエ ~ザールブルグの錬金術士~ RPG 良 RPGって世界を救わなきゃいけないものなんですか? 御神楽少女探偵団 ADV 良 ギャルゲー然とした見た目とドロドロで陰惨なシナリオとのギャップがウリの推理アドベンチャー。 みつめてナイト SLG 良 当時のギャルゲーらしからぬハードな世界観の恋愛SLG。 MYST ADV 良 グラフィックのクオリティと難易度の高さで有名な、ノーヒントクリックADVシリーズの元祖。 みんなのGOLF SPT 良 国民的ゴルフゲーム「みんゴル」、誕生。 みんなのGOLF2 SPT 良 正統進化を遂げ、ゴルフゲームシリーズとしての地位を確固たるものに。 moon RPG/ADV 良 ――それは、落ちた少年の物語。 メタルギアソリッド ACT 良 MSX2の幻の名作が帰ってきた。「20世紀最高のシナリオ」と絶賛された戦略諜報アクション。 メディーバル 甦ったガロメアの勇者 AADV 良 骸骨な騎士が悪の魔術師と戦う、ユーモアたっぷりの中世ファンタジー。 メモリーズオフセカンド ADV 良 重い雰囲気が漂いながらも先の見えないシナリオはシリーズ屈指の傑作となった。 桃太郎電鉄7 TBL 良 ハードを移し、表現力と戦力性を変えた新要素が追加。以後のシリーズでお馴染みとなった要素も。 桃太郎電鉄V TBL 良 派手派手しい追加要素こそないものの、堅実な方向性と豊富なやりこみ要素を持つ一作。 モンスターファーム SLG 良 どこか奇妙だけどカワイイモンスターを育てて最高のブリーダーになろう! モンスターファーム2 SLG 良 重大なバグや初心者殺しな要素も多いのだが、シリーズ最高傑作との呼び声が高い作品。 や行 悠久幻想曲 2nd Album ADV 良 遊びやすさとキャラの魅力を両立させたテキストアドベンチャー。 雪割りの花 ADV 良 全年齢向けでいいのかと思うぐらいの鬱ADV。 ら行 雷電DX STG 良 同名AC作品の完全移植作。敵が一切攻撃してこない特殊難易度、リプレイ、ボスラッシュと言った、数々の新要素が盛り込まれている。 雷電プロジェクト STG 良 『雷電』『雷電II』の完全移植作。縦置き画面モードは、後の縦STG移植作に標準搭載されるようになった。 ランナバウト ACT 良 とにかく自由な爽快感抜群の暴走ドライブアクション。純粋に速さを追求するもよし、思う存分破壊活動に勤しむもよし。 リッジレーサー RCG 良 ローンチタイトル。短いロードにテクノBGM。リッジ家庭版の歴史はここから始まった。 リトルプリンセス マール王国の人形姫2 RPG 良 キャラクターが歌って踊るミュージカルRPG2作目。明るく優しいシナリオと丁寧な恋愛描写にファンは多い。 RIVEN THE SEQUEL TO MYST ADV 良 謎解きADV『MYST』の続編。美しいグラフィックと高い難易度は健在。 リンダキューブ アゲイン ADV/RPG 良 コンシューマー初の18推ソフトの移植作。ゲーム史全体で見てもなかなかの異色作である。 るぷぷキューブ ルプ★さらだ PZL 良 キャラゲーと侮るなかれ。上級者も初心者も楽しめる良作アクションパズル。 レイクライシス STG 良 曲調のトリッキーさとシステムの複雑化から前2作ほどの評価はされなかったが、単体で見れば紛れもない名作。 レイストーム STG 良 ほぼ完璧な移植のオリジナル版に加え、ハイクオリティのBGMが光るアレンジモードをひっさげてきた名STG。 レイマン ACT 良 完成度の高い激ムズ横スクロールアクション。海外では大ヒットを記録し、ユービーアイソフトの看板タイトルにまで昇りつめた。 レガイア伝説 RPG 良 「霧」を晴らすために冒険する王道的RPG。格闘ゲームさながらのコンボや必殺技を決める楽しさ。 ロードランナー レジェンドリターンズ ACT/PZL 良 生まれ変わったレトロアクションパズルはよりやり応えのある作品に。 ロックマン8 メタルヒーローズ ACT 良 新ハード移行でさらに進化したロックマン。OP曲はシリーズ屈指の名曲。 ロックマンDASH 鋼の冒険心 ACT 良 フリーランニングRPGという新境地と魅力的なキャラクター群で未だに人気の高い、遥か未来のロックマン。 ロックマンDASH2 エピソード2 大いなる遺産 ARPG 良 フリーランニングRPG第二弾。格段に広がったスケールで物語は核心に迫る。続編が開発中止にならなければ…。 ロックマンX3 ACT 良 SFCからの移植作。演出面にやや賛否あるが、ラグフレームの解消などゲーム性は向上した。 ロックマンX4 ACT 良 演出の強化やゼロが使用可能になるなど、シリーズに新たな境地を見出した一作。 わ行 ワールド・ネバーランド ~オルルド王国物語~ RTS 良 架空の王国で気ままな人生を送る、今なお愛され続ける生活体験シミュレーションの第一作目。 ワイルドアームズ RPG 良 2DRPGテイストの集大成を感じさせる、口笛と荒野のRPG第1弾。 ワイルドアームズ 2nd IGNITION RPG 良 「英雄とは何か」を問う白熱のシナリオは、ワイルドアームズシリーズ最高と評される。 ONEピースマンション PZL 良 おそらく史上初のマンション管理ゲーム。住民達の平和な生活を守るため、管理人は日夜頭を悩める。
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せかいかたろぐ【登録タグ CD CDせ millstonesCD tiltCD 全国発売】 前作 本作 次作 青の研究 セカイカタログ - millstones tilt 発売:2013年9月18日 価格:¥2,800(税込) 流通:全国 レーベル:U/M/A/A Inc. CD紹介 ようこそ!此処は16篇のセカイを収める私の「図書館」。カタログはこちらです― ドラムンベース、2ステップなどを基調とした、シャープな音像が持ち味のVOCALOIDプロデューサー、millstonesのメジャーデビューアルバム。 新曲過去の代表曲の他、『Xperia™ feat. HATSUNE MIKU』のCMソングにも抜擢されたクリエイターtiltによるリミックストラックを収録。 CD+DVDの2枚組、32Pブックレット、三方背スリーブケース 総勢7名のイラストレータによる32Pブックレットが付属。ジャケットイラストはじんつき氏、ブックレットイラストに2e氏、ALYSSA氏、virus氏、あさぎり氏、ナクアミ氏、仮眠氏が参加。 DVDには@まさたかPによる『可能世界のロンド』PVをはじめ、4曲のミュージックビデオを収録。 クロスフェードデモ 曲目 Disc1 | CD entrance セカイカタログ feat. 初音ミク 五月少女 feat. 初音ミク [ver1.3] キップル・インダストリーfeat. 初音ミク [ver1.4] 計画都市 feat. 初音ミク [ver3.1] 可能世界のロンドfeat. 初音ミク [ver1.3] 黄昏ホリック feat. GUMI [ver1.2] 未来紀元歴元年 feat. GUMI [ver2.1] Altered Sky feat. IA [ver1.2] The Embedded Blue feat. IA [ver1.2] Lounge in Blue クロライドに没む feat. 初音ミク カガリビト feat. 初音ミク [ver2.4] バイバイ、ブラックワールド feat. 初音ミク [ver1.1] exit セカイカタログ feat. 初音ミク (tilt-six Good choice!! Remix) Disc2 | DVD 可能世界のロンド feat. 初音ミク [Music Video] セカイカタログ feat. 初音ミク [Music Video] クロライドに没む feat. 初音ミク [Music Video] キップル・インダストリー feat. 初音ミク [Animation Video] リンク CD紹介ページ 作者ホームページ amazon コメント 追加乙です! -- 名無しさん (2013-09-14 14 02 24) イントロ詐欺の人だww -- 名無しさん (2013-09-18 14 19 54) 既存曲も描き下ろしも凄く良かった。millstonesさんの世界観に圧倒。 -- 名無しさん (2013-09-22 21 08 13) 新曲のセカイカタログもクロライドに沈むもすごく素敵です!既存曲も雰囲気が変わっていて楽しめます! -- 将門 (2013-10-13 11 59 06) 既存曲のパワーアップのしかたが、言葉で言い表せない凄さがあって驚いた。 新曲も素敵。1つ1つが細かく丁寧。 どの世界観にも味があって楽しめます。ありがとう。 -- 棕櫚 (2014-04-01 01 37 42) 最近気づいたのだけどCD音源と歌詞カードの歌詞が違うのって仕様なのかしら -- 名無しさん (2014-05-14 22 57 16) Altered Skyがトランス調?のすごく格好いい曲だった。計画都市とカガリビトのアレンジがすごく良いカンジ。 -- 名無しさん (2014-05-18 16 26 49) ↑↑ そういえば五月少女のサビとか…仕様なのかな -- 名無しさん (2014-06-08 18 54 06) 名前 コメント
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Death end re;Quest 【です えんど りくえすと】 ジャンル RPG 対応機種 プレイステーション4Windows 7/8/10 (Steam/GOG.com)Nintendo Switch 発売元 コンパイルハート 開発元 コンパイルハートアイディアファクトリー 発売日 【PS4】2018年4月12日【Win】2019年5月17日【Switch】2020年12月24日 定価 通常版 7,776円 / 限定版 11,016円 / DL版 6,912円(各税8%込) レーティング CERO D(17才以上対象) 判定 賛否両論 ポイント コンパイルハート史上最も賛否の振れ幅が大きいゲームラノベなテイストと和風ホラーの融合一歩間違えると美少女がデスエンド選択肢中のセーブ・ロードは不可欠戦闘システムから物語の結末まで賛否両論アップデートで難易度低下&エンディング追加の大盤振る舞い ガラパゴスRPGフェアリーフェンサーエフ(ADVENT DARK FORCE) / オメガクインテットDeath end re;Quest(2) / 竜星のヴァルニール / アークオブアルケミスト 概要 ストーリー ゲーム構成 デスエンド 補助システム 戦闘の特徴 「フラッシュイデア」 「フィールドバグ」と、「グリッジスタイル」(バグ変身) 「ノックバグ」 フィールドバグ残量50%以下で使用できる特殊技の数々 敵の「カウンターアクション」 主な登場人物 賛否両論点 問題点・不満点 評価点 総評 余談 その後の展開 概要 コンパイルハートより発売された新規RPG。『デスエンドリクエスト』の公式略称は『デスリク』だが、ファンからは単に『デスエンド』と呼ばれることも多い。 括りとしては『ネプテューヌシリーズ』ではなく、おバカでアダルトな『限界凸騎シリーズ』でもなく、「日本の特定のお客様」に向けた『ガラパゴスRPGシリーズ』の一作である。 そもそもコンパイルハートのRPGって基本全部ガラパゴスじゃ… 現代日本を舞台に、呪われたゲーム内に意識を閉じ込められてしまったヒロインとその仲間たちを救い出すことが最終目的。 主人公は男キャラで戦闘には間接的に参加、パーティの実際のキャラは全員が美女・美少女と、同社開発のRPGによくあるスタイル。 前作にあたる『オメガクインテット』(*1)とはダンジョン探索部分が酷似しており、大半のザコキャラと効果音も流用されている(*2)ためシリーズ感は意外とよく出ている。 ただし世界観的には通例通りどの作品からも独立しており、ダンジョンとメインキャラとサブキャラは一新されている。 メインキャラのデザインは同社のナナメダケイ氏が担当、その兼ね合いなのか同絵師の『圧倒的遊戯 ムゲンソウルズ』や『神獄塔 メアリスケルター』風のシステムも登場する。 なお一部の人間キャラは、『ブラックロックシューター』で有名なhuke氏がデザイン原案を担当した。 発売前は、ファミ通において長期特集が組まれたタイトルであり、本編の前日譚小説も掲載(*3)された。 2017年6月という非常に早い段階から情報が公開されはじめ、【前日譚小説の内容をRPGツクールMVで制作したゲーム】が本作の予約特典に付いてくるなど、 シナリオと広報面で特異な展開を行っていた。 とどめに、猟奇展開で有名なホラー作品『コープスパーティーシリーズ』のライター兼主催者、祁答院慎氏を本作のメインライターとして起用。 これが グロ 方面で強力に作用し、ヒロイン達がデスエンド(*4)で絶命する際の残酷描写で実力が遺憾なく発揮されている。 ところがそのへんの情報をあまり収集することなく購入した層が存外に多く、 かなりデスエンドになりやすいゲーム性も相俟って、SNS上で絶賛と怒号が飛び交うことになった。 ストーリー ある日、ゲーム開発会社の新米女性ディレクター・シイナ(ヒロイン)が突然失踪してしまう。その1年後、シイナを慕う主人公・水梨新は、謎のメールにより彼女がMMORPG『ワールズ・オデッセイ』にログイン中であることを発見。それは他ならぬ新とシイナが中心になって開発するも、開発中止された筈のゲームであった。さらにゲーム内部は得体の知れないバグに侵食されており、異様な姿になったモンスターが闊歩し、錯乱したNPCも存在する危険な世界となっていた。水梨新は現実世界からゲーム内のシイナにチャットで語りかけ、シイナが無事ログアウトできるよう力を尽くす。一方のシイナは一部の記憶を無くしていたが、彼女もまた独自に世界を探索していき、正気を保つNPCを仲間に加えゲームからの脱出を目指す。こうしてシイナの脱出劇は順調に進むかに思えたが、水梨新が活動する現実世界のほうでも、常軌を逸した怪事件が発生し始める……。シイナはなぜ失踪しゲームに囚われたのか? 『ワールズ・オデッセイ』で発生しているバグの元凶は? なぜ現実世界が歪みだしたのか?様々な謎が増える中、新とシイナは、自分たちと世界の危機に立ち向かう。 ゲーム構成 ゲームは全11章から成り立っている。 3Dモデルで表現されたシイナ(と、その仲間)を操作し、MMO内の各ダンジョンをクリアしていくRPG的なパートが【ゲーム編】。 道中でものすごい数の会話イベントが発生する。立ち絵を使った同社お馴染みの2D形式か、ダンジョン上でパーティ全員が3Dモデルで現れ喋ってくれるものも。 ダンジョンにはところどころ、×ボタンのジャンプや、仲間の特殊能力を使用しないと通行できない箇所がある。 稀にキャンプ可能なポイントがあり、回復と商人の召喚、クエストの受注が行えるほか、条件を満たしているとパーティキャラとのサブイベントが発生する。 モンスターはシンボルエンカウント形式でうろついている。接触すると戦闘専用のフィールドMAPに飛ばされ、そこでその敵パーティと交戦する。 ダンジョン探索中に○ボタンを押すと敵シンボルに攻撃でき、ヒットすると敵パーティを囲った状態で戦闘を始められる。 失敗したり背後から接触されると敵に囲まれた状態で戦闘が始まってしまう。 水梨新の主観で、街の異変を2Dアドベンチャーゲーム風の画面と構成で調査するのが【現実編】。 こちらでは戦闘の類が発生せず、イベントを読むだけ。すべて2Dで表現される。ノベルゲーム風の演出もある。 こちらでもまた、ものすごい数の会話イベントが発生する。 その中には心臓に悪い恐怖イベントも…… ちなみに、現実世界で発生するオカルト現象に関してはほとんど解説されず、謎現象のまま終了する。 【ゲーム編】と【現実編】は、プレイヤー任意で行き来できる。 ゲーム編(ダンジョン)の奇妙なバグや障害は、現実編での怪事件を凌ぐと消去され、ダンジョンのより奥へ進めるようになる。 プレイヤーは二つの世界を俯瞰で見るような格好となる。二つの世界の物語をザッピングしながら進めていく。 1つの章につき幾度もザッピングを繰り返し、その章のボスまで辿り着き撃破すると次章へ進める。 なお大筋のシナリオはどのようにプレイしようと変わらず、エンディングでのみ分岐するようになっている。 ゲーム中、オプションからいつでも難易度変更が可能。 高難易度にするほど敵が強くなり(当たり前)、戦闘勝利時の報酬が減る(!?)。 本作の高難易度はトロフィーにも絡まず、完全に修羅の道を歩みたいプレイヤーのためだけに存在している。 ゲーム序盤では、RPGパートより会話イベントを読んでいる時間のほうが遥かに長いほど。 発売当初は、3章をクリアすると「全シェア機能に制限がかかる」ほどで、公式でもネタバレ自粛を呼び掛けていた。 発売から約1ヶ月後のアップデート(1.04)で、ようやく制限が無くなった。 大半の会話イベントがフルボイスなので、台詞のボイス終了を毎回待っているととんでもなくプレイに時間がかかる。ちなみにエンデイングまでの公称プレイ時間は50時間(ファミ通に掲載)。 中盤以降も会話イベントの頻度自体は全く減らない。代わりに、ダンジョンが長丁場になり敵も加速的に強くなるため、比重が釣り合ってくる。 舞台である『ワールズ・オデッセイ』がα版で開発が終わった上バグっているという世界観故に、入手できる回復アイテムが色々おかしい。 バグのせいで価格据え置きで元々の薬よりも効果が増している回復薬。 全員のSPを全回復させるという終盤クラスのアイテムが店売り(当然高価だが)。 回復コードという、開発者用アイテムっぽいものが入手可能。全員のHPを回復できるが、さすがに店では売ってない。 中盤~終盤に出てきそうな回復アイテムが、序盤から宝箱などから入手できる。 デスエンド 本作には約40種ほどのデスエンド(バッドエンド)が用意されている。 その約半数は、【 ○○という状況になった…さてどうする!? 】という流れからの、二択や三択の選択肢でハズレをひくだけで即発生する。 結果、□□は死にましたと、黒背景&簡潔なテキストだけで冒険の頓挫が語られてしまう。 演出は素っ気なくても、両断される、首が折れ曲がるくらいの死因は日常茶飯事。むごい。 発生条件が難しいデスエンドについては、長めのテキスト&フルボイス&一枚絵付きとなっており(*5)、あの手この手でヒロインたちがご臨終。 + みんなの個性的な死因の数々(※閲覧注意) ・親によって磔にされてから串刺しされ何度も絶叫 ・錯乱した仲間に首を絞められたまま持ち上げられヨダレを垂らし目が点になる ・命がけでかばってくれた勇敢な仲間が何度も刺されて泣きながら逝く ・発狂した仲間に殺され、肉も骨も食いつくされる。 ・殺されてからも首が千切れるまで死体を弄ばれる ・死ねない呪いがかかった状態で、肉体が融解する熱さで焼かれ続けいつまでも悲鳴だけ残る などなど... 声優の迫真の演技が、豊富な断末魔のバリエーションを彩ってくれる。 デスエンド後は単なるゲームオーバー扱いで、直前のセーブデータをロードしてやり直すしかない。 選択肢によるデスエンドは、仮にカンストしたパーティであっても一発でゲームオーバー画面に叩き込む。 「99%の絶望に抗え」という本作のキャッチコピーは伊達ではなく、戦闘での敗北死も含めると、エンディングまで一度もゲームオーバーにならずクリアするのは初見だとまず不可能。 「魚を食べて動けなくなった」「あまりのことに呆れ果てて冒険を放棄」というような出オチもある。テキストといい、しんのゆうしゃを彷彿させる。 なおアップデート1.04で、難易度をイージーにしているとどの選択肢でデスエンドになるかアイコンで分かるようになった。 デスエンドをリクエストしたいプレイヤーも、避けたいプレイヤーにも安心安全な機能。親切が過ぎる気もする。 補助システム ストレインエリア 物語を中盤まで進めると、ゲーム編のダンジョン探索中にタッチパッドボタンで謎の空間に移動できる。 ここからさらに他のダンジョンへワープできるほか、特殊な施設や、嫌らしい強敵とのバトルが待ち受けるダンジョン「ペインエリア」に挑戦できる。 「ペインエリア」の敵は全ダンジョン中最強。その代わり仲間の最強武器が拾えるようになっており、いつ挑むかはプレイヤー次第。 エピソードチャート これまでに閲覧したイベントのうち、メインイベントと、デスエンドなど特にショッキングなものが登録される備忘録的なシステム。 ゲーム編と現実編を問わず、メニューからタッチパッドボタンを押すと遷移できる。 ただ登録されていくだけでなく、イベントの内容にちなんだ強力性能な数々の装備品を入手することもできる。中には一品物さえある。 例えば、デスエンドで死んだヒロインの遺品や、死のきっかけになった品が手に入ったり。嫌味か! 一度見ればシステムデータ上に保存されるため、全セーブデータで強力装備を得られるようになる(入手可能な機会は一回のみ)。 ロードによりプレイヤーの手で生き返ったヒロイン本人に、それらを平然と装備させられるのは実にシュール。 なお、これは単なる親切設計なだけではなく、重大な伏線でもある。 戦闘の特徴 ネプテューヌシリーズ2作目『mk2』以降のように、円形のフィールドMAPで戦う。 参戦人数は、味方側は最大3人、敵は6体まで。 味方側は「控え」と交代可能だが、3人同時にやられると控えが残っていてもゲームオーバー。 敵も味方もターンが回ってきた際、フィールドを自由に歩き回ることができる。本作では味方側の移動距離に制限はなく、MAPの好きな位置に陣取れる。 味方を密集させていると、敵の範囲技で全員が被弾してしまう可能性がある一方で、「小範囲に回復」というスキルでも全員を回復できたりする。 戦闘勝利時には控えにも8割ほどの経験値が行き渡る。 戦闘勝利時、バフやデバフが残っていた場合、次の戦闘まで一部のバフやデバフが継続する。 + 画像 画像出典:『コンパイルハート公式Twitter』(※注意: リンク先デスエンド時の画像付き ) AGIの高いキャラ順にターンが回ってくるが、1ターンにつき最大でも1回しかターンが回ってこない。 それでいて、味方キャラだけは移動後、【最大3回のコマンド選択が必ずできる】。敵よりもやけに優遇されている。 例えば「自分に補助スキルでスキル威力増」→「攻撃スキル」→「ここまで消費したSPをアイテムで回復」と、スタイリッシュに闘える。 あえて2回や1回しか行動しないこともできるが、舐めプにしかならない。これをやるくらいなら「ガード」したほうがいい。「ガード」自体も極めて高性能。その代わりSPを消費しない通常攻撃が産廃状態だが。 戦闘開始時の演出や、敵味方のあらゆるスキル演出は全てL1orR1でスキップできる。 演出中ならいつでも入力を受け付けてくれる。 敵は殉教者という意味を持つ「マーターズ」。バグに感染して体の一部が黒くなったモンスターたちである。 その黒くなっている部分だが、実はよくみると何かしらの蟲のデザインとなっている。ものによっては体を蟲が食い破っているようなものもあり、かなり気持ち悪い。 ボスは「エントマクイーン」と呼ばれ、マーターズの親玉のような存在なのだが、これらは蟲をベースに人体のパーツを組み合わせてあるという更に強烈なデザインとなっている。 他、本作独自のシステムで目ぼしいものをいくつか列挙する。 「フラッシュイデア」 本作では幾らレベルアップしようがスキルは習得できず、コマンドを特定の順番で選択すると、新しいスキルを閃くことができる。 組み合わせが正しかった場合は、コマンド選択画面にそのスキルを閃ける確率と、豆電球アイコンが表示される。ロマサガじゃん もっと言えば閃き確率出ないけどサガフロ2のデュエルじゃん 閃く対象のレベルが高いほど、閃き確率は上昇していく。最終的に100%を超えてしまう。こうなれば確実に一回で閃ける。 キャラのレベルが低いと確率は極端に低くなるが、あくまで低いだけなので、何十回も繰り返しスキルを正しく選択していれば、LV10そこそこだろうと最上級のスキルも習得可能。 ドラゴンクエストで例えると、序盤からメラゾーマやイオナズンを使えてしまい一種のバランスブレイカーとなるが、LVの低いうちは魔法攻撃力が低いしSPの上限もたかが知れているため連発が面倒。 一部のキャラで、使用SPが合計300近いスキル(試せる時点で、装備品のSPブースト込みでギリギリ発動できる数値)の組み合わせから威力最上級かつ使用SPが「5」と言うぶっ壊れスキルを生み出せたりする。 「フィールドバグ」と、「グリッジスタイル」(バグ変身) + 長文につき折りたたみ 画像出典:『PLAY TITAN』(T-FAN SITE) 本作の世界観にちなみ、フィールドMAP上には色とりどりのバグが咲き乱れている。 フィールドバグの配置は、先制したか囲まれたかによって変化。 フィールドバグを踏むとダメージを受けるほか、踏んだキャラの【汚染度】が上昇する。【汚染度】の値が100まで溜まると戦闘不能になってしまう。なお、敵からの攻撃(ダメージ)でも汚染度は溜まる。 となれば、フィールドバグはなるべく踏まないようにすべき…と思ってしまうところだが、汚染度が高いほどキャラのステータスに補正がかかってパワーアップし、80まで溜まるとグリッジスタイル(*6)になれる。 汚染度の上昇量はバグの種類とキャラによる。うっかり相性の悪い組み合わせのバグを踏むと信じられないくらい上昇してしまい、不意に死にかねないので注意が必要。 バグには様々な種類があり、ダメージとともに状態異常やSP回復が発生するものや最大HPの9割ほどダメージを受けるが無敵になれるものなどがある。 キャラにはそれぞれ無効な状態異常があるため、そのあたりを把握してSP回復手段として利用することも可能。 フィールド確認モードでバグにカーソルを合わせることで、おおよその効果は確認可能。 グリッジ中はキャラの姿がバグって半裸(*7)になり、攻守の値が極端に強化される。さらに変身中はデバフを無効化する。コンパ歴代作のヒロイン変身系システムの中でも相当強いほう。 が、汚染度が80まで溜まっている都合上、ダメージでは死ににくいが汚染度100になって死んでしまいやすいギリギリな状態でもある。 汚染度は行動が終了すると10減少し、これが80を切ると強制解除される。 本作には「汚染度が増えやすくなる」「汚染度があまり増えなくなる」「現在の汚染度のまま固定する」といったバフもあり、これらを併用するとスタイル維持がやりやすい。 発動に当たって、バグの塊が接触→悲鳴とともに画面が割れる演出→外見変化した姿が出現→ノイズとともに表情が不穏な感じに変化、という何とも心配になる演出が入る。また、グリッジスタイル中は言動が非常に攻撃的だったり逆に冷淡だったりと精神面への異常も見られる。 グリッジ中、フィールド全域にダメージ+汚染度を0にしてくれる必殺技「ワイルドスキル」が使えるようになる。 難易度イージーなら、フィールドバグを踏むだけ踏んで変身→さっさとワイルドスキル という戦法だけでも終盤まで行けてしまうほど。 しかし難易度ノーマル以上はフィールドバグのダメージが増え、ハードでは対人地雷級の威力になるため移動にも一苦労。 一部のフィールドバグにはSP回復や、「無敵化」など強烈なバフ効果もある。どれを踏むかの見定め、踏んで瀕死になったら控えに交代してターン終了するなどの工夫が必要になる。 敵にも汚染度の影響はあり、後述のノックバグによるバグ消去や一部のコードジャックなどで上昇していく。これが100%に到達すると変異し、コンパの他作品でも見られた敵の「凶暴化」(*8)が発生する。 HPが全回復する上に基本的にパワーアップするのだが、実は変異すると異様に弱くなる敵がいたり重量が軽くなったりなど、こちらに対して優位に働くケースもある。 ついでに撃破時の報酬が跳ね上がる。 このため、回復されるのを覚悟のうえでわざと変異させ、戦況をコントロールする、という手段も重要となる。 「ノックバグ」 + 長文につき折りたたみ 敵をビリヤードのように吹き飛ばす効果を持つのが「ノックバグ」。通常攻撃を3連で選ぶか、特定のスキルがヒットすると行動最後に発動する。 これに関連して、ノックバグが発生する場合はキャラの向いている方向にガイド線が伸びるようになっている。 吹き飛んだ敵を壁や他の敵にぶつけると必中の固定ダメージが入る。ダメージ量は敵によって異なる。壁際まで追い詰めた敵の周囲を味方で囲み、ノックバグを使うと大ダメージが期待できる。 吹っ飛んだ先に味方がいる場合、各敵・各味方につき一度ずつ追撃を入れて加速させてくれる。ノックバグ対象がぶつかっての接触であっても有効。 実はバフ「無敵化」がかかっている敵にもこのダメージは有効であり、このノックバグダメージが一番有効な敵もいるので、重要な攻撃手段である。 また、吹き飛ばした敵をフィールドバグに当てると破壊できる。上記の通り、消去した敵の汚染度は上昇する。 他、スキルの中にはバグ破壊効果を持つものもある。ただし、敵を巻き込む形にしないと無効なので注意。 高難易度では主にノックバグとバグ破壊効果付きスキルを使ってフィールドバグを除去していくことになる。 どの位置からどの方向へ飛ばすかが肝心で、自由にフィールドを歩けることの重要度がコンパ他作品に比べ大きく上がっている。 飛距離は敵の重量によって決まる。例外的に、地面から生えているようなのは非常に飛びづらい。 重量については、このゲームが設定的にバグ塗れであるせいか、サイズに見合ったものではないことがままある。 ※大型モンスター例(画像:編集者用意) さらに、ドラゴンや巨人などの見るからに重そうなモンスターは変異させることでやたら軽くなることが多く、後述の召喚蟲と合わせると何十回もバウンドもするという壮絶な有様となることも。もちろん敵は即死。 しかもその巨体で他のモンスターも巻き込んでノックバグダメージを与えまくる。 なので、このことに気付くと「よし、大型モンスターだ。あいつから狙おう」というテンションになること請け合い。 フィールドバグ残量50%以下で使用できる特殊技の数々 すべて主人公・水梨新のアビリティ扱いで、味方キャラの3回行動の代わりにこれらを任意で行える。いわば3枠消費技である。 発動に伴って侵食度が上昇する(=フィールド上のバグが復活する)という副作用がある場合もあるが、バグの効果が有用であればむしろメリットともとれる。 「コードジャック」 フィールドバグの効果を変更したり、敵味方の汚染度を増減させたり、様々な効果がある。 下記二種よりも使い所が難しいもののトロフィー取得にも有効。 「インストールジャンル」 指定のミニゲームを開始し、ミニゲームの成否でダメージを与える。 全6種。序盤で使用可能なものは扱いが難しいが、後半のものは異様な強さを誇る。 後述のカウンターアクションの対象外なため、やり込みプレイでも活躍する。 「召喚蟲」 本編で倒した過去の大ボスをフィールドに呼び出し援護させる。 この大ボスにはHPというものはなく、行動するか何かしらの効果の対象になるとフィールド侵食度が上昇していき、100%になると消滅する。都度バグを消せば当然長く召喚しておける。また、行動させずに終了させることで上昇量を抑えられる。 すべての敵は、召喚された大ボスを狙ってくれるようになる。うまく大ボスを守れば、ほとんどの戦闘をノーダメージで切り抜けられる。 さらに、それぞれ何かしら特殊な能力を有しており、ノックバグの飛距離を伸ばしたりHP・SPを全回復&上限アップしてくれたり、とうまく使えばかなり優位に運べる。 召喚できる数は一度に一体だけ。 敵の「カウンターアクション」 敵の特殊行動。名前の通り、特定の行動に対してカウンターを炸裂させてくる。『オメガクインテット』や『クロバラノワルキューレ』でも似たようなものがあった。 大まかな仕様は「プレイヤーの選んだスキルの属性」にカウンターするというもの。 例えば日属性にカウンターを持つ敵は、こちらにその属性を決して使わせてくれない。 カウンター自体のダメージはともかく、厄介なのはその特性。発動されるとプレイヤーが事前に選択していた全コマンドがキャンセルされる。おまけに発動率は一部の例外を除き100%。 各キャラは通常攻撃でさえ属性を持っているため、相手のカウンター属性に該当する場合は回復や補助に回るか、控えと交代するしかない。 その凶悪さゆえか、使用するキャラはかなり限られており、ボスですらこれを使うのは稀。 ただし、肝心の使い手が無駄に固いという嫌な特性付き。実は変則的な弱点があるのだが、気づかないと作中で指折りの難敵と化す。 主な登場人物 主人公 水梨新(CV 徳武竜也) プログラマーの青年。プログラムの知識を生かし戦闘でパーティを援護する。少しだけ捻くれているが基本的にかなり熱いハートの持ち主。 アバターとしては「エニグマ」という可愛らしいキャラを使い、キャンプでは3Dモデルでその姿を見ることができる。 ヒロインに負けじと、現実編では選択肢で死の危機に見舞われる。 パーティキャラ シイナ(CV 東城日沙子) + 格納 ワールズ・オデッセイのディレクター。長剣使い。クモ型のバグに寄生されている。 前向きで色んな人物に優しい一方で、意外とノリが良い。オープニングでさっそく殺されたりもする苦労人。 汚染度を固定するスキルやバグ破壊スキルを早期に覚えるテクニカルなキャラ。あっという間にフィールドバグを減らせるのでプレイスタイルによっては欠かせない。 性能的には魔法剣士で、ステータスは物理よりなのだが物理攻撃スキルが最強技一つだけと偏った構成(*9)。しかも、連発不可(*10)。 属性は月(水)。毒のデバフを無効化する。戦闘勝利時はアイテムドロップ率を上昇させる。 バグゥスキル(*11)は、周囲の敵に鈍足をかける。 リリィ(CV 桑原由気) + 格納 ワールズ・オデッセイのNPC。弓使い。ハチ型のバグに寄生されている。 出会ったばかりのシイナと意気投合する。ちょくちょく同性に欲情しているが、それを知ってか知らずか周囲からその瞬間はガンスルーされる。 回復・補助特化のキャラクター。SP150消費して、全員のSPを50%回復させるスキル「メルシンマナ」を閃けばパーティが戦いの鬼になれる。攻撃能力はちょっと頼りない(*12)。ちなみに、この回復は自分も有効な永久機関その1。 属性は星(土)。鈍足のデバフを無効化する。戦闘勝利時は全員のHPを30%回復させる。 バグゥスキルは、周囲の敵に物理ダメージを与える。 アル(CV 田中美海) + 格納 ワールズ・オデッセイのNPC。槍使い。ムカデ型のバグに寄生されている。 一流の冒険家に憧れているケモ耳獣人少女。10歳くらいに見える15歳。行き倒れているところシイナとリリィに救われた。 得意ネタはおもらし。全力で人を選ぶキャラ。けもの感がある。アラーイさーん。 パーティで一番素早く、全員のダメージを抑えるスキルを持つ。低レベルクリアを狙う際の切り札。 属性は日(火)。スキル封印のデバフを無効化する。戦闘勝利時はアイテムドロップ率を上昇させる。 バグゥスキルは、周囲の敵のSPを減らす。しつこくガードしながらまとわり付けば、敵のSP消費するスキルを完全に防止できる。 クレア(CV 高野麻里佳) + 格納 ワールズ・オデッセイのNPC。銃使い。カマキリ型のバグに寄生されている。 技巧派のオーガ。商人としてシイナ達に同行する。 ゲーム最強の物理スキルが使用可能。ただし、ステータスは後述のルシルに次ぐ魔法キャラという罠。もちろん魔法スキルも申し分ない強さ。 そのぶん本人と武器の威力は低めで、大器晩成型。お金を使うスキルもある。加えて、HPが全快の時のみ使えるというスキルも持っており、きつい制限がある代わりにどれもが強力。 その一つに、移動中でも使用できて全員のHPとSPを回復できるという狂った逸品を持つ永久機関その2。 属性は月(水)。毒のデバフを無効化する。戦闘勝利時は獲得資金を上昇させる。 バグゥスキルは、周囲の味方のSPをわずかに増やす。 ルシル(CV 橋本ちなみ) + 格納 ワールズ・オデッセイのNPC。杖使い…というか魔法使い(杖を持っているが実際に使う武器は「タクト」)。ハエ型のバグに寄生されている。 迫害されているハーフエルフ。身体は浮遊椅子キマタに固定され絶対に椅子から下りない。トイレとかどうしてるんだろうか 幼い容姿の割りに身体の一部がトンデモないサイズを誇る。前合わせの服、かつ椅子に座っているので下着がモロ見えと、どこぞの趣味が詰め込まれたキャラ。 めちゃくちゃ打たれ弱い代わりに、ボスにも効く強力なデバフスキルの数々を使いこなす。能力は魔法に偏っており、ノックバグ系スキルが使えない。 タクト(魔棒)はルシルのHPを大きく増すものか、魔法攻撃力を高めてくれるものに分かれる。 属性は日(火)。スキル封印を無効化する。戦闘勝利時は…特に何の効果も無い。 バグゥスキルは、周囲のフィールドバグを破壊する。ルシルに3枠ガードさせて囮にする場合は、なるべくフィールドバグの近くに置きたい。 セリカ(CV 今村彩夏) + 格納 ワールズ・オデッセイのNPC。大剣使い。チョウ型(*13)のバグに寄生されている。 最強の冒険家として名が知れており、初期レベルも50超え。 物理攻撃だけでなく魔法も回復もわりと得意という器用万能キャラ。よほど拘りが無い限りは素直にスタメンにしたほうがいい。最後に加入する。 属性は星(土)。スタンと時間停止を無効化する。戦闘勝利時はアイテムドロップ率を上昇させる。 バグゥスキルは、周囲の敵に時間停止を与えるというもの。時間停止は、ドラゴンクエストでいうところの「麻痺」の効果で、決まった敵は二度と動けなくなる。強力無比な効果なので成功率はかなり低い。 リプカ(CV 喜多村英梨) ※加入には有料DLCとして購入必須 + 格納 荒々しい攻撃的な気性がそのまま女性の形になったような、「ハートの女王」を彷彿させる存在。 ギロチン風の武器を持ち、シイナを凌駕するバグ破壊スキルを持つが、そのスキルは味方も攻撃対象に入るので扱いが大変。戦闘能力もセリカに比肩する。 SPの上昇量が異様に低く、ラストダンジョンクリア付近のレベル帯である90までは全く増えない。SPをアクセサリで補強する必要がある。ちなみに初期HPは666、SPは66。数字でキャラの実態を表しすぎである。 全キャラ唯一、HPを消費して攻撃するスキルも持っている。 属性は星(土)。スタンと時間停止を無効化する。戦闘勝利時は全員のHPを30%回復させる。 + リプカについての補足(ネタバレ含む) ワールズ・オデッセイ内で偶発的に生まれた情報生命体「ルーデンス」の一員。どちらかというと本人そのものがバグであるが、バグゥスキルは持っていない。 シリアルキラーでもあり、「誰かを殺さないと自我を保てない」と本人は思い込んでいる。本編ではボス敵として数回立ちふさがる。 DLCで仲間になっても、本編のイベントには顔を出さず、キャンプでのサブイベントしか追加されない。これは、周囲からは認識されていないという手抜きを正当化させる便利な設定のため。 本編で出てくるリプカに対しDLCリプカがどういう存在なのかは、キャンプでの彼女の追加イベントを全部読むとなんとなく分かるようになっている。本編に比べて自虐ネタをよく仰る。 個別エンディングまで用意されており、紆余曲折の末に殺意を克服し、その後は斜め上の感動的な内容で締めくくられている。 ちなみに、追加エピローグのある一文の意味を解明するのにも必要。エピローグ世界での日常が紹介されていないように見えて、実は… + 他キャラクターのキャスト一覧(情報源はスタッフロールより) アリス (CV 山下七海) レヴィン (CV 酒井広大) ノヴァ (CV 吉岡麻耶) アイリス (CV 桜木アミサ) 常盤澄香 (CV 井澤詩織) 明日風凛 (CV 大野柚布子) 棟方夏生 (CV 杉田智和) リディア・ノーラン (CV 藤田茜) 安城一 (CV 矢野龍太) 樋泉千治 (CV 亀山雄慈) グロック社長、他 (CV 井上健一) ヴィクトル (CV 山本兼平) アファシス教祖、他 (CV 喜多田悠) ルーク (CV 中村大志) ミータ、他 (CV 奥村真由) ハーティス王、他 (CV 鳴海崇志) ギルスラ、他 (CV 川上晃二) 上級騎士A、衛兵B、他 (CV 茶木大河) 上級騎士B、他 (CV 小川大介) 衛兵A、他 (CV 佐々木翔平) 衛兵C、他 (CV 石津薪之介) ハーティスの処刑人、他 (CV 白石智起) 少年兵士、他 (CV 川野愛実) エルフ女A、他 (CV 立花知美) エルフ女B、他 (CV 黒沢彩香) アパート管理人、他 (CV 嘉手納梨菜) ニュースキャスター、他 (CV 三浦槙子) コマイちゃん、他 (CV 大辺詩織) Eriza、他 (CV 伊藤香菜子) コンピューターアナウンス、他 (CV 橋本真央) 賛否両論点 ゲームオーバーおよびデスエンド時のペナルティは、案外予防可能 デスエンドの際はエピソードチャートで報酬を得られるようになるが、どのみちゲームを再開するにはロードで逆戻りするしかない。 もし長時間セーブせずに進めていた場合は大きな痛手となる。 Ver1.00の頃から実はほとんどの会話イベントでセーブ可能(タッチパッドボタン)。セーブポイントに触れた際のチュートリアルでも紹介され、挙句に選択肢表示中でもセーブ可能なのに、見落とすプレイヤーが後を絶たない。 ダンジョンにはセーブポイントもあり、そこでしかセーブできないと勘違いしがちではある。 3Dキャラが登場する会話イベントや、ボス戦後に連続する会話イベントではセーブができない。 こういった場面で選択肢を失敗すると大きく戻されるが、そのスリルを楽しめたという声から、「前時代的」と怨嗟の声までありこれまた賛否分かれる(*14)。 場所によっては、ボス戦→会話イベント→即死選択肢(セーブ不可)と、即死を踏んでしまうとボス戦からやり直し必須な鬼畜選択肢も。 この、デスペナルティへの対処のしやすさや前述したどの選択肢を選べばいいのか分かるヒント機能は、本作の設定を考えればむしろあってもおかしくはないものだったりする。 実際のプレイスタイルとしては、「デスエンドを回避する」のではなく積極的に踏んでエピソードチャートを埋めていくことになる。 ヒントが少ない一方で、適切な戦法をとると瞬殺および圧勝できる戦闘 様々なシステムがあり、ザコからボス、果てはラスボスに至るまで、スキルの属性やパーティ編成を工夫し弱点をつければ楽々勝てる(ただしほぼノーヒント)。 その極端さたるや、高難易度で巨大モンスターを楽々瞬殺する者もいればイージーですら手を焼いて詰まる者もいる、という状態。 中盤からは行き当たりばったりではザコにすら歯が立たなくなる。この点を「戦略を試し甲斐がある」と評価する声から、「クソゲー」「面倒なだけ」と言い切る声まであり実に対照的。 新たに手に入る召喚やスキルを積極的に吟味し、取り入れていかないとクリアの効率は著しく悪くなる。 型にはめた戦法を試せるのは終盤、レベルもスキルも相応の装備品も揃ってようやくである。 熟練プレイヤーによる、レベル1でのエンディング到達報告もある。 閃きの重要性 仲間キャラはいずれも戦況を一変させるほどの固有スキルをそれぞれ持っているが、その殆どはプレイヤーが自力で閃くしかない。 成長に達成感が得られる一方、そのキャラの長所に一切気付けぬままゲームクリア(もしくは挫折)する可能性もあり得る。 また、終盤では最上級のスキルをしっかり閃いておかないと、メラゾーマ連発を耐えるほどの敵にメラミやメラで闘うほどのハンデを背負ってしまう。 最上級のスキルを使わない場合は、基本スペックの高いセリカでさえダメージレースに置いていかれる。 レベルアップより装備品を揃えることのほうが重要 HP1000程度で旅をしている際に、HPを数百アップさせるアクセサリーが平然と手に入ったりする。入手先は宝箱やショップ、もしくはエピソードチャート。 誰にどの装備を渡すかが、シンプルながら編成の重要度をえらく高くしている。 攻撃力のステータスは比較的速い段階でカンストするうえ、キャラによっては他のステータスの方が重要なので武器の吟味も大切。 一枚絵付きのデスエンドの少なさ 世間一般のゲームでは不満点になるところだが、絵の内容が内容だけに、「そんなしょっちゅう出てこられても困る」という意見も多い。 脇役や一般人が絶命するイベント、美少女を襲うデスエンドの数々 絵的な描写はぼかされていることが多いものの、数は一般のゲームよりはるかに多い。 残酷描写に萌える性癖がある愛好家にとっても、初級者であればほどよく、上級者なら文章から妄想で補えるが、中級者あたりだと煮えきらず描写が物足りなくなる。 そもそもこの手の演出が一切受け付けないというプレイヤーも多々。賛否分かれることは必然か。 描写は、過去作の『魔壊神トリリオン』程度だろうと甘く見ていたプレイヤーは良くも悪くも度肝を抜かれる内容。 シンプル過ぎるゲーム編(RPGパート) クエストに至っては淡白なほど。敵討伐と採取品を収集するタイプしかない。 他のガラパゴスRPGシリーズやネプテューヌシリーズと違って、シナリオ進行上でクエストのクリアが必須になる場面が無い。 おかげで、全ザコシンボルを避けてボスだけ撃破するようなダンジョン進行方法でも、普通に先へ進める。シナリオにはとことん集中できる。 何にせよ多すぎる会話イベント 読む以外では、選択肢しかゲーム性がない。 現実編でも同様。手動で「調べる」といったコマンドを試したりなど、ADVゲーム風のメニュー画面が出てくるのにそういった要素は一切無い。 RPG的な面白さをもっと期待していたという層からは呆れられている。エフェクトなど画面演出のパターンが『オメガクインテット』より減っているのも痛手。 ただでさえデスエンドが多い上にテキストにも癖があり、プレイヤーの感想はピンキリ。 「読むだけの現実編のほうがはるかに面白い、RPGパートなど不要」と絶賛する声から、独特の文体により「読むのすら苦痛」という声まである。 なお、デスエンドを除いた(=回避不可能な)展開としては、こちらの方が陰惨度が上だったりする。 シナリオの終盤の超展開も、これまでにない勢いに圧倒され楽しめたという肯定的な層と、受け入れられず辛辣に扱き下ろす層に分かれる。 問題点・不満点 敵モンスターの詳細を知る手段が無く、過去作のようなデータベースも用意されていない 弱点属性(日/月/星)までは戦闘中に調べられるが、物理か魔法かどちらのタイプに弱いかまでは分からず、他にも不明瞭なデータが多い。 せっかくの「インストールジャンル」などの特殊技も、効果や種類が多彩すぎ失敗の可能性まであるため、それらが実は弱点(有効)になっていても中々気付けない。 実際のところ、このゲームの敵の7割強は魔法攻撃のほうに弱く、あえて物理攻撃を使ったほうがよい相手は少ないものの、初見では気付きようがない。 セーブデータの一覧画面で表示される情報が少ない デスエンドに備えて複数のセーブデータを作っておくことは重要だが、サムネが1種類しか用意されていないためセーブを適当に増やしていくと選びにくくなる。 ボス開始直前の会話イベントで、パーティが瀕死状態のままセーブなんてことをすると、詰みデータとなってしまう可能性がある。 しかも何故か、セーブメニューでデフォルトのカーソル位置が「最後にセーブしたデータ」ではなく「最後にロードしたデータ」に合っているという謎仕様。保険で残しておきたいデータに上書きするミスが起きやすい。 意地悪かつ複雑なダンジョンが序盤に集中している 『オメガクインテット』や『クロバラノワルキューレ』に比べると大幅に小さくなったダンジョンだが、何故か序盤はやたら道が入り組んだものが多くとにかくプレイし辛い。 マップ機能やガイド機能がダンジョンの構造に追いついておらず、ギミックで通行可能になる場所も分かりにくい。ダンジョン探索を楽しませようとする創意工夫に欠けている。 誤字がかなり多い ボイスと台詞との相違、漢字の誤り、慣用句の誤用など間違いのパターンも豊富。固有名詞や人名が間違っていることも。 発生するイベントが多すぎるためか、一部イベントに前後の繋がりや時系列の怪しいものがある。 アップデートで一部のみ修正された。 戦闘中のカメラアングルは手動での制御が必須 いちいち立ち止まって調整していては時間がかかる。プレイヤーには移動しながらカメラを動かせるくらいのテクニックが必要。 敵と足元と味方の位置といろいろ気にする要素がある。 よって、アクションゲーム慣れしたプレイヤーでないと戦闘が面倒(特に、うっかりフィールドバグを踏むと即死の危険がある難易度ハードでプレイ中の場合)。 全体的なチュートリアル不足 プレイヤーに自主的に気付かせる構成になっている部分がかなり多い。 敵モンスターが「カウンター」を持っていることがあり、対処方法を知らないと大きな損害を被る。そもそも初見殺しタイプの敵専用能力なので厄介。 メニュー画面にはヒントが表示されるが、お題をクリアしても次のヒントが出てこず前のままの表示だったりと不親切。 ペインエリアでのエラー落ち報告 まったく遭遇しないプレイヤーも居る一方で、これまでこのダンジョンでのエラー落ちはかなりの件数が報告されている。 特にダンジョン最深部の隠しボスでのエラー落ち報告が多い。各フロアの冒頭と7戦目から再開できるものの、最深部だけあって再挑戦も面倒。 コンパイルハート同社作品と比較しても少なめのRPG部分のボリューム 膨大な会話イベントと特徴的な戦闘を除けば、キャラの容姿を変更するサングラスなどの小物も無くなり、街や村もイベントでしか訪れられず背景だけの存在と、「遊び」の要素が減ってしまった。 評価点 魅力的なキャラクターと大量のボイスを楽しめる 3Dモデルのクオリティが過去作と比べて増し、モーションの質も上がっている。キャラクターの愛らしさが良く表現されている。 キャラクターの内面に踏み込むイベントが多いのも追い風。戦闘中のボイスも充実している。 先の気になるストーリー構成と、恐怖展開のシナリオの多彩さ。テキスト周りの機能も充実 文体や終盤の展開で賛否分かれる要素もあるにはあるが、工夫と目新しさが感じられる構成である。 プレイヤーを恐怖させる怪奇イベントは、日本のホラー映画じみていて意表をつかれる。 一周目からイベントスキップ機能が充実しており、読むのが面倒だったり怖かったりした場合は高速スキップとフルスキップを活用すべし。 バックログは、ゲーム編と現実編のぶんが別々に記録され、現実編のメニューから読める。セーブデータにも保持されているので、ゲームを再開した際のあらすじ代わりになる。 いわゆる「オンラインデスゲーム」かと思いきや、それが現実世界まで侵食してくる恐怖はなかなかである。実際、ゲーム的な能力強化のない現実世界で生死をかけたイベントが発生するのはホラーである。水梨さんの回復力はチートじみているが。 印象的な戦闘用BGMとボーカル曲 バンド「月蝕會議」(げっしょくかいぎ)が担当した、OPやED用に計3種あるボーカル曲はどれも非常に好評。 BGMも良質なものが多く、主に月蝕會議と杉浦勇紀氏が作曲しており、ピアノを多用した曲が格調高い。 レベルアップの頻度が非常に多い 最も経験値を多く入手できる難易度イージーなら、一回の戦闘で1レベルアップすることがまったく珍しくない。 ハードではさすがにそこまで上がりやすくないが、それでも世間一般のRPGよりはるかに上がりやすく、ボスはとてつもない経験値をくれる。 後に無料DLCで、やり込みプレイヤー用に「獲得経験値を1にするアクセサリー」が追加された。わざわざこれを付けてエンディングまで進める猛者も。 ダンジョン探索中・戦闘中、どちらでもカメラのズームインズームアウトが可能 格好良いスクリーンショットを撮りやすく、シェア配信で力作も流れていた。 ダンジョン探索中にカメラを最大までズームすると、一人称視点でプレイできたりもする。 真エンドへの到達のしやすさ 条件としてはクエストを8割ほどクリアするだけでよく、それは11章(最終章)だけでも手間はかかるが達成可能となっている。 その条件自体も、序盤にちゃんと注意が入る。会話の一内容に過ぎないので、うっかり見過ごす可能性もあるが。 2周目引き継ぎ可能な仕様で、コンプリートも優しい レベルも装備品も引き継げるため、周回は非常に簡単。トロフィーも意地悪なものがほとんどなくトロコンが比較的簡単。 2周目の状態かつ真エンド条件を満たしてラスボスを倒すと、DLCリプカ以外のエンディングを選んで見られるようになる。 高難易度限定の要素が無いうえ、アップデートでEASYの難易度に限って発売時より激減するようになりますます進行が簡単に。 充実したDLC ゲーム時間の短縮をはかれるものや、追加イベントの類もある。 後日配信された無料DLC装備には超強力なものもあり、ゲームクリアは現在だとかなり容易になっている。 アップデートにより増えたエンディング もともと製品版に実装されていたエンディングが、どれもこれも尺が短く簡潔に流すような内容であったため、例によって賛否分かれた。 増えたエンディングは「エピローグ」と題され、「シイナエンド」の内容が大幅に補完されている。 その最後の最後で、他の全イベントを見ても詳細が掴めない意味深なシーンが挿入され、個々人でグッドだバッドだと内容についての意見が分かれ、中には内容自体を蛇足とする声も。 「次回作を期待させてくれる内容」「これで間違いなく完結してすっきりした」と、印象も人によりまちまち。本当にみんな同じものを見た上での感想なんですかね… 公式からは特にこのエピローグの意味合いや正しい「見方」について言及されていない。 各々好きなように解釈できる長めのイベント(エンディング)が、後になってからとはいえ無料で足されたこと自体は、多くのファンが支持している。 様々な感想が今もときおりツイッター等で呟かれている。なお、バッド寄りの解釈は某wikiに記載されている。 総評 端的に言えば、「キャラがよく死ぬ、イベントの長いキャラゲー」である。 プレイヤーの評価は、とても同じゲームに対してのものと思えないほど二極化されており、「ガラパゴスRPG」の一つの到達点とも言える作風。 現在は、アップデートや無料DLCでかなり遊びやすくなっている。 総合的に、今までコンパ製RPGで培われてきた可愛いキャラ・気持ち悪いモンスター・鬱設定or鬱イベント・複雑なゲームバランスを全開で尖らせたゲームデザインとなっている。 お世辞にもバランス良くまとまった作品とは言い難い。購入する際は、デスエンドや尖ったシステムと上手く付き合う覚悟が必要だろう。 とりあえず、これからプレイする人は高いSAN値・創意工夫の心・ぶっ飛んだ構成などを許容する心のどれかしらは持って挑もう。 余談 本作のコピーライト表記は「2017」。2018年発売なのに…と疑問に持つプレイヤーが多いようだが、公式サイトや記事でもこれで通されている。 当初の発売予定日は2018年3月1日だったが約1ヶ月延期しており、無料DLCの水着衣装はそのお詫び用となっている。 2017年当時に公開されたスクリーンショットは、その大半が製品版に無い場面やモーションばかりでやけに画質も良い。 本作は、ファミ通ではシルバー殿堂止まりで、40点満点中31点。同誌で長期特集が行われたわりには、ぱっとしない評価となった。 なお各レビュアーは、惜しさがあるとしつつも戦闘システムとシナリオについてはいずれも評価を高くしている。 一方の電撃Playstationでは、90/80/90/90と破格の評価が付けられていた。 ゲーマーの琴線に触れる作品だったのか、1章からエンディングまで攻略情報を載せているサイトやブログが幾つか立ち上がっている。 海外版は2019年になってから発売。他のコンパイルハート作品のように、海外声優による全編吹き替えボイスが搭載されている。 メタスコアは74で、同社のネプテューヌシリーズより上回っている。海外の各レビューサイトでは戦闘システムとシナリオについて国内版同様に評価対象として挙げている。 かつて『魔壊神トリリオン』で行われた、ゲームの予約本数に応じて特典が決まるキャンペーンが本作でも実施された。 一応本作のキャンペーンは、作中のヒロインが所属する「エニグマ社を救うためのキャンペーン」という予防線ロールプレイになっている。 最終的な結果はぎりぎりリクープというレベルとなり、作中で使われる一枚絵イベントの一部が掲載された冊子が予約特典として配布された(シナリオライター祁答院氏の簡単な感想コメント入り)。うっかりプレイ前に開いてしまった人は、その内容に警戒・楽観・期待など様々な印象を受けたと思われる。 初週売上は1万5000本ほど(*15)。昨今の同社製品としては平均的な売上で、キャンペーン・ページ記載のランクのコメント「なんとか生き延びた…」という一文が哀愁を誘う(*16)。 なお、最大評価のSSランクに到達した暁には、作中のMMORPG「ワールズ・オデッセイ」を実際に作ることになっていた。(*17) 同社の過去作ではビジュアルブックが製品発売から約1ヶ月後にリリースされていたが、本作ではサントラ含め何も単独では販売されていない。 シイナのフィギュアの制作決定が2018年7月末になってアナウンスされた。 月蝕會議の「Caligula Syndrome」(本作のオープニング)のフルサイズが収録されたCD「月蝕會議 2017年度議事録」は、本作の発売前にコミケで販売された。 ゲームサイズですら、本作限定版のサントラ(*18)に入っていない。ファンが色んな意味で悶絶している。 なお彼らが所属するキングレコードの関連イベントやライブでCDがたまに再販されている模様。 2018年9月18日、キングレコードのWEB通販サイト「KING e-SHOP」にてCDの通販がようやく開始され、月蝕會議のメンバーも歓喜のツイートをしている。 やたら色んなデザイナーとコラボしている。公式サイトとスタッフロールで詳細を確認可能。 アイリス以外のルーデンスキャラを担当したhuke氏、ラスボスデザイン原案に開田裕治氏、中ボスの神獣デザインに麻宮騎亜氏、隠しボス召喚蟲ジースのデザインに石垣純哉氏(*19)、コンセプトアートによー清水氏、ファミ通限定プロダクトコードの追加ボスデザインに松下進氏、世界観のアドバイザーに漫画家の日下一郎氏。 本作発売前から連載されている、日下氏の「Final Re Quest」のヒロイン「シロテ」が本作にゲスト出演している。 本作のアップデートVer1.02には、「本作のシステムセーブデータを破損させてしまう」という悶絶もののリアルバグがあった。 配信されたのが平日の朝だったのと、迅速な配信停止により、ユーザーの被害は案外少なかった模様。 タイミングがゴールデンウィーク直前でもあったので、匿名掲示板では「ふざけるな、休まず働けよ水梨」と、コンパイルハートではなく、本作主人公の名がジョークとして挙がった。 そして、ゴールデンウィーク中に直ちに修正版であるVer1.03が配信され、1.02への対処法なども公開された。(参考リンク) これにより、水梨新をねぎらうコメントが多数投稿された。正真正銘の現実世界でのバグのやりとりに、主人公が参加したようなちょっとしたお祭り騒ぎであった。 そもそも水梨さんはこの件については悪くないし何もやってないだろ! アップデートはVer1.05で止まっている。発売から約2ヶ月間と、コンパイルハートにしてはかなり長期のアップデートとDLC追加が行われたことになる。 その後の展開 本作の発売からわずか3ヶ月後、ナナメダケイ氏がキャラクターデザインを務めたDRPG『神獄塔 メアリスケルター2』が発売された。 あちらには本作キャラの衣装と専用ステータスでプレイできる無料DLCがある。残念ながら本作側には追加アップデートもない一方通行なコラボ。 PS4で、ガラパゴスRPGの第5弾『竜星のヴァルニール』と、第6弾『アークオブアルケミスト』が発売されている。 新作スマホアプリ「メガミラクルフォース」)に、本作のメインキャラ5人が登場している(リプカは今のところ不明)。 賛否の振れ幅の影響が大きかったのか思いのほかに売れたのか不明だが、正式続編である「Death end re;Quest2」が2020年2月13日に発売された。 バグったゲームの中が舞台ではなくなっており、バトルジャックや明らかにおかしいアイテム関連は削除されている。よって内容も本作のオカルト&ミステリーよりもメアリスケルターシリーズに近いグロテスク&ホラーといった趣。 デスエンドは比較的おとなしくなったものの、心を削る内容は方向性が変わっただけでダメージで言えば大して変わっていない。しかしシナリオ自体も雑さと新鮮味のない新たな問題点が増えてしまった。 2020年12月24日にダウンロード専売でNintendo Switchに移植が決定。コンパイルハート作品がSwitchに移植する形が続いている。 2024年9月19日にシリーズ最新作『Death end re;Quest Code Z』が発売予定。 過去作キャラクターが大勢登場するオールスター作品で最新作はまさかのシリーズ初となるCERO Z指定から遠慮が無くなった事でデスエンドシーンが欠損描写が生々しく描かれている。
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トゥームレイダー プロフェシー 【とぅーむれいだー ぷろふぇしー】 ジャンル アクションアドベンチャー 対応機種 ゲームボーイアドバンス 開発元 UBI Soft Milan 発売元 UBIソフト 発売日 2002年12月6日 定価 4,800円 プレイ人数 1人 判定 なし ポイント 『トゥーム』らしさは健在致命的な単調さ トゥームレイダーシリーズ 概要 ストーリー 特徴 評価点 問題点 総評 余談 概要 女トレジャーハンター「ララ・クロフト」が活躍する『トゥームレイダー』シリーズの国内発売第6作目。 過去作とのストーリーの繋がりは無く、外伝的な位置付けである。 海外ではゲームボーイカラー用タイトルとして『Tomb Raider STARRING LARA CROFT』(2000年)と『Tomb Raider Curse of the Sword』(2001年)の2作品が発売されており、日本では初めての携帯機向け作品となる。 尚、本作の開発はCore DesignではなくUBIソフト傘下のデベロッパーの1つで、イタリアのミラノに拠点を置くUBI Soft MilanがEIDOSからのライセンス許諾を得た上で作られている。 ストーリー 「本物の魔法」 その言葉が、頭上にそびえる険しいスウェーデンの山々を見つめるララの頭の中にこだましていた。 魔法とは、超自然の大いなる力である。様々な文化や時代の伝説によれば、それは実在していた。 ララは中世の神秘的な学者の書いた、忘れられしエゼキエルの古文書を読み解こうとしていた。 そして、すぐさま、その伝説の世界に魅せられててしまったのだ。 そして彼女は今ここにいる。黒き石を捜し求めて…。 それはかの13世紀の学者によればウルフファング峰と呼ばれる、凍てついた頂のどこかに隠されているという。 魔法とはいったい何であったのか、それは今もなお力を保ち続けているのか、その答えを求めに来たのだ。 (プロローグより) 特徴 これまでPCや据置機で展開されたシリーズを携帯機に落とし込むべく、過去作から様々な変更点がある。 ステージは見下ろし型視点による3D表現となっている。 初期装備は恒例のピストル(弾数無限)のみ。ゲーム中盤以降に2種が追加入手できる。 ボタン数の減少により、「歩く」「前転」は廃止されるなど操作が簡略化された。 Aボタン ジャンプ Bボタン アイテムを拾う・スイッチを押すなどのアクションを起こす。銃を構えている際は発砲する。 Rボタン 銃を構える/仕舞う Lボタン 押している間はダッシュ移動となる。『3』で初導入されたものと同じくゲージ制となる。 評価点 シリーズの「らしさ」は健在 ララの象徴である二丁拳銃や「ジャンプしながらの銃撃」「縁に掴まってぶらさがり移動」等、シリーズ経験者がイメージするララのアクションを可能な限り踏襲している。 襲い来る敵を倒し、次の扉を開けるためのスイッチを探し、即死トラップを避けつつイベントアイテムを入手するという大まかなプロセスも同じである。 初心者向けの難易度となり、間口が広い スイッチを押すと、扉が開いたりトラップが解除された場所へカメラが自動スクロールするため次に進むべき方向が分かりやすい。 弾薬やメディパックは順当に進めれば過剰なほどに余るため、それらの不足により詰むという状況は起こらないだろう。 問題点 とにかく単調な展開 本作に登場する遺跡はスイッチが異様に多く、大袈裟でも何でもなく20~30秒ほどのサイクルで「目についたスイッチを押す → 変化の起こった場所へ向かう」の繰り返しである。ハードの制約で仕方ないとはいえ、過去作にあったような大掛かりで頭を悩ませるようなステージ固有の謎解きは皆無。 行く手を阻むトラップも、トゲ床(即死)と一定間隔で噴き出す炎(一定量ダメージ)のみ。坂の概念がない為か、お馴染みの「大岩ゴロゴロ」もオミットされている。 敵の種類が「狼」「スケルトン戦士」「ローブを纏った魔法使い」「影のような魔物」の4種(+色違い)と少ない。戦い方もスケルトン戦士を除き「適当に距離を取りながら銃撃」で事足りる。 本作の舞台となる遺跡の場所はスウェーデン・カンボジア・イタリア・ルーマニアの4つだが、グラフィックが無個性で遺跡毎の違いが感じられない。 緑や水場など、過去作に倣った個性付けの手法があるはずだが、容量の都合だろうか。 画面が小さいことによる弊害 ララを中心として表示される周囲のエリアが狭く、地形を把握しにくい。特に「画面下方向にジャンプやダッシュしたら奈落の底へ直行」という事故死が起こりがち。 ゲーム再開のパスワードはSTARTボタンでポーズをかけるといつでも確認可能だが、英数字4文字と簡単な分、弾薬やメディパックの数は記録されず初期状態となる。 ボリュームは初見でも3時間を切る程度であり、頑張れば通しでクリアできるプレイ時間ではある。また、前述したように拾えるアイテムは潤沢なので、死んだマップの入口から初期状態でリスタートしても然程苦戦しないようなゲーム設計となっている。 総評 シリーズにおける本作の発売タイミングとしては『5』の次であり、ほぼ同じゲームエンジンでシリーズを重ねてマンネリ極まっていた時期である。 本作も単調な展開のせいで作業感あふれる作品になっているのは残念。 謎解きよりも移動自体がメインになった結果、プレイ感は「二丁拳銃を持った『プリンス オブ ペルシャ』」と言うべきかもしれない。 しかし過去作品に対し、スペックや容量で劣る携帯機にうまくシリーズ要素を落とし込んでいるのは確かである。 シリーズ初心者向けとして考えれば悪くない作品だろう。 余談 本作が外部開発となったのはCore Designが『Tomb Raider Curse of the Sword』の開発を終えるやいなや、シリーズ本編の最新作『美しき逃亡者』の開発に着手しており、開発ラインに空きがなく人員も回せない状態だったことから外部デベロッパーの力を借りることになった。 そこで携帯ゲーム機のソフト開発のノウハウに長けたデベロッパーにコンタクトを取る過程でUBI Soft Milanの名が上がり、そちらに委託する形で開発が進められた。
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PROJECT X ZONE 2 BRAVE NEW WORLD 【ぷろじぇくと くろすぞーん つー ぶれいぶ にゅー わーるど】 ジャンル シミュレーションRPG 対応機種 ニンテンドー3DS メディア 3DSカード/ダウンロードソフト(限定版は3DSカードのみ) 発売元 バンダイナムコエンターテインメント 開発元 モノリスソフト 発売日 2015年11月12日 定価 通常版 6,640円限定版 9,980円(全て税別) プレイ人数 1人 セーブデータ 8個+コンティニューセーブ1個 レーティング CERO B(12才以上対象) 判定 良作 ポイント 『ナムカプ』から始まる一連のシリーズの完結編『PXZ2』と同時に『ナムカプ2』でもある前作の問題点を改善しているができなかった部分も CAPCOMクロスオーバー関連作品シリーズセガ クロスオーバー関連作品シリーズバンダイナムコ クロスオーバー関連作品シリーズ 概要 参戦作品・登場キャラ一覧 システム 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 有名ゲーム会社同士のコラボRPG『PROJECT X ZONE』(以下PXZ)の続編。 前作同様のバンダイナムコエンターテインメント・カプコン・セガ(セガゲームス セガ・インタラクティブ)に加え、新たに任天堂が参入したクロスオーバー作品。 他社同士のお祭りゲーで正統な続編が作られるのは極めてまれ(せいぜい『スーパーロボット大戦』ぐらいだろう)であり、驚愕したユーザーも多かった。 今作は主人公を含め、『PXZ』の原点とも言うべき『NAMCOxCAPCOM』の続編、および完結編ともいえる形になっている。 参戦作品・登場キャラ一覧 + 非戦闘ユニットのみの作品も含む。太字は本作で初登場。敵は除く。 カプコン作品 ストリートファイターシリーズ ペアユニット リュウ ケン・マスターズ 春麗(シャオユウとのペア) ソロユニット イングリッド バイオハザード リベレーションズ ペアユニット クリス・レッドフィールド ジル・バレンタイン バイオハザード6 ソロユニット レオン・S・ケネディ 非戦闘キャラ エイダ・ウォン ヴァンパイアシリーズ ペアユニット デミトリ・マキシモフ モリガン・アーンスランド ソロユニット フェリシア ロックマンXシリーズ ペアユニット エックス ゼロ デビルメイクライシリーズ ダンテ バージル ストライダー飛竜シリーズ 飛竜(秀真とのペア) 逆転裁判シリーズ ソロユニット 成歩堂龍一 綾里真宵 非戦闘キャラ 御剣怜侍 キャプテンコマンドー ソロユニット キャプテンコマンドー スターグラディエイターシリーズ ジューン・リン・ミリアム ロストワールド ショップ店員 シルフィー セガ作品 サクラ大戦シリーズ ペアユニット 大神一郎(エリカとのペア) エリカ・フォンティーヌ(大神とのペア) 真宮寺さくら(ジェミニとのペア) ジェミニ・サンライズ(さくらとのペア) バーチャファイターシリーズ 結城晶 影丸 ソロユニット パイ・チェン 龍が如く OF THE END ペアユニット 桐生一馬 真島吾朗 エンド オブ エタニティ ゼファー ヴァシュロン ソロユニット リーンベル 非戦闘キャラ ガリジャーノン Shinobi ペアユニット 秀真(飛竜とのペア) スペースチャンネル5 ソロユニット うらら ベア・ナックルシリーズ アクセル・ストーン Kunoichi -忍- 緋花 シェンムーシリーズ 芭月涼 せがた三四郎 せがた三四郎 バンダイナムコ作品 鉄拳シリーズ ペアユニット 風間仁 三島一八 リン・シャオユウ(春麗とのペア) ソロユニット 三島平八 .hack ペアユニット カイト(ハセヲとのペア) 非戦闘キャラ アウラ .hack/G.U. ペアユニット ハセヲ(カイトとのペア) テイルズ オブ ヴェスペリア ユーリ・ローウェル フレン・シーフォ ソロユニット エステル GOD EATER 2 ペアユニット シエル・アランソン 香月ナナ ソロユニット アリサ・イリーチニナ・アミエーラ NAMCOxCAPCOM ペアユニット 有栖零児 小牟 ゼノサーガ エピソードIII ツァラトゥストラはかく語りき KOS-MOS(フィオルンとのペア) ワルキューレの冒険シリーズ ソロユニット ワルキューレ ソウルキャリバーV ナツ サモンナイト3 アティ オーダイン ショップ店員 みゆき 妖怪道中記 非戦闘キャラ たろすけ 乙姫 本作オリジナル 裏嶋千鶴 任天堂作品 ファイアーエムブレム 覚醒 ペアユニット クロム ルキナ 非戦闘キャラ チキ ゼノブレイド ペアユニット フィオルン(KOS-MOSとのペア) システム ターン制への変更 前作は各キャラの素早さに依存し、敵味方入り混じって素早いキャラから順に行動する形式だったが、本作は味方と敵のターンで区切る形式に変更され、ターン内の行動順は好きなように選べる形になった。 戦闘システム 基本は前作同様、「ペアユニット」と呼ばれる2人1組のユニットに「ソロユニット」という1人ユニットを加入させる、3人1組形式。 技の構成も「方向+ボタン」(方向を押さないパターンも含め最大5種)はそのままだが、通常攻撃の使用可能回数が反撃時も含めて3回で固定されており、後述のミラージュキャンセル使用時を除けば一度に全ての攻撃を使う事が出来ない。 代わりに、その戦闘で未使用だった技は「チャージボーナス」として次回の戦闘で強化される。 クリティカルシステムや、コンボで溜める「クロスゲージ」システム、加入しているソロユニットを呼び出す「ソロアタック」、隣接している他のペアユニットを戦闘中に呼び出す「サポートアタック」は前作同様で、ペアとソロの攻撃が同時に当たると「クロスヒット」となるシステムもほぼそのまま引き継いでいる(*1)。 XPとSP 前作では必殺技や複数技はおろか、防御や反撃、スキルの使用も全て全体共有のXP(クロスポイント)1つで管理されていた。 本作では必殺技等の攻撃要素と完全防御は全体共有のXP、防御と反撃とスキル使用は個々のユニットが保有するSP(スキルポイント)を消費する形に変更された。 前作ではXPを100%からMAXの150%まで溜めるにはクロスヒットが必須条件だったが、本作では通常攻撃やソロアタック、サポートアタック単独で150%まで溜めることが可能となった。 SPは毎ターン開始時に一定量回復し、装備やスキルで最大値増加や消費量減少が可能。 クロスブレイク 本作の新システム。クロスヒット中に敵を吹き飛ばす一撃が当たると、クロスヒットが解除され敵が吹き飛ばされる。 敵が吹き飛ばされた際にペアユニットやソロユニットが攻撃中だった場合でも、それらの攻撃はキャンセルされることなく継続されるため無駄に終わってしまう。 その代わり、クロスヒットで敵を吹き飛ばす一撃はダメージ倍率が高めに設定されるため、総合的には敵により高いダメージを与えることが出来る。 ミラージュキャンセル 本作の新システム。戦闘中にXPを100%消費する事で現在の攻撃を中断し、攻撃回数が1回増える。さらにしばらくの間敵の動きがスローモーションになる。 敵の動きが緩やかになる事でクリティカルを狙いやすくなり、クロスヒットも合わせやすくなる。 技ごとに設定された特定のタイミングでキャンセルする事により、消費を半分に抑える事が可能。 キャラによってはミラージュキャンセルに必要なXPを減らすスキルを覚える。 方向性の概念 敵味方全てのユニットに方向性の概念が導入された。相手を正面から攻撃した場合は通常通りのダメージ倍率だが、横からの攻撃(サイドアタック)が1.5倍、背後からの攻撃(バックアタック)は2倍のダメージを与えることが出来る。 スキルや装備でこの倍率を更に高めることが可能。サイドアタックやバックアタックを無効にするスキルも存在する。 インターミッション ナムカプ同様にインターミッションで買い物ができるようになった。 武器・防具や消費アイテムを購入する事が出来る。 戦闘で入手したCP(カスタマイズポイント)を消費する事でキャラの育成を行えるようになった。 追加のオートスキル習得や、各技の強化を行う事が可能。 強化は技ごとに上昇する項目が決まっており、1段階強化するといくつかの項目がまとめて強化される。(攻撃力、状態異常発動率、クリティカルダメージ倍率、XP回復率) トレーニングモードでの相手役がナムカプ同様『鉄拳』の木人に変更。背景は『ストリートファイターIV』のトレーニングステージになった。 出撃数の制限 今回は出撃数に上限が設けられ、上限を超える味方ユニットがいる場合には選択式となった。 ただし、全味方ユニットが出撃するステージも数は少ないが存在する。 評価点 演出面 前作で非常に拘りを見せ好評だった各技の作り込みは更に深くなり、相変わらず原作ムービー・アニメ版・漫画版など様々な方面からネタを拾っている。 必殺技時やソロアタック時のカットインが更にパワーアップし、アニメ調のデフォルメが効いたダイナミックなアニメーションとなった。 なお、ほぼ全てのキャラが高速で躍動するため、前作のように女性キャラの胸や脚をじっくり見せるという路線は廃された。 新規キャラの技演出はどれも気合いが入っており原作ネタをふんだんに盛り込んでいる。 桐生&真島、クロム&ルキナの必殺技のフィニッシュ時のカットインは原作のパッケージ絵を完全再現しており特に評価が高い。 KOS-MOS&フィオルンの必殺技は2人で同時に斬撃を放つというものだが、黒地に赤で「X」を表示させるカットインが入る。参入メーカーの垣根をも越えたこの演出はゼノシリーズのファンを大いに驚かせた。 続投キャラは技の構成や必殺技が一新された。殆どのユニットの組み合わせが変わっているため既存のモーション組み合わせを変える事で目新しいものとなっている。 ペア2人+ソロ1人という形の参戦作品はソロ枠が変更されており、それにより前作では行われなかった戦闘前後のクロスオーバー会話が行われるようになった。 ナムカプでは1組のみ、前作ではなかった異なるメーカー同士の越境ペアが新たに三組用意された。いずれも共通するコンセプト同士の組み合わせであり違和感なく噛み合っている。 『エンドオブエタニティ』はペアユニットがゼファー&ヴァシュロンになった事で、前回とは別のOPムービーを必殺技で再現しており、3D表示が映える事もあって評価は高い。 仁&一八のライバル同士かつ親子ペアは必殺技や複数技で必ずどちらかを巻き添えにする(もちろんゲーム的なダメージはない)。 影丸の必殺技「雷龍飛翔脚」では勢い余って自分もリングアウトしてしまうというプレイヤーの匙加減まで再現している。 大神&エリカの必殺技は、今作では『サクラ大戦3』のOPムービーを再現しており、BGMもパートも実際のムービーで流れている部分に合わせている。 ソロユニットもカットイン時に大きくアニメーションするようになったため演出が強化されている。 成歩堂と真宵は原作では戦闘などできないのだが、今作ではモリガンが真宵の勾玉の力を増幅させたため「異議あり!」やサイコ・ロックなどで敵を物理的に攻撃するのが可能になったという設定。特に何の説明もなくそれらの動作で格闘していた『UMVC3』の完全再現を実現させた。 エステルは前作と同じくセイクリッドブレイムを使うが、まさかの色仕掛けコスチュームに変身する。眼福。 本人の攻撃だけでなくレトロゲームキャラも召喚して攻撃するソロユニットが3社分用意された。セガは前作に引き続きうらら。バンナムはワルキューレ、カプコンはキャプテンコマンドーが担当。 うららの召喚するレトロゲームキャラは『アレックスキッド』や『獣王記』に変更。ワルキューレの技にはワギャンや『ゼビウス』のソルバルウが参加する。キャプテンコマンドーの召喚は『エグゼドエグゼス』や『バトルサーキット』という渋いチョイス。 フェリシア、キャプテンコマンドーはカットインがナムカプ当時のものとほぼ同じポーズになっている。 限定版での原作BGM・主題歌の搭載 今までお祭り作品でも金額面の問題もあってなかなか行われてこなかった「原作BGM及び主題歌の搭載」が割高の限定版限定とはいえついに実装され、原作ファンを大いに沸かせた。 一曲ごとに通常BGMも選べるようになっているため、通常版と同様にする事も可能。 通常BGMも決して出来が悪いわけではない。エックスのテーマ(『X3』オープニングステージ)などは良アレンジの呼び声も高く、いい意味でどちらを設定するか迷うほど。 また、再生方式が前作の内蔵音源からストリーミング方式に変更され、楽曲は数々の有名なゲーム音楽作曲家によって大胆なアレンジが行われ、クオリティが劇的に向上している。 原作ゲームの主題歌やBGM、アニメ版の主題歌などファンのツボを抑えた曲目が揃っている。 『ストリートファイターシリーズ』からはJ-POP界における名曲となった「恋しさと せつなさと 心強さと」がついに原曲版で収録。後述のベガ戦が更に燃える仕様となっている。 『バーチャファイター』は特に人気の高いアニメ版後期の主題歌「愛がたりないぜ」が収録されており、サビから入る必殺技演出と相まって非常にテンションが上がる。 ナムカプ勢の戦闘BGM「すばらしき新世界」は唯一フルコーラスで収録されている。 更に、サプライズで『バーニングレンジャー』から主題歌「Burning Hearts~炎のANGEL~」が曲だけ参戦し、バーニングレンジャー本編を再現したマップまで用意されている。先導するのは原作のCMを担当したせがたであり、テンションが上がること必至。 マップの再現度 原作のステージ構成とギミックを忠実に再現しており、プレイ経験者にはニヤリとくる仕掛けが多い。空中戦艦バルログやえんえん砂漠の遺跡などナムカプのマップを再現したものも。 前作の『ゲイングランド』と同様に今作では『マーベルランド』がステージのみ参戦している。 シナリオ面 前作では色々と問題のあったシナリオだが、本作では色々な面で改善された。 版権を越えたキャラクターの掛け合いの魅力は本作もそのまま。 相変わらず声優ネタやメタネタから熱い会話まで満載。本作に登場しない作品や他会社のゲーム、別のクロスオーバーゲームを示唆するネタまで多岐に及ぶ。 主人公が零児達のためナムカプを彷彿とさせる話題が非常に多く、版権キャラたちも多くが共通している。飛竜やキャプテンなどのナムカプからの復帰組は当時の参戦メンバーと共に話題を語ることが多い。 変化球として、一八はナムカプで敵だったが今回は味方。更にナムカプで魔界に行方をくらました後から話が明確に繋がっており、ナムカプ時に黄金の種を強奪した事を散々ネタにされている。また、親子三代が勢ぞろいした事もあり、戦闘前の会話などで家族や親子についてのネタを振られることも多い。 ステージ内でもナムカプ終盤での空中戦艦バルログのイベントやリュウとケンの対決など、ファンにとっては感慨深い演出が多数用意されている。 また、10年間でネットに蔓延したナムカプ関連の小ネタについても拾っている。特に語りぐさとなっている『ファイナルファイト』の凱がコマンドーチームにしか見えない、という話題については、本当に凱がコマンドーチームに所属している事をキャプテンが告白し他の版権キャラも凱がコマンドーチームだと勘違いしていたという衝撃の事実が明らかになっている。ついでに武神流奥義スモークボムも同じくネタにされている。 せがた三四郎はネタキャラとしてとにかく突き抜けた存在となり本作を象徴するキャラとなった。 そもそも『せがた三四郎 真剣遊戯』という主演作品が存在するとはいえ元々はセガサターンのCMキャラクターとして生まれた存在であり、ゲームキャラではないという事で発売前から「誰も予想できなかった」と大きな話題を呼んだ。 今作ではその立ち位置の特殊性を存分に生かし、時代や世界観を超えて各セガ作品キャラと交流を持つという小牟以上のカオスキャラとして登場している。 セガサターン以降の他社ハードで発売された作品でも悉く網羅しており、セガキャラ達には「"堅気にしておくには惜しい男" と評される」「普段も帝劇で特訓に付き合ってもらっている」等、半ばそれぞれの作中キャラに近い扱いを受けている。 初登場時にはさくらといっしょに『サクラ大戦2』のCMをボイス付きでまさかの完全再現。更にバーチャファイターの面々に向かって「今こそセガハードに戻る時が来たんじゃないのか!」ときわどいメタ発言を叫ぶ始末である。 戦闘前会話においても原作ゲームをプレイヤー視点で語ったり、キャッチコピーを言ったりプロデューサーの名前を出してくるなどやりたい放題。肝心のソロアタックもCMでの数々の行動を組み合わせた技(分身、脳天瓦割り、『AZEL』のCM時のポーズなど)となっており大きなインパクトを残した。 さらに担当声優も藤岡弘、氏本人。17年の時を経て完全復活を遂げ、ファンを驚愕させた。 シナリオでの言動やスキルも含めると原作のCMのネタを全て網羅しており、その他にも藤岡氏自身にまつわるネタ(*2)まで拾っている。 原作がCMのため動画サイトで元ネタを確認しやすいのもあり、新規プレイ層にも広く認知された。 作中の描写を見る限り、登場人物はせがたの言動に戸惑ったり突っ込みを入れたりすることもあるが、悪い方向でネタキャラ扱いするようなことはせず、きちんと尊重して扱っている。前述のバーニングレンジャーやテイルズ、ファイアーエムブレムステージなどではここ一番の判断力を見せてくれたりと、いざという時にはしっかり頼れるキャラクターとして描かれている。 イングリッドは初出演作がお蔵入りになった知る人ぞ知る人気キャラであり、以前より「小牟とロリババア属性が被る」という理由で参戦が危惧されていたが、今作では初登場時に小牟から「ぬしとわしが出会えば対消滅する!」などと弄られたのに対し「ワシの方が一年早い!」とメタ発言で返す(*3)など、逆手にとったネタを披露した。戦闘会話でも小牟と意気投合する時が多く、キャラの類似性を肯定的に扱っている。 前作で大神との戦闘会話が叶わなかったエリカは今回大神と新たにペアを組むという形で会話が実現した。 よってさくらが大神とのペアを解体することになり、他のキャラ達を巻き込んで三人が修羅場に突入するというステージも登場した。 軸となるシナリオを分かりやすくした事で、前作のような全体がぼんやりとしたシナリオではなくなった。 『スパロボ』のように例えば森羅の新エージェントを主人公にして『ナムカプ』の主人公である有栖零児と小牟を準主人公に据えても良かったであろうが、あえてこの2人を(「別ゲー」とは言え)再び主人公にする事で今まで中途半端に伏線だけを残してあった2人のストーリーにしっかりと決着を付けた。 これまでの外部出演では主人公を食うほどに目立ち、「お前らが主人公をやれ」と散々言われていたが、今回は実際にそれを敢行し、上手くまとめている。 今までなし崩しで協力していた沙夜についても、はっきりと敵にした事で決着がついた。 続投キャラである零児達を主人公にした事で、ナムカプで共演済みであったキャラ達との交流も自然になった。 3人目の「森羅」の隊員である裏嶋千鶴(非戦闘員)や新たな「逢魔」の幹部であるシース(敵)の登場により、今まで全容が謎であった森羅・逢魔の設定に深みを持たせている。 時空を超えて各世界に突如現れた「金の鎖」の謎を解き、沙夜達「逢魔」の目的を防ぐのがメインストーリー。 鎖に関する謎も徐々にテンポ良く解かれていくので、シナリオも理解しやすい。 版権キャラに関しても前作と違い、大半はきっちり決着をつけられるようになった。 前作同様に物語終了後でかつ、前作で倒してしまった敵もいるが、今作は「敵の復活」がシナリオに大きく組み込まれており、前作のような「決着は原作で」という形が少なくなった。このため今作のボス勢はベガやパイロン、シグマといったラスボス級のキャラも多く登場している。 特にベガと決着を付けるシナリオは劇場版『ストII』を再現したものであり、劇場版を忠実に再現した専用のボイスと技演出がありファン感涙の出来となっている。 また、途中のイベントにも『ストZERO3』および『ナムカプ』を意識した流れが組み込まれている。 沙夜と同様に、前作で協力関係にあり決着がなあなあで済まされたジュリとT-elosは今回最後まで敵のままとなっている。 前作で目立った敵のいなかった『TOV』『スペースチャンネル5』からも印象的なボスが登場している。 とはいえ、決着の付かない敵がいないわけではないし、相変わらず問題にもなっているが(詳しくは後述)。 同じシリーズ内の時代の違うキャラのコラボも多数行われている。 『REVELATIONS』のクリス・ジルと『6』のレオン、初代のダンテと『3』のバージル、『Shinobi』の秀真と『Kunoichi-忍-』の緋花、『.hack//』のカイトと『.hack//G.U.』のハセヲが該当。 特にバージルは、その正体が自分自身と深く関わりのある敵・ネロ・アンジェロとも共演している。 『ナムカプ』や『PXZ』時とは参戦作品が変わったことでその前後の差もネタにされている。 分かりやすいのがアリサ。前作では無印準拠だったが今回は3年後の舞台である『2』からの参戦のため見た目が大きく変化しておりよく弄られる。 各世界を転々とするのは変わらずだが、前作の問題を改善している。 意図しない形で飛ばされる形式が減り、自発的に目的地を設定した上でその足掛かりとして繋がってしまった世界を進んでいく形になったので、ナムカプ本編や前作のようにひたすら振り回されて右往左往しているといった印象は薄くなった。 シナリオ間の会話シーンも増えボリュームがナムカプ並に。 移動手段にオリジナルの戦闘車両“龍亀壱號”を用意したため、前作同様にひたすら移動するのは変わらないが、移動中の交流シーンがきっちり描かれるようになった。龍亀壱號には宿泊施設やゲーセンなども含まれている設定であり、やや特殊だがキャラ同士の休養描写も見られるようになった。 具体的なゲームコーナーに置かれているゲーム名は作中では語られていないが、これは実は4社以外のゲームも置かれているからであるとのこと。 2周目以降のとあるシナリオでは女性キャラたちによる温泉シーンまである。 原作では肌を晒したことがない女性キャラですら、この温泉シーンでは例外ではない。更に、ゲーム本編では対応していない3DSのマイク機能やジャイロ機能がここでのみ無駄に活用されている。色んな意味で一見の価値あり。 非戦闘キャラも多数登場。 前作ではたった2人しかしなかった非戦闘キャラだが、転々とする各世界の非戦闘キャラが多数登場しており、戦えない(戦わない)キャラとの交流も描かれている。 しっかりボイスも収録。中でも『エンドオブエタニティ』のガリジャーノンは「なんじゃこりゃあ…」をフルボイスで完全再現…どころか、リーンベルの人選により原作よりパワーアップしている。なおネタだけではなくまともな部分にもボイスがしっかりと存在する。 システム面 ターン制への変更 敵味方がまとめて行動する形になった事で、戦闘にメリハリがつき、緊張感も上がった。 前作では敵味方入り乱れて行動する割には味方側の回復手段なども豊富にあったため、戦闘不能に陥る事も少なく緊張感もなかったが、敵ターンとしてまとめて行動してくるために、下手にユニットを単独行動させると集中攻撃に遭いあっさり戦闘不能になる事も多くなった。 味方側でまとめて行動できるようになった事で、サポートアタックも行いやすくなった。 前作まではユニットの攻撃が行動順に大きく左右されていたが、これにより行動、攻撃の自由度が高くなった。 通常技の使用回数を減らすことで、単調さを改善 チャージボーナスによって今使わなくても良い便利な技は次の戦闘に取っておくといった選択も考慮に入るため、「毎度毎度同じ技を使うだけ」といった前作の問題はある程度解消された。 どうしても使いやすい技はあるので、毎回使ってしまう技もあるが、前回に比べて単調さはかなり少なくなっている。 ユニット行動の利便さの改善 全体共有のXPと個々のユニットが保有するSPの2つのポイントにユニット行動の消費が分割されたため、それぞれの行動が前作より選択しやすくなった。 XP100%を消費する必殺技で敵を倒すとSPは初期値のMAXである100回復する。XPは技強化やSPを消費しないオートスキルで回復率を上げることが可能で、後半になればなるほど1回の戦闘でXP0%からMAXの150%まで溜めることが容易となる。積極的にSPを消費してスキルを使い、消費したSPを必殺技でどんどん回復できるゲームバランスとなっている。 反撃にはSP50を消費するが、前作とは違い反撃時も攻撃回数は3回で固定されているので、スキルと同様の運用による積極的な反撃で敵を蹴散らすことが可能。 複数技が強化されナムカプや前作と比べ実用化できるレベルに マップ中でも弱い雑魚ならまとめて一掃できるレベルであり、ボスへの削り手段としても有効。 サイドアタックとバックアタックの効果も乗るため、上手い位置を取れれば一気に敵を殲滅も可能。 前述の通りターン形式になった事で、XP回復の手間はあれど複数攻撃を連続使用しての殲滅といった事も可能になった。 方向性の概念による戦略性の向上 前述のサイドアタックとバックアタックの存在によりユニットの配置1つで簡単に倍近いダメージを与えることが出来るため、位置取りが非常に重要な要素となった。 これは敵から攻撃された時も同じことで、条件が揃えば敵ユニットの背後からの通常攻撃1発で味方ユニットが沈んでしまう可能性もある。 そのため、ユニット行動終了時に絶対に背後から攻撃されない位置にユニットを配置したり、どうしても落とされたくないユニットにはサイドアタックやバックアタック無効のスキルをかけておくといった戦略性が生まれた。前作では移動力が制限されるため鬱陶しい存在だった「ZOC」も、相手に横や背後を取らせないための要素の1つとして存在意義を増した。 全体的な味方側の攻撃力の上昇 通常技の使用回数が減ったことと、ネット上で確認出来る本作のスクリーンショットで敵のHPが前作の終盤のボス以上の値を示していることに、「前作以上に敵が硬くて面倒なのでは」と不安を覚える人も多いかもしれないが、本作では敵のHP以上に味方側の攻撃力が上昇している。 具体的なダメージ計算が前作とどう変わったのかは不明だが、終盤の必殺技持ちのHP10万代のボスですら攻撃力を底上げすれば1回の戦闘で倒し切ることは十二分に可能となっている。 前作では序盤を除いて単独攻撃としては役に立たなかったソロユニットのソロアタックも、技強化が出来るようになった他にペアユニットの攻撃力が反映されるようになったため、ダメージソースとして運用できるようになった。 ソロアタック1発で雑魚を倒し切ることも可能。 そして本作では、クリティカル、装備、技強化、スキル、クロスブレイク、ミラージュキャンセル、サイドアタックとバックアタック、状態異常、ソロアタックやサポートアタック等、攻撃力を底上げする手段が豊富に用意されているので、攻撃力不足で悩まされるといった状況は殆どない。 出撃数を絞った事による手間の削減 出撃数が制限されたことにより必然的に1つのステージに登場する敵ユニットの数も減少。前述のターン制の変更等も相まってゲームのテンポが劇的に向上している。 キャラ育成要素 レベルについては前作同様あまり差をつけられないが、一方で技の強化などの面ではキャラ育成によるプレイヤーの好みの反映を行いやすくなった。 装備のないソロユニットもソロアタックの強化やスキルの習得・選択等が可能で、前作のようにいるだけのキャラではなくなった。 2周目以降のやりこみ要素の追加 キャラ育成に関しては1周ではほぼ強化しきれないため、最強にまで育てるには周回での育成が必要になっている。 2周目以降には「チャレンジステージ」が解禁され、クリアする事で各キャラの最強武具が手に入るようになっている。 チャレンジステージは装備品以外のアイテム持込み不可。回復はステージ中に手に入るアイテムやスキルで対応する。 一定ターンで敵が強化されるステージや出撃数が1つに制限されたステージ、全ての敵が本編中のボスのみで構成されたステージ等、どのステージも特殊なシチュエーションが用意され本編とは違った難しさがあり、非常に遊び応えがある。 ストーリーも前作にあった2周目以降強制ハードモードはなくなり、1周目と同じ難易度で遊べる。もちろん、ハードモードにあたる敵レベルが増加した「アドバンス」モードも選択可能になる。途中で切り替えることも可能。 ミラージュキャンセルの回数制限が無くなり、XP消費減少やXP上昇率増加のスキルと組み合わせると強力なコンボが叩き込むことが可能になる。 なおDLCを購入すると、1周目から「アドバンス」モードと同等の難易度で、スキル枠追加に加え獲得資金とCPがアップした「SPアドバンス」モードが選択可能。 賛否両論点 シナリオ面 ネタ要素が強め 相変わらず本作のプロデューサーである森住惣一郎氏の作風が色濃く出ており、クロスオーバーが全体的にネタ要素に偏っている。シリアスシーンにもギャグ的な解決策が盛り込まれていたりと、全体的にギャグ要素が強めになっている。 クロスオーバーを楽しめるか、真面目にやれと思うかは人によって意見は分かれる。 前作でリストラとなった作品の基準が不明 本作は世界観やシナリオ重点に置いた理由からマイナー作品や世界観に合わない作品(キャラクター)は外された。 元々前作でマイナー作品が比較的多めと問題視する声もあったため、『ゆめりあ』『ダイナマイト刑事』『サイバーボッツ』等の不参戦は仕方ないと言える。 だがマイナーでもない作品、人気キャラクターであった『GOD EATER』シリーズのソーマと雨宮リンドウ。人気タッグだった『DEAD RISING』シリーズのフランク・ウェストと『ヴァンパイア』シリーズのレイレイも外された。 常連だった『ロックマンDASH』のトロン・ボーンとコブンやクロスオーバー作品の常連『ジャスティス学園』の一文字伐も何故か外された点にも不満が多い。 理由は言及されていないが各シリーズの最新作が未発売か打ち切り、当時のシリーズ作品で主人公を務めていなかったなど出しにくかったのでは?という考察されている。レイレイはおそらくフェリシアの交代(*4)でソーマと雨宮リンドウはアリサと同期のシエルとナナに交代したと思われる。 ナムカプをやっていないとついていけない 評価点の裏返しである。前作でも言われていた部分だが、今回はより割り切ってナムカプの完全な続編となっており前作から引き継いだオリジナル要素は極僅かである。前述したネタの数々も完全にナムカプをプレイしてクリアした層に向けられている。 特に「PXZ2」を銘打っているのにもかかわらず前作『PXZ』の主人公がリストラされて(詳しくは後述)、前作ではいち参戦作品扱いだったナムカプの主人公が居座るというのは、PXZから始めた層にとっては複雑な部分ではあるだろう。 ナムカプやPXZで存在した敵から味方になるキャラがいない PXZではこれが原因で敵との決着がつかない事が多発したので、なくした事で敵との決着はしっかりつけられるようになったが、やはり敵との共闘というのもお祭りゲーで期待される要素だけに一切ないのも寂しい。 一応、ナムカプ時代に敵側だった一八がある意味ではこのパターンに入るが、今作では完全な味方陣営であり、シナリオ冒頭で加入して以降、敵にまわることはない。 キャラとしての加入でなければ、複数必殺技として使えるようになるスケィスはいる。 前作と比較した場合の技の拾い性能 前作と比べてみると、全体的に敵を拾いにくい技が増えている。前作と同じ感覚で技を出すと敵を落としてしまいがちになるため、前作経験者ほどその感覚の違いに戸惑う事になる。 問題点 シナリオ面 いくつか決着のつかない敵キャラと残った謎 前作でもあった問題だが、「シナリオ途中で転移して来た」タイプの作品は今回も決着は元の世界に持ち越している。 加えて、「現時点より後の原作で敵の正体の謎が判明する」敵に関しては、何となく正体を匂わせる程度には答えが出るものの、明確な答えは出さないままにフェードアウトする。 原作のネタバレ防止の面もあるのだろうが、どうにもモヤモヤとしたまま終わってしまう。 原作設定との齟齬 クロスオーバーゲームでは避けられない面もあるが、一部の原作設定との食い違いはファンからすると違和感を覚える。 アティの抜剣覚醒は、『果てしなき蒼』になるまでは原作では使用する度にカルマ値が蓄積されバッドエンドに分岐してしまうという曰く付きの技だが、今作ではソロアタックの度に覚醒し、シナリオ上や戦闘前会話でも持ち芸のひとつのような軽い扱いで覚醒している時がある。 前作同様『TOV』は原作ではED後には消滅しているはずの『魔導器(ブラスティア)』を当然のように使用している。『魔導器』の話題が一切出ないならばまだしも、シナリオでもそれなりに話題に上がるため余計にわからない事に(*5)。 本作のシナリオ中の台詞でユーリ達が原作のラスボスであるデュークと和解していることが分かるが、原作でのデュークとの和解は『魔導器』の消滅が絶対条件である。デュークとの対立の原因でもある「"魔導器" が持つ問題」を解決する新理論は『TOV』作中で完成しており、EDではそれを用いた新しい道具の開発研究をしていることになっているので、それが実用化された上で「新型の "魔導器"」と呼んでいるのであれば一応の説明はつくが、なのであればせめて一言されるべきそういう説明は本作中一切されない。 スマートフォン用ゲーム『テイルズ オブ アスタリア』で登場する『魔導器』はこの新技術らしき設定が盛り込まれているが、原作と本作で完結しない考察をプレイヤーに求めるのは流石に酷であろう。 ダンテは時期的に「初代のmission4の途中から参戦」という形になっているのだが、使用する剣が初代で登場したフォースエッジやアラストルではなく初代では登場しないリベリオンになっている(*6)。また、キャプテンコマンドーとの掛け合い会話でダンテは「イフリート(籠手)を持ってこればよかった」と発言しているが、原作の時系列ではまだイフリートを入手していない(*7)。 ジェミニは髑髏坊と面識があることになっているが、原作では二人の間に面識はない。森住氏は髑髏坊について、『サクラ大戦V』をプレイして絶対に出さなきゃダメだと思ったと本作発売前のファミ通インタビューで公言しており、原作との辻褄合わせよりも作品としての完成度を優先した故の改変と思われる。 これらの原作とは辻褄が合わない設定に対して、成歩堂のように独自の補完設定もない。 戦闘中のペアユニット同士、ソロユニット同士の掛け合いがないのは相変わらず 日常会話シーンでの交流が前作よりも増えた他、前作から続投したキャラは組み合わせが変わっているのが大半なので、前作ではなかった掛け合いがあったりはするのだが。 前作の掛け合いでうららがやたら他人の地雷を踏む事を批判されていたが、本作ではエステルがやたらと地雷を踏む。うらら同様エステルも原作ではそんなキャラではない。 一部作品の扱い 特に顕著なのは『スターグラディエイター』で、作中屈指の人気キャラであるジューンが参戦しているが、本来の主人公であるハヤトはまさかの敵としてのみの登場である。 原作でも登場した裏キャラ・ブラックハヤトとしての登場であり、ハヤトの精神はほぼ飲み込まれた状態である。最終的に救助には成功するものの、そのまま戦闘に参加する事はなく終わってしまう。復帰して仲間になるのを期待していた原作ファンも多かった。 開発陣のコメントによると「中華服枠としてジューンを参加させる」というのがまず念頭にあったらしい。そのために関係のある敵キャラを出そうとしたのがこの結果だろう。とはいえ原作の音沙汰が無いため貴重な再登場の機会だっただけに余計に残念である。 『バーチャファイター』の敵キャラとしてデュラルが出てくるのだが、ベガに使役された状態でコピーのV-デュラルが出てくるばかりで、オリジナルデュラルに関してはベガ撃破後にふらっと出てきて何となく倒すだけという拍子抜けな最終決戦になってしまっている。 ただし、そのステージのデュラルは『鉄拳TAG』のアンノウンと組んで立ち向かってくるのだが、その際の構図が「息子VS母親×2ユニット」(人によっては3ユニット全部と考えている人も)というクロスオーバーならではのシチュエーションとなっている。 前述の通り、シリーズ内でも時代の違う作品がコラボされているが、その結果、敵や軸となるストーリーはどちらかに偏ってしまっている。 中でも『Shinobi』と『Kunoichi-忍-』に関しては、両作ともに初参戦ながら完全に『Kunoichi-忍-』に寄ったシナリオになっており、『Shinobi』の再現要素は殆ど存在しない。この2作品だけで言えば、『Kunoichi-忍-』の世界に迷い込んだ原作開始前の時系列の秀真といった状態で、シナリオ上の存在感が非常に薄い。ストーリー上では秀真の武器である悪食が完全に覚醒する前のため、実質的に原作の実力の半分も出していないことになる。 そのためか本作の秀真は原作では使用していない他の忍シリーズ(『ザ・スーパー忍』や『シャドウダンサー』等)の技を使用する。これに関しては開発スタッフの許可を得ている。 ただし『Shinobi』の原作は首都が壊滅するところから物語が始まり、一刻の猶予もない状況を描いているため、無理に組み込めなかったものとも思われる。 前作同様、『サモンナイト3』『龍が如く』『SCV』など、原作でのボスクラスの敵がいない一部の作品はどうしても空気になりがちである。 これらの作品に関しては登場キャラの濃さで目立っており、他の作品のボスとの因縁が用意されていたり原作のステージが再現されていたりするので一概に不遇とはいえないが、『SCV』のナツは設定こそ『ナムカプ』で登場したタキの後継者という続編らしいものになっているが、実際は因縁のあるボスもステージもなくシナリオ上で目立った活躍もない、と扱いが一歩劣る(性格のためか会話では目立つが)。 逆に『サクラ大戦』シリーズは味方4人全員がペアユニットという唯一の作品(*8)であり、同じく前作でも『サクラ大戦』のみの特権だったため優遇されていると感じるプレイヤーもいた。 これはサクラ大戦の参戦条件にヒロイン3人を同格に扱うというものがあり、そのためそのうち1人をソロユニットに降格できないのが原因と言われている。 ショップ店員キャラの改変 作中、様々な場面で空気を読まずに店ごと登場するシルフィーとみゆきだが、原作とは異なり「お客様は平等」というスタンスの元に行動しており、敵の増援を呼び込んだり(結果的にとはいえ)敵側に戦力を提供したり味方の情報を漏らしたりといった、はた迷惑なキャラになってしまっている。シルフィ―が敵に利用された際に、味方に対して「(償いとして)情報を売ります!」と叫ぶ始末(*9)。 シルフィーはナムカプの参戦時から守銭奴キャラとして描かれていたが、それでもあくまでプレイアブルとして明確に味方側についていたため、今回中立の立場に終始し、戦闘に参加しないことに余計に不満が出ることとなった。これについては劇中キャラたちもハッキリ言及している。 キャラ描写面においては腹黒さが強調されている嫌いがあり、「今の内に恩を売っておけば……」などとのたまいつつ顔に影の差した腹黒い笑顔を見せたりと、ナムカプ本編では見せなかった表情や言動がやたら多い。守銭奴設定はナムカプ時代からとはいえ、そちらを経験済みのプレイヤーからすれば態度が豹変しすぎに見えてしまう。『ナムカプ』でも緊急時に重要な情報を売ろうとしてとがめられた際、沈黙した挙句に嘘を教えてごまかそうとするなど黒い面をそこはかとなく見せはしたものの、ここまでではなく、いざという時には危機を知らせに駆けつけるなど積極的に助力して頼れる一面も見せてくれていたのだが。 また中盤に味方にその度を越した中立っぷりを責められた際に誠意として、原作からおなじみのあの服が販売されるが、原作やナムカプ同様物凄く高く1周目の解禁時期に購入はほぼ不可能。買えないほど高い服の販売を誠意として掲示されたところでどれだけのプレイヤーが納得できたのか…。 同じくナムカプでプレイアブルだったたろすけも今回戦わないが、こちらはキャラの改悪がなされない役回りであり、批判は少ない。 みゆきについては参戦当たって初めて詳細なキャラの掘り下げがなされたレゲーキャラだが、『納得のいかない対応をすると無表情で両目を見開き恐喝まがいの態度で売り込みをしてくる裏表のある性格』という、ある意味シルフィーよりも反感を買いやすいようなキャラにされている。 実は、原作でショップに出入りする際に、何も買い物せずに帰ると『「ありがとうございました」の一言を言わず無言で見送る』という形になるのだが、その点がプレイヤー間でネタにされ「実は意外と裏表がある性格」などとも言われていた他、当時のゲーム雑誌でもこのような演出をキャラの腹黒さと捉えてネタにした文章が書かれたこともあったりした。恐らくはそこをネタとして強調した描写と思われるため一概に改悪とは言い切れないが、初参戦にしてはクセの強すぎるキャラメイクと言わざるを得ない。ヒロイン以上に人気のあるキャラだったけに尚のことである。 両者ともに、森住氏が頻繁に描く「悪徳商人キャラ」の癖が強く出てしまっている。 その他、シナリオの問題点 一部の「死んだ自分の目上のボス」を復活させるという目的を持っている原作での中ボスにあたるキャラがほぼ全員その目的を達成させずに死んでいくため、シナリオで見れば「味方で頑張って阻止した」ように見えないこともないが、不完全燃焼な対決で終わってしまう。 とはいえ、そのうちの一人、原作ラストで和解している『サクラ大戦V』の信長は復活しない方が自然ではある。 エイダは序盤であるレオンの登場回で同時に登場するが、その登場回の途中で特に何かをするわけでもなく抜けて行った後、エピローグまで登場しない。 終盤の会話シーンにてレオンに対して通信で情報を与えるという形で出番があるものの、仲間の口を通じて通信があったことが間接的に言及されるだけで顔見せもセリフもない。 『逆転裁判』がメインになるあるシナリオでは成歩堂と御剣が実際に法廷に立ち、原作さながらの法廷バトルが開始される…と思われたところで問題が解決してしまい、結局裁判をやらないまま終わってしまう。 賛否にもある通り、ギャグ的クロスオーバーによる解決と、あくまでSRPGなので法廷バトルを長々やるのは避けたのかもしれないが発売前のPVでは裁判直前のシーンが使われており、裁判を期待した逆転裁判ファンからすれば肩透かしになってしまった。 同じ回に登場するNPCの乙姫やたろすけと比較しても、御剣のストーリー中の台詞量はエイダ同様に極端に少ない。クロスペディアには本編で使われていない御剣の立ち絵がいくつか存在する。 未登場キャラの名前を出さない事で少々不自然になっている箇所も多い。 パーティが分断された際に、その場に存在しないキャラクターが喋る事もある。 前作主人公の扱い 前作のオリジナルキャラであり主人公の天斎小吾郎と黄龍寺美依は、今回その後の動向や零児達に協力している事が他キャラから語られるだけで、物語上では姿を見せない。 前作で主人公としての魅力や存在感が薄いと散々に批判されてはいたが、PXZの続編である今作に前作の主人公が参加しないというのはやはり寂しいものがある。再登場して前作の不評を払拭する活躍を望む声もあった。 ネタ方面でもジューンが声優ネタとして美依の口癖を真似するシーンがある程度である。今作では忍者キャラが複数名参戦しており家庭教師であるアティも登場しているので、同じ特徴を持つ小吾郎は前作以上に格好の話の種になっただろうに…。 「金の鎖」というキーワードで巧みにシナリオを引っ張っていく構成は評価されている一方、「ナムカプ本編の展開をなぞっているだけで新鮮味がない」「シナリオ途中でラスボスが予想できた」「やはり単調さが否めない」といった意見も少なからず聞かれる。 上述のように、ナムカプ本編や前作と異なってしっかり物語の展開にメリハリがつけられているし、シナリオ展開が似通るのはシリーズものである以上は仕方ないことではあるが。この辺り、肯定的に受け止められるかどうかはプレイヤー次第だろう。 また、事態の解決にナムカプを意識した展開が多いことについても好意的な意見がある反面「二番煎じ的」という声もある。 演出面 演技の変化 イングリッドは原作と同じ城雅子氏が演じているが、10年以上経ってからの収録のためか演技指導のミスなのか演技が大きく変化しており、声優が変わったと勘違いされることが多くあった。 原作では普通の少女のようなトーンだったが、今回はお婆ちゃんのような声質に変わっている。 システム面 マップの見にくさは相変わらず 前作同様、余り大きく視点を動かせないので、建物の影などは相変わらず非常に確認しづらい。 特にロックマンXステージなどはマップ上でダメージを受ける仕掛けが多く存在するにも拘らずかなり見づらい。 やはりアイテムが余る 所持上限と別にマップに持ち込み可能な上限が設定されたが、それでも十分すぎるくらい持ち込めるので、体力回復の点で言えばアイテムによる回復で十分賄える。 新システムのミラージュキャンセルがほぼ死に要素 まず基本の消費であるXP100%が重すぎる。同じXP100%消費であれば、必殺技を使った方が手っ取り早いし、遅くせずともクリティカルが安定するのであれば、ダメージ面でも必殺技が勝る。 次にキャンセルポイントの猶予時間がかなり短い(*10)ため、安定させるためには練習が必要。共通の目印があるわけでもないので、各キャラの技ごとにタイミングを覚えなければいけないのもつらい。 これらの理由で、使用回数に制限のある1周目ではまず出番はない。 2周目以降は1戦闘中の使用回数制限がなくなるため、技ごとのキャンセルポイントを覚え、XP消費量を減らすスキルを併用する事で1戦闘中に何度もミラージュキャンセルを行う事も可能になるが、それでも入念な事前準備が必要な事とキャンセルの難しさもあってハイリスクハイリターン。 結局、使わなくてもクリアに支障がないため、使われないままになってしまう事が多い。 技の強化が結局使い勝手の格差を広げがち ダメージよりも状態異常を優先させる必要が出てくるのがクリア後のチャレンジステージくらいなので、技の強化も攻撃力優先で使用頻度の高い技の強化に偏りがちになる。 結果として、使いづらい技は強化されず余計使われないままになってしまう。チャージボーナスがあるので、他の技の温存のために使う場面がなくもないが、逆に言えばその程度の出番しかない。 状態異常としても反撃を封じられる崩しと、その効果に加えて攻撃されるまでは3ターン動けなくなる気絶が非常に強力。 味方の火力がかなり高くなっている事もあり、DLCのSPアドバンスモードのほうが1周目から状態異常を駆使したりと試行錯誤できてやりがいがあるという意見も。 クロスブレイクが使いづらい クロスブレイクによる威力上昇やクロスブレイク時に発動するスキル等の恩恵はあるものの、それ以上にクロス中の攻撃を空振りさせる原因になってしまう事の方が多い。 トレーニングモードで敵と背景が選択できない 凝ったものが多いだけに残念とする声が強い。 バックログ機能がない シナリオが面白いだけに、読み逃すとステージの最初からやり直さなければならないのは不便。 セーブデータスロットの減少 前作ではセーブデータのスロット数が15だったが、本作では8とおよそ半分にまで減少している。RPGとしては十分だが、シナリオが面白いだけに、大量にセーブデータを残しておきたい人にはきつい変更。 インターフェイスが今ひとつ使いにくい スキルを味方に使用する場合、使用されるユニットから一度切り替える必要がある。 ステージ開始時の出撃キャラ選択は、最初にキャラが強制的に配置され、その後ユニット編成を選んで出撃キャラを外して変更するが必要がある。選択も微妙にやりづらくテンポが悪い。 下画面の切り替えがやりにくく、文字も小さい。また、ユニット切り替えの反応も良くない。そのため、ステータスや発動している効果の確認がやりにくい。 特に戦闘中や編成でのステータスの確認は下画面のみであり、一般的なメニューから入れるステータス画面は存在しない。反応もよくないため、タッチペンを無理矢理使わされている感が否めない。 またショップではショップから出る時の台詞を飛ばす事ができず、ボイスが終わるまでショップから出る事ができない。 よく似たシステムのスーパーロボット大戦などと比べると、こなれていない部分が目立つ。 BGM関連 2周目以降のプレイではBGM設定が通常通りの「ノーマル」、ユニット行動毎にBGMが不規則に変化する「ランダム」、味方ターンのBGMがシステム設定で再生中のものに固定される「鑑賞中のBGMに固定」の3種類から選べるようになる。スパロボのようにユニット毎に自分の好きなBGMを設定することは不可能。 これだけなら前作とほぼ同じ仕様だが、前作ではステージ中でも行えたBGM設定が本作ではステージ前のインターミッションでしか行えない。1度「鑑賞中のBGMに固定」を選んだ場合、そのステージをクリアし終えるまでは味方ターンは同じBGMが延々と流れ続ける。 前作からクオリティが劇的に向上したことと前作で出来たことが出来なくなったと考えると、非常に残念な仕様としか言いようがない。 ちなみに、限定版であれば原作BGMと通常BGMの選択機能を利用して、ステージ中でもシステム設定画面内限定で任意でBGMを聞くことは出来る(本作出典のオリジナルBGMは選択機能に対応していないため不可能)。 チャレンジステージでは設定関係なしにBGM固定にされてしまう。 BGMデータが高圧縮され、音質が低下した。 恐らくは処理負荷の問題と思われるため仕方ない側面もあるが、一部の楽曲は限定版のサントラに収録されているものの限定版自体が一部の店舗でしか購入できず、本編で流れるすべての曲が収録されているわけではない。楽曲自体のクオリティは前作から大きく向上しているため、非常に惜しいところ。 バグ 戦闘終了時の立ち絵が表示される瞬間にソフトリセットするとフリーズする。トドメを刺すつもりが刺せなかった(もしくはその逆)のでリセット、というプレイスタイルのプレイヤーがこのバグによく引っかかった。 また、 KO演出をONにした状態でカイト&ハセヲの必殺技で敵を倒すと〆の一発がヒット数に換算されない というものがあり、コンボの繋ぎ方次第では「ヒット数が1足りない」という状態に陥ってしまう(*11)。 総評 シナリオ、システム面といくつか改善しきれていない問題も残っているが、前作の良さはそのままに前作の問題を改善した良質なクロスオーバーゲームに仕上がっている。 限定版のみではあるが、お祭りゲームとしては稀に見る原曲BGMの収録を達成しており、原曲そのままのBGMを背景に戦う事が出来るのは原作ファンにとって嬉しい限りである。 また、ナムコクロスカプコン本編から本作に明確に繋がる形で入った要素も多いため実質的にナムカプ2ともいえるゲームにもなっており、零児や小牟のファンにはぜひ手に取ってもらいたい一作である。 余談 限定版には特典として、『ワルキューレの冒険 時の鍵伝説 with シャオムゥ』のプロダクトコードが付属している。 PSの『ナムコアンソロジー2』に収録されていたアレンジ版『ワルキューレの冒険 時の鍵伝説』を元に、本作のヒロインである小牟をプレイヤーキャラクターとして追加したもの。3DS向けにインターフェイスの最適化も行われている。 プロダクトコードという性質上、新品を入手しなければ遊ぶことができない可能性が高い。限定版は限定生産な以上、今では新品を置いている店はまずなく、そもそも発売前の時点で予約枠が狭く予約購入でも少々難があったため今から遊ぶとなると新古業者などからプレミア価格での購入となってしまいがちなのが難点。 ニンテンドーeショップにて、全3話をプレイ可能な体験版が配信されていた。 前作の体験版は起動回数7回だったが、本作の体験版は30回まで起動可能。 周回プレイが可能で周回を重ねると敵ユニットが強化されていくが、それに応じて製品版で使用する装備と資金、CPが入手出来る仕様だった(特典が付くのは10周目クリアまで)。 今作が制作された経緯には前作の海外版が非常に好評であった事が大きく関係しており、今回の参戦作品は海外での人気を強く意識した選出がなされている。 ちなみに森住氏は前作で参戦していた『無限のフロンティア』のキャラによるクロスオーバーネタを考案していた模様。 3メーカーに加えて任天堂が参戦することは当初は伏せられており、東京ゲームショウ2015にて正式にメーカー参入と2作品の参戦が発表された。 『逆転裁判シリーズ』は前作の時点で参戦の予定があったが、同時期に『レイトン教授VS逆転裁判』が進行中であったため、参戦は本作まで見送られていた。 尤もどんな作品にしろ一般人が殴り合いに参戦する事をそんなに望むユーザーなんて居ないだろうが。 ショップ店員はセガ側のみキャラが存在しないが、企画段階では『サクラ大戦』のシー・カプリスが候補に挙がっていた。だが、バンナムとカプコンのショップ店員と違い、『サクラ大戦』はユニットとして既に参戦していたため、結局これは実現しなかった。 他には『ファンタジーゾーン』の風船を登場させる案もあったが、そもそも原作では風船は店員ではなくショップそのものであるため、流石に無理があったとの事。 『龍が如く』は本編でなく外伝・パラレル作品であるOTEの参戦だが、これについては『龍が如く』の本編シリーズが現実の時間(発売時期)と同時進行で密接に進むストーリーであり、本作発売当時は『5』と『6』の間の空白の期間であったため制作側が「本編シリーズを絡ませるとこちらの本筋に少なからず影響が出るかもしれないから」と進言したことによる措置である。後に発売された『6』では本作に繋がるような描写は当然存在しない。 本作で参戦作品から外れた『スーパーロボット大戦シリーズ』のゼンガーとハーケンだが、後に『スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ』に参戦。「新西暦の世界へと転移したため参戦できなかった」という理由が付けられ、限定版特典ブルーレイにて『PXZ』後日談にして『OGMD』前日談となるピクチャードラマ「ゼンガーの帰還」が収録されている。 ただし本作には参戦しておらず、SRPGの二大巨塔と言える『スパロボ』と『FE』の共演は惜しくも成らなかった。 前作と本作のプロデューサーの石谷浩二氏とディレクターの森住惣一郎氏は2017年3月末でモノリスソフトを退職、両名にとって本作が同社での最後の仕事となった。 同時に、『ナムカプ』『ムゲフロ』シリーズから続いてきた一連のストーリーが本作をもって完結する事が明かされた。 2017年6月29日をもって、本作のDL版と体験版、そしてDLCの配信が全て終了してしまった。そのため、現在新しくプレイしようとする場合は「SPアドバンスモード」の解放が出来なくなってしまっている。